飛鳥の石舞台古墳
奈良県

飛鳥

歴史寺社

Photo by Ogawa Seiyō / Wikimedia Commons (Public domain)

歴史を辿る寺社めぐりグルメひとり旅向けカップル向け友達とゆっくり滞在

奈良市内から南へ、バスで40分ほど。 たどり着いた先は、1400年前の時間が静かに積み重なっている場所だ。 派手な観光地じゃない。 でも、一度来ると、またここに戻ってきたくなる。 飛鳥には、そういう引力がある。

草に覆われた巨石に触れると、千四百年前の誰かの息遣いが掌に残る。静けさの中に、この国の始まりがある。1400年前の時間が積み重なる土地の引力は、飛鳥でしか感じられない。総重量2300トン級の石舞台古墳に圧倒され、飛鳥寺では日本最古と伝わる飛鳥大仏と向き合い、田んぼのそばでは長さ約3.6メートルの亀石が待つ。拠点は飛鳥駅で、車が必要とされるエリア。現地は坂が多く、橿原神宮前駅東口の電動レンタサイクル(1500円前後)も強くすすめたい。昼は混むので軽食持参が動きやすい。

Best Season
春(3〜4月)は菜の花と桜が同時に見られる。 秋(9〜10月)は彼岸花が石舞台周辺に咲き乱れ、写真映えが半端ない。 真夏と年末年始は避けたほうが無難。
Stay
・2泊以上
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飛鳥のおすすめスポット

01
飛鳥の石舞台古墳|むき出しの石が、権力者の最期を語る

石舞台古墳|むき出しの石が、権力者の最期を語る

入場料300円を払って、中に入る。

正直、最初は「でかい石が積んであるだけか」。

でも近づくほど、圧力が違う。

総重量2300トン。

飛鳥時代に人の手だけで積まれた。

その事実がじわじわと効いてくる。

石室の中に入れる。

頭をかがめて、暗い空間に立つ。

ここに蘇我馬子が眠っていただ。

そう思うと、急に怖くなった。

周囲は芝生の広場になっていて、

春は菜の花、秋は彼岸花が咲く。

ゆっくり1時間くらい過ごせる場所だ。

朝9時の開場直後がいい。

観光客がほぼゼロで、石と空だけがある。

その静けさが、すごく飛鳥らしかった。

■ 石舞台古墳 住所:奈良県高市郡明日香村島庄 料金:300円 開園時間:8:30〜17:00(入園は16:45まで) 定休日:なし
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02
飛鳥の飛鳥大仏|日本最古の仏様は、思ったより小さかった

飛鳥大仏|日本最古の仏様は、思ったより小さかった

飛鳥寺の境内に入ると、すぐ本堂がある。

「日本最古の仏像」という言葉から、

もっと巨大なものを想像している。

実際は、像高約2.75メートル。

人間に近い感覚のスケールだ。

609年に作られたとされる顔は、

左右非対称で、どこか人間っぽい。

完璧じゃないのに、目が離せない。

拝観料350円で、かなり近くまで寄れる。

ほとんど観光客がいない時間帯だと、

広い堂内に、静けさと仏様と自分だけになる。

そういう瞬間が、ここでは普通に訪れる。

境内には、聖徳太子誕生の地とされる場所もある。

小さな寺だけど、密度が濃い。

30分は確保しておきたかった。

■ 飛鳥寺(安居院) 住所:奈良県高市郡明日香村飛鳥682 料金:350円 拝観時間:9:00〜17:30(季節により変動あり) 定休日:なし
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03
飛鳥の亀石|なぜここにあるのか、誰も知らない

亀石|なぜここにあるのか、誰も知らない

道沿いに突然、亀がいる。

長さ約3.6メートル、重さ約40トン。

亀の形に彫られた花崗岩が、

田んぼのそばに置かれている。

誰が作ったか不明。

なぜここにあるか不明。

何を意味するかも不明。

その「全部わからない」という感じが、

飛鳥らしい。

フェンスも説明員もない。

すぐ横まで歩いて行けて、触れる。

入場料もゼロ円。

観光客も少なくて、

自転車で通りかかったおじさんが

「見てくれてありがとう」みたいな顔で

こちらを見ている。

飛鳥は自転車で回るのが正解だと

そこで気づいた。

橿原神宮前駅近くでレンタルして、

のんびり走ると、こういう発見が増える。

1日800円〜1000円くらいで借りられた。

■ 亀石 住所:奈良県高市郡明日香村川原 料金:無料 見学時間:自由 定休日:なし
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モデルコース

Day Trip 9:00 石舞台古墳 → 11:00 飛鳥寺(飛鳥大仏)→ 13:00 ランチ(岡寺周辺) → 14:30 亀石 → 16:00 橿原神宮前駅
1 Night 1日目:石舞台古墳→飛鳥大仏→亀石→高松塚古墳壁画館。夜は明日香村の古民家宿に泊まる。2日目:朝の飛鳥を自転車でのんびり走り、岡寺・橘寺を訪問。昼前に帰路につく。
Travel Tips レンタサイクルは必須。 橿原神宮前駅の東口に複数店舗ある。 電動アシストは1500円前後で借りられた。 坂が多いので、電動を強くすすめる。 昼は混むので、コンビニで軽食を持参すると動きやすい。

飛鳥への行き方

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