定山渓の風景
北海道

定山渓

温泉自然秘境

札幌市内から車で40分。 そこにもう、別世界がある。 定山渓は、温泉と渓谷が同時に楽しめる場所だ。 紅葉の時期に訪れたとき、山が燃えるように赤かった。 湯煙が漂う温泉街の奥に、ダム湖がある。 近いのに、遠い。 そんな矛盾した感覚が、ここにはある。

Best Season 紅葉の9月下旬〜10月中旬がいちばんだ。 冬は雪景色と温泉の組み合わせが最高。 夏は豊平峡ダムの放流が見られる。 どの季節も理由がある場所だ。

定山渓のおすすめスポット

01

定山渓温泉街|湯けむりの奥に、静かな時間が流れている

温泉街に着いたのは夕方5時ごろだ。

空気がひんやりしていて、どこからか硫黄の匂いがした。

川沿いの遊歩道を歩いていると、足元から湯気が上がっている。

ここの泉質はナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉。

ぬるっとした感触が肌に残る、やわらかいお湯だ。

日帰り入浴ができる宿もある。

「章月グランドホテル」は900円で入れた。

夜、外に出ると静かだ。

札幌から40分とは思えないくらい、静かだ。

温泉街としての規模はそこまで大きくない。

でもそれが、いい。

人が多すぎず、自分のペースで歩ける。

川の音と、温泉の香りだけが漂っている。

■ 定山渓温泉街 住所:北海道札幌市南区定山渓温泉 日帰り入浴:各宿により異なる(600〜1,500円程度) 札幌市内から車約40分、バス(じょうてつバス)で約70分
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02

二見公園|誰も教えてくれなかった、渓谷の覗き込み方

温泉街から歩いて10分もかからない。

でも、知らずに通り過ぎる人も多い場所だ。

二見公園には、豊平川の渓谷を眺める展望ポイントがある。

「二見吊橋」は全長90メートル。

橋の上に立つと、足元に川が見える。

高さが結構あって、最初は少し怖かった。

でも慣れると、これがすごい景色だ。

秋に行ったとき、両岸の木が全部オレンジと赤だ。

川の色は青緑で、その対比が息をのむほどきれいだ。

公園自体は無料で入れる。

観光バスも止まらないような場所だ。

だからこそ、人が少ない。

自分だけで景色を独占できる時間があった。

定山渓に来たら、温泉だけじゃもったいない。

■ 二見公園 住所:北海道札幌市南区定山渓温泉西4丁目 入園料:無料 開園時間:通年(積雪期は一部通行不可の場合あり) 定山渓温泉街から徒歩約10分
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03

豊平峡ダム|奥地で待っていた、スケールが違う景色

定山渓温泉街からさらに奥へ、車で約15分。

そこにある豊平峡ダムは、想像より大きかった。

高さ102.5メートル。

ダムの上から見下ろしたとき、足がすくんだ。

観光放流の時期は6月〜10月。

放流される水の量は毎秒60トン。

音が体に響いた。

「でかい」とつぶやいた。

自然と声が出た。

ダムまでの道は、一般車両は乗り入れ禁止。

入口から電気バスに乗り換えて10分ほど。

片道320円だ。

この「乗り換えが必要」という手間が、なんとなく正解な気がした。

秘境感が増す。

秋は特にすごかった。

ダムを囲む山が紅葉で染まって、人工物と自然の組み合わせが異様に美しかった。

ここで1時間ぼーっとしている。

■ 豊平峡ダム 住所:北海道札幌市南区定山渓840 電気バス料金:大人320円(往復) 観光放流期間:6月中旬〜10月中旬(予定) 営業時間:8:00〜17:00(季節により変動) 定山渓温泉街から車で約15分
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モデルコース

Day Trip 10:00 豊平峡ダム → 12:30 二見公園・散策 → 14:00 定山渓温泉街ランチ → 15:30 日帰り温泉 → 17:00 札幌へ
1 Night 1日目:15:00 チェックイン・温泉 → 18:00 夕食(宿)→ 2日目:9:00 二見公園 → 10:30 豊平峡ダム → 12:30 温泉街でランチ → 14:00 札幌へ。朝の渓谷がとくに静かでよかった。
Travel Tips 電気バスは混雑することがある。 豊平峡ダムへは午前中の早めに動くのがいい。 定山渓の日帰り入浴は宿によって受付終了が早い場合がある。 15時より前に確認しておくと安心だ。 冬は道路が凍るので、レンタカーはスタッドレス必須。

定山渓への行き方

ICカード利用可
Access Time
札幌から 約1時間
obihiroから 約2時間
kushiroから 約2時間30分
kitamiから 約2時間30分
東京から 約6時間55分
鉄道 札幌駅へ
移動 定山渓へ

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