網走の風景
北海道

網走

街歩き自然

流氷が来る町、と聞いて、最初はピンとこない。 でも実際に立ってみると、わかる。 オホーツク海の風は、本州とは別の惑星みたいに冷たくて、 その分、景色の解像度が異様に高い。 網走は「果て」じゃなくて、「始まり」の町だ。

Best Season 流氷を見るなら1月下旬〜2月。サンゴ草は9月下旬がピーク。夏は混雑が少なくてオホーツク海の透明度が高い。どの季節もそれぞれ別の網走がある。

網走のおすすめスポット

01

博物館網走監獄|塀の中に、時間が止まったままだ

入場料は1,100円。

広い、とは聞いていたけど、予想の2倍あった。

明治時代に建てられた建物が、そのまま残っている。

木の廊下を歩くと、ギシギシと音がする。

囚人たちが実際に使っていた房に入れる。

扉を閉めてみた。

5秒で出た。

展示は再現人形が多いんだけど、これがかなりリアルで正直怖い。

冬の北海道で道路工事をさせられていた歴史は、重くて、でも目を逸らせない。

観光地っぽくしようとしてるのに、本物の「重さ」が滲み出てくる場所。

半日いても飽きない。

売店の「監獄食」(税込780円)は、本当にそっけない飯で、それが妙においしかった。

■ 博物館網走監獄 住所:北海道網走市呼人1番地 料金:大人1,100円、高校生770円、小中学生550円 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動あり) 駐車場:あり(無料)
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02

砕氷船おーろら|氷を割る音は、思ったより静かだ

乗船できるのは冬限定、だいたい1月下旬〜3月中旬ごろ。

料金は大人3,300円。

出港は網走港から、所要約1時間。

出発直後は「ただの船旅」という感じ。

でも15分ほど進むと、白いものが見えてくる。

最初は遠くに薄く。

そのうち船の真下に流氷が来て、ゴリゴリと割れる。

音は轟音じゃなくて、低くて鈍い音。

デッキに出ると、顔が痛い。

体感温度がマイナス15度を超えてる感覚。

でも離れられない。

オホーツク海が、白と青のまだら模様になっている。

これを見るためだけに網走に来てもいい。

防寒は本気でやること。

カイロ、ネックウォーマー、手袋の二重装備は必須。

甘く見ると後悔する。

■ 砕氷船おーろら 発着:網走港(北海道網走市南3条東4丁目) 料金:大人3,300円、小学生1,650円 運航期間:1月下旬〜3月中旬ごろ(流氷状況により変動) 所要時間:約60分 予約:公式サイトまたは電話で要確認
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03

能取湖|秋になると、湖が赤く燃える

9月中旬〜10月上旬、能取湖の岸が真っ赤になる。

サンゴ草(アッケシソウ)群落のせいだ。

駐車場から歩いて5分もかからない。

無料で入れる。

なのに、視界に入った瞬間、足が止まった。

赤と青の境界線がくっきりしていて、

どっちかが嘘みたいに見える。

ここが北海道だということを、一瞬忘れる。

観光客は多いけど、湖畔は広いから圧迫感はない。

朝イチに来ると光の角度が良くて、写真が全然違う。

8時台がおすすめ。

冬の能取湖も別の顔がある。

全面結氷したワカサギ釣りのシーズン(1〜2月)は、

湖の上に小屋が並んで、異世界みたいな光景になる。

季節を変えてまた来たい場所のひとつになった。

■ 能取湖サンゴ草群落 住所:北海道網走市卯原内(卯原内地区湖畔) 料金:無料 見頃:9月中旬〜10月上旬 駐車場:あり(無料) アクセス:網走駅から車で約20分
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モデルコース

Day Trip 9:00 網走監獄→12:00 監獄食ランチ→13:30 能取湖→15:30 網走港周辺散策→17:00 解散。移動は車が必須。
1 Night 1日目:網走監獄→能取湖→市内泊。2日目:早朝に砕氷船おーろら乗船(冬季)→網走湖でワカサギ釣り体験→帰路。冬ならこの順番が動きやすい。
Travel Tips 網走は駅からの移動が不便。 レンタカーを借りるのが正解。 冬に来るなら4WD一択。 スタッドレスは当然として、ホワイトアウト対策で時間に余裕を持つこと。 宿は網走市内か隣の北見に取ると動きやすい。

網走への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間40分
水戸から 約3時間25分
前橋から 約3時間40分
高崎から 約3時間40分
名古屋から 約4時間5分
航空 女満別空港へ
移動 網走駅へ

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