6月の富良野に降り立った瞬間、空の青さに息をのんだ。 東京では絶対に見られない色だ。 地平線まで続く花畑、冷たくて甘い空気、何もない丘の上で立ち尽くす自分。 「絶景」という言葉が陳腐に感じるほど、ここは本物だ。 冬は冬で、また別の顔を見せる。 それが富良野の底知れないところだ。
富良野のおすすめスポット
ファーム富田|紫の海に、言葉を失った
7月上旬、ラベンダーが満開だ。
入場料は無料。
それが信じられないくらいの景色が広がっている。
一面の紫色が、風でゆっくりと揺れる。
香りが鼻の奥にまとわりついて、ずっと離れない。
写真を撮っても撮っても、実物には追いつかない。
そういう場所だ。
園内は想像より広い。
ラベンダー畑だけじゃなく、ポピーや向日葵のエリアもある。
ソフトクリームはラベンダー味で1個350円。
濃い紫色で、見た目のインパクトがすごい。
食べながら丘の上に登ると、富良野盆地が一望できる。
観光客は多い。
特に10時〜15時はピーク。
朝8時に着いたら、まだ人が少なくて花の香りだけが漂っている。
早起きして損はない。
美瑛の丘|なだらかな丘が、永遠に続く錯覚
富良野から車で30分北上すると、美瑛に着く。
景色が、また変わった。
ファーム富田の「花の美しさ」じゃない。
もっと静かで、もっとぼんやりした美しさ。
小麦畑とジャガイモ畑が交互に広がって、
丘がうねるように続いていく。
ケンとメリーの木、マイルドセブンの丘、拓真館。
いわゆる「美瑛の定番スポット」を全部回っても半日かからない。
でも、どこかで車を停めて、ただ丘を眺めているほうが豊かだ。
夕方16時ごろ、光が横から差し込んでくる時間帯が特別だ。
畑の緑が金色に変わる瞬間があって、
カメラを持っていたけど、しばらく下ろせない。
レンタサイクルで回る旅人も多い。
1日1,500円前後。
ただし丘の起伏がきついので、電動アシスト推奨。
甘く見ると後悔する。
富良野スキー場|雪質が、明らかに違う
2月に再訪した。
同じ場所が、別の星みたいになっている。
富良野スキー場は標高1,000m超。
北海道の内陸にあるぶん、雪が軽い。
板が雪に入る感触が、本州のゲレンデとは全然違う。
「パウダースノー」という言葉の意味を、体で初めて理解した。
コースは初心者から上級者まで26本。
リフト1日券は大人5,200円(2024年シーズン実績)。
混雑のピークは1月末〜2月中旬の週末。
平日の午前中はコースがほぼ貸し切り状態だ。
ゴンドラ山頂駅から見える十勝岳連峰が圧巻だ。
快晴の日は遠く旭岳まで見える。
スキーを忘れて写真を撮り続けてしまった。
温泉は「フラヌイ温泉」へ。
スキー場から車で15分。
茶褐色のナトリウム泉で、筋肉痛がみるみる楽になった。
大人550円。
モデルコース
富良野への行き方
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