美保関の風景
島根県

美保関

街歩き寺社

Photo by eitarov / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

歴史を辿る寺社めぐり街歩きひとり旅向けカップル向け友達と街歩き向け海を眺める

松江から車で30分。 半島の先端に、ひっそりと時間が止まった港町がある。 美保関は、観光地というより「生活している神話の場所」だ。 石畳の路地、古い社、漁師の声。 ここに来ると、島根がただの田舎じゃないことをようやく理解する。

松江から車で30分。半島の先端に、ひっそりと時間が止まった港町がある。美保関は、観光地というより「生活している神話の場所」だ。石畳の路地、古い社、漁師の声。ここに来ると、島根がただの田舎じゃないことをようやく理解する。波音と潮の匂いが路地に満ちる、時が止まったような漁師町。青石畳を踏むたび、自分の息遣いまで静かになっていく。美保関の駐車場は神社近くに無料スペースあり(約20台)。地蔵崎灯台への道は細いので徒歩が無難。境港の直売センターは午前中に売り切れるものが多い。早起きが旅の質を変える場所だ。

Best Season
3〜5月は日本海が穏やかで灯台からの景色が最高。 12月の「諸手船神事」の時期に来ると、美保神社が最も熱い。 真冬は風が強烈なので防寒必須。
Stay
・2泊以上
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美保関のおすすめスポット

01
美保神社|石畳の先で、静かに圧倒された

美保神社|石畳の先で、静かに圧倒された

参道の石畳が、ぬれて光っている。

朝9時。観光客はほぼいない。

美保神社は、えびす神の総本社だ。

全国に3,385社あるえびす社の、頂点に立つ場所。

そう聞いても最初はピンとこない。

本殿の前に立って、やっとわかった。

ここは「格」が違う。

二棟の本殿が廊下でつながる「比翼大社造」は、全国唯一の建築様式だという。

近づくと木の香りと、古い土の匂いがした。

それだけで、なぜか落ち着いた。

境内には鳴り物を奉納する「諸手船神事」の資料もある。

毎年12月、海上で行われるその祭りを見てみたい。

お守りは500円から。

漁業・商売・縁結び、ご利益が重なりすぎていて逆に信頼できる気がした。

■ 美保神社 住所:島根県松江市美保関町美保関608 料金:無料(授与品は500円〜) 営業時間:参拝自由(社務所 8:30〜17:00) アクセス:松江駅からバス約50分「美保関」下車、徒歩5分
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02
地蔵崎灯台|半島の端で、日本海を独り占めした

地蔵崎灯台|半島の端で、日本海を独り占めした

美保神社から歩いて20分ほど。

道はだんだん細くなり、松の木が増えてくる。

地蔵崎灯台は、島根半島の最東端にある。

明治36年に建てられた、白い石造りの灯台だ。

到着したのは昼前。

視界いっぱいに日本海が広がった。

対岸に見えるのは境港の街並みと、その向こうの弓ヶ浜。

天気がよければ、隠岐の島まで見えるらしい。

この日は見えない。それでも十分すぎた。

灯台の周辺は遊歩道が整備されている。

断崖の上を歩くと、足元に岩場と波の音。

風が強くて、髪がめちゃくちゃになった。

入場料は200円。

灯台の中に入って、らせん階段を上ると展望スペースがある。

高さはそれほどでもないが、視界の抜け方がまるで違う。

ここで食べるコンビニのおにぎりは、なぜか最高に美味しかった。

■ 地蔵崎灯台(美保関灯台) 住所:島根県松江市美保関町美保関1338 料金:200円 営業時間:10:00〜16:00(季節により変動あり) 定休日:荒天時 アクセス:美保神社から徒歩約20分
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03
境港|水木しげるの町で、妖怪より魚に夢中になった

境港|水木しげるの町で、妖怪より魚に夢中になった

美保関から車で15分。

境港は、水木しげるロードで知られる町だ。

正直に言う。

ゲゲゲの鬼太郎よりも、境港の魚市場に興奮した。

早朝5時から開く「境港水産物直売センター」では、その日水揚げされたカニやノドグロが並ぶ。

紅ズワイガニ1杯が600円から。

スーパーで見る価格の半分以下だ。

街を歩くと、至るところに妖怪の銅像が立っている。

全部で177体。

子どもは大喜び、大人は写真を撮りながらじわじわ楽しい。

水木しげる記念館のリニューアルオープンは2023年。

入場料は800円。

展示がよくできていて、妖怪より水木しげるの人生に圧倒された。

美保関との往復で半日あれば十分まわれる。

でも、市場に寄ったら時間を忘れる。

それだけは覚えておいてほしい。

■ 境港水産物直売センター 住所:鳥取県境港市昭和町9 営業時間:5:00〜13:00(日曜・祝日定休) ■ 水木しげる記念館 住所:鳥取県境港市本町5 料金:800円(大人) 営業時間:9:30〜17:00(入館16:30まで) 定休日:不定休
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モデルコース

Day Trip 9:00 美保神社→10:30 地蔵崎灯台(徒歩往復)→12:30 境港で昼食&水木しげるロード→14:30 境港水産物直売センター→16:00 帰路
1 Night 1日目:境港で夕方到着、夜は海鮮居酒屋で紅ズワイガニ。2日目:早朝5時に直売センター→美保神社→地蔵崎灯台→美保関の路地をのんびり散策→14時帰路。泊まるなら境港か美保関の民宿がおすすめ。
Travel Tips 美保関の駐車場は神社近くに無料スペースあり(約20台)。 地蔵崎灯台への道は細いので徒歩が無難。 境港の直売センターは午前中に売り切れるものが多い。 早起きが旅の質を変える場所だ。

美保関への行き方

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