北海道

美幌峠

絶景自然

標高525メートル。 そこから見下ろす屈斜路湖は、想像をはるかに超えてくる。 秋になると、山肌が赤と黄に染まる。 湖面は青く、空は広く、風だけがずっと吹いている。 北海道に来たなら、ここは外せない。 そう思わせる景色が、美幌峠にある。

Best Season 10月上旬〜中旬の紅葉シーズンが圧倒的。 斜面全体が燃えるような色になる。 夏は緑と湖のコントラストが美しく、7〜8月も捨てがたい。

美幌峠のおすすめスポット

01

美幌峠展望台|風が強くて、目が覚めた

駐車場に車を止めて、展望台まで歩いて5分ほど。

その短い距離なのに、着いた瞬間に息をのんだ。

屈斜路湖が、ぜんぶ見える。

日本最大のカルデラ湖。

その全貌を一望できる場所が、ここだ。

湖の直径は約26キロ。

数字で聞いても実感がわかなかったけれど、目の前にすると「でかい」としか思えない。

10月中旬に行ったら、斜面の紅葉がピークだ。

赤、オレンジ、黄色が層になって、湖まで続いている。

その色の密度が、本州の紅葉とは明らかに違った。

風が強い日だったので、体感温度はかなり低かった。

気温8度、防寒着必須。

フリースだけでは足りない。

展望台の売店でコーヒーを買って、湖を眺めながら飲んだ。

300円。

それだけで、十分すぎる時間になった。

■ 美幌峠展望台 住所:北海道網走郡美幌町字古梅(国道243号沿い) 料金:無料 営業時間:見学自由(売店は9:00〜17:00頃、季節により変動) 駐車場:無料・大型バス可
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02

屈斜路湖|湖畔に、砂湯があった

展望台で眺めた後、湖畔まで下りてみた。

峠から車で20分ほど。

砂湯という場所がある。

湖岸の砂を掘ると、温泉が湧いてくる。

無料で、24時間。

正直、最初は「観光地っぽいな」。

でも実際に砂を10センチ掘ったら、本当に熱い湯が出てきた。

47度くらいあるらしい。

そのまま足を突っ込んだら、じんわり温まった。

10月の屈斜路湖は、風が冷たい。

気温が一桁の日もある。

そんな日に砂湯で足を温めながら、湖を眺める。

これが思いのほか、よかった。

湖面は静かで、対岸の山が紅葉している。

カモが数羽、岸に上がっている。

観光客は多かったけれど、湖畔自体が広いので、静かな場所はいくらでも見つかった。

砂湯から少し離れて座っていたら、誰もいなくなった。

そういう旅もある。

■ 屈斜路湖・砂湯 住所:北海道川上郡弟子屈町屈斜路(砂湯キャンプ場付近) 料金:砂湯無料 営業時間:24時間見学可 駐車場:無料(繁忙期は混雑)
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03

弟子屈|羊羹と温泉で、旅が終わる

美幌峠から屈斜路湖を経て、最後に弟子屈の街に入った。

小さな町だ。

コンビニとガソリンスタンドが数件、温泉旅館がいくつか。

それだけの規模。

でも、「摩周の詩」という羊羹がある。

地元の和菓子屋で売っている1本600円ほどのやつ。

昆布とか、ミルクとか、北海道らしい味が揃っている。

お土産に4本買った。

全部なくなった。

宿は弟子屈温泉のそばを選んだ。

硫黄の匂いがするタイプの湯だ。

峠を歩いて、湖岸で砂を掘って、温泉に浸かる。

この流れが完璧すぎた。

夜は星が出た。

街灯が少ないので、空が暗い。

暗いから、星が多く見える。

当たり前のことなのに、忘れている。

翌朝、摩周湖に寄ってから帰った。

霧で何も見えない。

それも弟子屈らしい。

■ 弟子屈町(てしかがちょう) 住所:北海道川上郡弟子屈町 美幌峠からの距離:約30km・車で約35分 温泉:弟子屈温泉・川湯温泉など複数あり 宿泊:1泊8,000円〜(素泊まり)
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モデルコース

Day Trip 美幌IC発→美幌峠展望台(1〜2時間)→屈斜路湖・砂湯(1時間)→弟子屈でランチ・土産購入→美幌ICへ帰還。総移動距離約80km。
1 Night 1日目:美幌峠→屈斜路湖→弟子屈温泉泊。2日目:早朝に摩周湖(霧の確率高いが、それが本番)→川湯温泉周辺を散策→阿寒湖経由で帰路。峠の紅葉と温泉を両立できる黄金ルート。
Travel Tips 峠の風は10月でも本格的に寒い。 ダウンジャケットか厚手のフリースは必携。 展望台の駐車場は観光バスも来るので、午前9時より前か夕方が空いている。 売店は冬季閉鎖になるので11月以降は要確認。

美幌峠への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約3時間
札幌から 約3時間20分
水戸から 約3時間45分
前橋から 約4時間
高崎から 約4時間
航空 女満別空港へ
移動 美幌峠へ

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