黒船が来た港町。 そう聞くと、なんとなく古くて重たい場所を想像する。 でも実際に来てみると、全然ちがった。 海の青さが異常にきれいで、花が咲いていて、人が少なくて。 東京から2時間ちょっとで、こんなに遠い場所に来られる。 それだけで、もう勝ちな旅だ。
下田のおすすめスポット
了仙寺|ペリーが歩いた参道に、ジャズが流れている
1854年、ペリーと江戸幕府がここで条約を結んだ。
そんな歴史の重さを期待して行ったら、境内にジャズが流れている。
ちょっと拍子抜けして、でもそれが心地よかった。
参道は真っすぐで、両脇にびっしりとハーブが植えられている。
風が吹くたびにハーブの香りがする。
歴史の場所なのに、不思議とリラックスした空気がある。
境内の宝物館には条約関連の資料が展示されている。
入館料は500円。
正直、展示物よりも境内を歩くだけで満足だ。
朝イチで行くのがいい。
9時前後はほぼ人がいなくて、参道を独り占めできる。
ペリーもここを歩いたんだと、なんかじわじわきた。
白浜海岸|真っ白な砂浜が、思ったより本気だ
「白浜」という名前、正直ちょっとありふれてる。
実際に見るまでは。
砂が本当に白い。
沖縄レベルで白い。
そして海の透明度がおかしい。
膝まで入ると足の指まではっきり見える。
浜の長さは約800m。
シーズン中でも端っこのほうまで歩けば、人がまばらになる。
そこにシートを広げて、ただ海を見ている。
特に何もしていないのに、気づいたら2時間経っている。
駐車場は有料で、夏季は1回700円前後。
浜の近くにシャワー施設もある。
7月〜8月は海水浴客で混む。
個人的には6月か9月がいい。
梅雨の晴れ間に来たとき、海の色が異様に濃くて息をのんだ。
下田駅からバスで約15分。
「白浜海岸」停留所でそのまま降りればいい。
爪木崎|岬の先端で、風と水仙の匂いがした
バスを降りると、もうそこは別の世界だ。
爪木崎は下田の市街地から須崎半島の先端にある。
白い灯台が立っていて、その周囲に水仙畑が広がっている。
1月頃は300万本が咲くと言われていて、行ったのはちょうど見頃の時期だ。
花の量がとにかくすごい。
一面が白と黄色で、甘い香りが風に乗って押し寄せてくる。
派手さはないのに、なぜか圧倒された。
灯台のそばまで歩けば、太平洋が360度近く見渡せる。
波が荒くて、岩に砕けるたびに水しぶきが上がる。
夏は海水浴場としても使われていて、プライベートビーチみたいな静かな浜がある。
駐車場から灯台まで徒歩で約10〜15分。
道はほぼ舗装されているが、多少アップダウンがある。
売店で買った地魚のしらすせんべいが、予想外においしかった。
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