釧路空港から車で1時間ちょっと。 気づいたら、霧の中にいた。 阿寒湖は、そういう場所だ。 ただ湖があるだけじゃない。 アイヌの文化が生きていて、マリモがいて、硫黄の匂いがして。 冬に来ると、もっと深くなる。 凍てつく空気の中に、確かに温かいものがある。
阿寒湖のおすすめスポット
マリモ展示観察センター|湖の底で、丸くなって生きている
遊覧船に乗って向かう先、チュウルイ島に着いた。
所要時間は約85分のクルーズ。
料金は大人2,200円。
正直、「丸い藻でしょ」くらいに思っている。
センターに入って、ガラス越しに見た瞬間、違う感覚があった。
直径15センチ以上になるのに、100年以上かかるらしい。
動いてもいないのに、なんか、生きているのがわかる。
冬は遊覧船が運休になる時期もある。
行くなら5月〜10月がいい。
湖面が凍る前の秋は、空気が澄んでいて特によかった。
チュウルイ島への上陸は、このクルーズでしか行けない。
それだけで乗る価値がある。
阿寒湖アイヌコタン|夜の集落で、火が揺れている
温泉街の端にある。
歩いて行ける距離だけど、雰囲気はまったく別の場所だ。
36棟ほどの店が並ぶ木彫りの集落。
昼に来るより、夜がいい。
篝火が灯って、空気が変わる。
「イコロ」という劇場で、夜8時から「ロストカムイ」という演目をやっている。
料金は2,000円。
45分くらいの公演なのに、終わったあとしばらく動けない。
アイヌの踊りって、こんなに重みがあるんだと初めて知った。
昼間は木彫りの工房を見学できる。
実演しているおじさんがいて、話しかけたら色々教えてくれた。
お土産を「買う」というより、「選ぶ」感覚になる場所だ。
入場は無料。
演目は事前に確認してから行くこと。
双湖台|2つの湖が、ここで初めて見える
阿寒横断道路を走ると、突然現れる展望台。
道路沿いに車を止めて、階段を少し上るだけ。
5分もかからない。
でも、ここからじゃないと見えない景色がある。
パンケトーとペンケトー、2つの湖が重なって見える。
冬は路面が凍結する。
冬季は道路自体が閉鎖されることもあるので注意が必要だ。
行くなら、5月の残雪期か、10月の紅葉シーズンがよかった。
紅葉のピークは10月上旬。
オレンジと赤が湖面に映って、写真を撮る手が止まらない。
観光バスは止まらない時間帯もある。
レンタカーで行って、じっくり眺める方が絶対いい。
無料で入れて、混んでいない。
阿寒で一番「得した」気分になった場所だ。
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阿寒湖への行き方
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