海士町の風景
島根県

海士町

離島自然

フェリーに乗って、3時間。 島が見えてきたとき、なぜか胸が締め付けられた。 海士町は、島根県の沖合60kmに浮かぶ小さな島だ。 コンビニも新幹線もない。 それでも、この島を目指す人が後を絶たない。 何かが、ここにある。 そう確信したのは、上陸した瞬間だ。

Best Season 6月〜9月が海の透明度のピーク。 特に7月下旬〜8月は海水浴にも最高。 春の4〜5月は棚田と新緑が美しく、人も少なくておすすめ。

海士町のおすすめスポット

01

キンニャモニャセンター|島の玄関口で、旅はもう始まっている

菱浦港のすぐそこに、その建物はある。

名前がすごい。

キンニャモニャセンター。

最初は笑ってしまった。

でも中に入って、笑えなくなった。

島の産物が並ぶ売店、観光案内所、レストラン。

ここに来ると、海士町のことが全部わかる気がする。

「海士の牡蠣、食べてみて」と、スタッフが勧めてくれた。

殻ごと網の上に乗せて、しばらく待つ。

ぱかっと口が開いたやつを、そのまま食べる。

磯の香りと、濃い旨味。

東京で食べる牡蠣とは、別の生き物だ。

フェリーの出発まで時間があるとき、ここに来ると飽きない。

島のお土産もほぼ揃う。

帰りの荷物が重くなるのは、ここのせいだ。

■ キンニャモニャセンター 住所:島根県隠岐郡海士町大字福井1365-5 営業時間:8:00〜17:00(時期により変動あり) 休業日:不定休 入場料:無料(飲食・物販は別途) アクセス:菱浦港から徒歩1分
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02

中ノ島(海士町)|何もない、が正しい言葉じゃない

「何もない島」と言う人がいる。

実際に来てみると、それは全然違う。

島を一周するのに、車で1時間ちょっと。

走っていると、急に海が広がる。

誰もいないビーチに、思わず車を止めた。

砂浜に降りて、靴を脱いだ。

波の音だけが聞こえる。

夏の午後2時、気温は31度。

それでも不思議と、ぼーっとしていられた。

島の内陸に入ると、棚田が続く。

草の匂いがして、カエルの声がする。

集落の小道を歩くと、おばあさんが縁側にいた。

目が合ったら、手を振ってくれた。

ここには「時間」がある。

スマホが気にならなくなる場所は、そう多くない。

海士町は、その数少ない場所のひとつだ。

■ 中ノ島(海士町) 住所:島根県隠岐郡海士町 アクセス:七類港または境港からフェリーで約3時間(レインボージェットで約2時間20分) 島内移動:レンタカー(1日3,000円〜)またはレンタサイクル 観光案内:海士町観光協会 TEL 08514-2-0101
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03

海士の塩|「塩」で、島のことを好きになった

海士町に来て、塩を買って帰る。

最初は、そんなつもりじゃない。

「海士の塩」の工房は、海沿いにある。

小屋みたいな建物で、外から見ると何か拍子抜けする。

でも中に入ると、塩を煮詰める釜が並んでいて、むわっとした熱気がある。

ここの塩は、天日と薪の火だけで作る。

隠岐の海水を、何日もかけて濃縮していく。

ひとつの塩が出来上がるまで、7〜10日かかると聞いた。

試食させてもらった。

角がない。

じんわり甘い。

こんな塩、食べたことがない。

100g入りで540円。

高いと思わない。

むしろ、安すぎる気がした。

東京に帰ってから、この塩でご飯を炊いた。

なんで、こんなにうまいんだろう。

海士町のことを、また思い出した。

■ 海士の塩 住所:島根県隠岐郡海士町大字海士1490 営業時間:9:00〜17:00(要確認) 定休日:不定休 料金:100g入り 540円〜 TEL:08514-2-0669 ※工房見学は事前連絡を推奨
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モデルコース

Day Trip 菱浦港着→キンニャモニャセンターで牡蠣ランチ→島内ドライブ(棚田・ビーチ)→海士の塩工房→フェリーで帰港。ただし日帰りは正直もったいない。
1 Night 1日目:菱浦港着→キンニャモニャセンター→島内ドライブ→夕日を見てから民宿泊。2日目:朝の静かなビーチ散歩→海士の塩工房→島の食堂でランチ→フェリー。この島は、朝が一番いい。
Travel Tips フェリーは事前予約必須。 特に夏と連休は早めに埋まる。 島内のATMは限られるので、現金は多めに持っていく。 レンタカーは到着前に予約を。 当日は借りられないことがある。 電波はドコモが比較的安定している。

海士町への行き方

Access Time
大阪から 約4時間10分
高松から 約4時間25分
wakayamaから 約4時間40分
福岡から 約4時間55分
名古屋から 約5時間
鉄道 松江駅へ
移動 七類港へ
菱浦港へ
移動 海士町へ

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