修善寺の風景
静岡県

修善寺

温泉歴史寺社

伊豆の山あいに、静かな温泉街がある。 修善寺は、派手さがない。 でも一度行くと、また来たくなる場所だ。 冬の朝、川沿いに立ち上る湯煙を見た瞬間、 ああここに来てよかった。 歴史と温泉と竹林。 それだけで、十分すぎるほどだ。

Best Season 冬(12〜2月)がいちばん好きだ。 空気が澄んで湯煙が濃く、観光客も少ない。 紅葉の11月も美しいが、人は多い。 静かな修善寺を味わうなら、冬の平日の朝一択。

修善寺のおすすめスポット

01

修禅寺|1200年の静けさが、境内に残っている

創建は807年。

弘法大師・空海が開いたとされる寺だ。

冬の平日の朝9時すぎ、参拝者はまばらだ。

それがよかった。

山門をくぐると、空気が変わる。

気のせいかと思ったが、気のせいじゃない。

石畳が続いて、本堂が見えてくる。

朱塗りの柱が、冬の薄い光に映えている。

源頼家が幽閉され、暗殺された地としても知られる。

境内に頼家の墓もある。

歴史の教科書で読んだ話が、目の前に実在している感覚。

それが修禅寺の怖さでもあり、深さでもある。

本堂の中には入れないが、外から手を合わせるだけでも十分だ。

参拝は自由。

所要時間は20〜30分ほど。

朝一番に来ることを強くすすめる。

■ 修禅寺 住所:静岡県伊豆市修善寺964 参拝料:境内無料(宝物殿は大人300円) 宝物殿開館時間:8:30〜16:30 定休日:なし
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02

竹林の小径|朝8時、誰もいない緑のトンネルを歩いた

修禅寺の裏手から続く、竹林の遊歩道。

距離にして約300メートル。

歩いて5分もかからない。

短い。でも、密度が違う。

冬でも竹は青かった。

空を見上げると、竹が空を細く切り取っている。

風が吹くと、竹同士がぶつかってカラカラと音を立てた。

その音だけが聞こえる。

朝8時台に行ったら、観光客がほぼいない。

これは正解だ。

昼間に通ったときは人が多くて、写真を撮るのも難しかった。

小径の途中に石のベンチがある。

座って、ただ竹を見ている。

5分くらい、何も考えない。

そういう時間が、旅には必要だ。

夜はライトアップされることもある。

冬の期間限定でやっていることが多いので、事前に確認を。

■ 竹林の小径 住所:静岡県伊豆市修善寺(修禅寺裏手) 入場料:無料 散策自由(常時開放) ライトアップ:時期により実施、要事前確認
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03

独鈷の湯|川の真ん中に、温泉が湧いている

桂川の川底から湧き出る、伊豆最古とされる温泉。

修善寺温泉の象徴的な場所だ。

正直、最初は「ただの石組みじゃないか」。

でも、よく見ると川の中からもうもうと湯気が上がっている。

触ってみたら、熱かった。

本当に温泉だ。

現在は足湯・入浴はできない。

眺めるだけだ。

それでも来る価値がある。

この場所に立つと、何百年も前から人々がここで湯を使ってきたことが実感できる。

朝の時間帯、川霧と湯煙が混ざり合って幻想的だ。

冬の朝7時台、気温が低いほど湯気が濃く立ち上る。

橋の上から眺めるのがいい。

写真を撮るなら光が柔らかい午前中がおすすめ。

周辺に足湯の施設もある(無料)。

旅の疲れを少し取るには十分だ。

■ 独鈷の湯 住所:静岡県伊豆市修善寺(桂川河畔) 見学:無料・常時 ※入浴・足湯不可 周辺足湯:無料施設あり
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モデルコース

Day Trip 8:00 独鈷の湯(朝の湯煙)→ 8:30 修禅寺参拝 → 9:00 竹林の小径 → 10:00 温泉街散策・土産 → 11:30 昼食(修善寺そば)→ 13:00 帰路
1 Night 【1日目】15:00 チェックイン → 16:00 竹林の小径 → 17:00 独鈷の湯ライトアップ → 18:30 夕食・温泉 【2日目】8:00 独鈷の湯朝散歩 → 9:00 修禅寺参拝 → 10:30 温泉街カフェ → 12:00 昼食後チェックアウト
Travel Tips 修善寺は駐車場が少なく、昼間は混雑する。 朝9時前に動き始めると別世界のように静か。 冬の平日なら人が少なく、写真も撮りやすい。 温泉宿は早めの予約が必須。 宿に荷物を預けて身軽に歩くのがいい。

修善寺への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約2時間40分
水戸から 約3時間25分
前橋から 約3時間40分
高崎から 約3時間40分
名古屋から 約4時間5分
鉄道 修善寺駅へ

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