新潟県

粟島

離島自然秘境

フェリーが港を離れた瞬間、スマホの電波が1本になった。 そのまま1時間半、海だけを見ている。 粟島は、新潟から船で渡る小さな島だ。 人口300人ちょっと。 コンビニも信号もない。 それなのに、なぜかまた来たくなる。 島の時間は、本土と少しだけ違う速さで流れている。

Best Season 7月〜8月が海水浴のベスト。 混雑しても本土とは比べ物にならないほど空いている。 9月は海水温が残って泳げる日もある。静かに過ごしたいなら9月がいい。

粟島のおすすめスポット

01

粟島浦港|船を降りた瞬間、島の空気に包まれる

岩船港からフェリーで約1時間半。

船賃は片道1,980円。

甲板に立っていると、遠くに粟島のシルエットが見えてくる。

そして港に着いた瞬間、空気が変わる。

磯の匂いと、静けさ。

出迎えの人が数人いるだけ。

それだけなのに、なぜか「来た」。

港のすぐそばに集落がある。

民宿が数軒並んでいて、午後4時を過ぎると猫が道に出てくる。

夕暮れ時、港に戻ってみると漁船が静かに並んでいた。

観光地でも何でもない風景なのに、目が離せない。

荷物を宿に預けてから、港周辺をぶらぶら歩くだけでいい。

売店で島のたこが買える。

1パック500円くらいだ。

■ 粟島浦港 住所:新潟県岩船郡粟島浦村内浦 アクセス:岩船港からフェリー約1時間30分 フェリー料金:片道1,980円(大人) 運行:粟島汽船 1日1〜2便(季節により変動)
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02

内浦海水浴場|透明度が、ずるい

港から歩いて5分もかからない。

そこに突然、海水浴場がある。

砂浜に立って、足元を見た。

水が透けて底が見える。

水深1メートルくらいまで、石の模様がくっきりわかった。

夏の平日、人は10人もいない。

パラソルを立てて、海に入って、また砂浜に戻る。

それだけのことが、ここでは贅沢に感じる。

午前中は光が海面に差して、水が緑がかって見える。

正午を過ぎると青が深くなる。

同じ海なのに、時間で色が変わる。

シュノーケルを持ってくればよかったと後悔した。

魚が普通に泳いでいるのが見える。

透明度が高いから、顔をつけなくても見える。

夕方5時頃、海水浴客がいなくなる。

その時間の浜が、いちばん好きだ。

■ 内浦海水浴場 住所:新潟県岩船郡粟島浦村内浦 アクセス:粟島浦港から徒歩約5分 料金:無料 海水浴シーズン:7月〜8月 シャワー・更衣室あり(有料・200円程度)
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03

釜谷集落|島のもう一つの顔が、ここにある

内浦から島の反対側へ歩くと、釜谷集落に着く。

徒歩だと40〜50分。

レンタサイクルなら20分ちょっと。

この道が、思っていた以上にきつかった。

アップダウンがあって、途中で汗だくになった。

でも峠から見える海の景色で、全部吹き飛んだ。

釜谷は静かだ。

内浦より家が少なくて、観光客の姿もほぼない。

海沿いに小さな集落が張り付くようにある。

昼過ぎに着いたら、おばあさんが縁側に座っている。

「どこから来たの」と声をかけられた。

5分くらい話して、別れた。

それだけの出来事なのに、よく覚えている。

集落の先には小さな砂浜もある。

誰もいない浜に、波だけが来ている。

島に来た実感はここで、いちばん強くなった。

■ 釜谷集落 住所:新潟県岩船郡粟島浦村釜谷 アクセス:内浦から徒歩約40〜50分/レンタサイクル約20分 レンタサイクル:島内数か所で貸出あり(1日1,000円前後) ※飲み物は内浦で購入してから向かうこと(釜谷に自販機なし)
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モデルコース

Day Trip 8:30岩船港発→10:00粟島浦港着→内浦海水浴場→釜谷集落→港周辺散策→15:30発フェリーで帰路。昼食は民宿か港近くの食堂で。
1 Night 1日目:午後着→内浦海水浴場→夕食(民宿の夕げ)→港で夜空を見る。2日目:早朝散歩→釜谷集落へ→昼食後フェリーで帰路。朝の島は別世界。夜は星が多すぎて焦る。
Travel Tips 島内にATMはない。 現金を多めに持っていくこと。 フェリーは季節・天候で欠航になる。 帰りの便は必ず事前確認を。 夏でも夜は風が冷たい。 一枚羽織るものを忘れずに。

粟島への行き方

ICカード利用可
Access Time
niigataから 約2時間
東京から 約2時間40分
水戸から 約3時間25分
前橋から 約3時間40分
高崎から 約3時間40分
鉄道 村上駅へ
移動 粟島へ

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