鳥取県

大山

自然温泉寺社

鳥取の空は、広い。 平野を抜けると、急に視界に飛び込んでくる。 雲の上まで突き抜けるような、黒い山塊。 あれが大山だ。 標高1,729m。中国地方の最高峰。 でも数字より先に、体が反応する。 「登らないといけない」。 そういう山が、鳥取にある。

Best Season 紅葉なら10月下旬〜11月上旬。 登山は7〜9月が歩きやすい。 冬は雪山装備が必要になるが、雪の大山を見るだけでも価値がある。

大山のおすすめスポット

01

大山頂上|ガスの切れ間に、日本海が見える

夏山登山道を登り始めたのは朝6時半。

気温は15度を下回っている。

7合目あたりから足元が岩場に変わる。

ペースが落ちる。息が上がる。

2時間半ほどかけて、頂上木道に出た。

ガスがかかっている。

真っ白で、3m先も見えない。

そのまま15分、木道の端で立っている。

風が来た。

ガスが動いた。

切れ間から、青い海が見える。

日本海だ。

思わず声が出た。

弥山山頂は標高1,709m。

木道の整備が行き届いていて歩きやすい。

ただ縦走路の先、剣ヶ峰側は立入禁止。

崩落が続く山だから、ルールは守る。

下山は11時ごろ。

登り2.5時間、下り1.5時間が目安。

体力に自信があっても、早出は必須だ。

■ 大山頂上(夏山登山道) 住所:鳥取県西伯郡大山町大山 入山料:無料 登山口:南光河原駐車場(無料) 所要時間:往復約4〜5時間 ※冬季は積雪あり、装備必須
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02

大山寺|苔と石畳の参道で、時間の感覚が狂う

登山口から少し下がったところに、大山寺はある。

奈良時代の718年創建。

1,300年近く、この山の麓にある。

参道に入った瞬間、空気が変わった。

スギの木が両側から覆いかぶさって、薄暗い。

石畳は苔で緑がかっている。

雨上がりだったせいか、しっとり濡れている。

本堂まで続く石段は100段以上。

一段一段が大きくて、ペースをつかみにくい。

でもそのリズムが、頭を空っぽにしてくれる。

本堂の中は撮影禁止。

薄暗い堂内に、木の香りが残っている。

拝観料は無料だが、線香を手向ける人が多かった。

紅葉の時期は10月下旬〜11月上旬がピーク。

参道が真っ赤に染まる。

そのタイミングで来た人は、運がいい。

■ 大山寺 住所:鳥取県西伯郡大山町大山9 拝観料:無料(一部有料施設あり) 営業時間:境内自由 アクセス:大山寺バス停から徒歩約5分
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03

豪円湯院|登山の翌朝、450円で生き返った

下山後の体は、思ったより消耗している。

膝が笑っている。

靴を脱いだら、足の裏が熱を持っている。

そのまま豪円湯院に向かった。

大山寺の宿坊が運営する日帰り温泉。

入浴料は大人450円。

安い。驚くほど安い。

シャワーを浴びて湯船に沈んだ。

単純弱放射能泉。

とろみはないが、じんわり温まる。

内湯のみで、露天はない。

でも十分だ。

脱衣所には地元のおじさんが2人いて、

天気の話をしている。

「今日はガスが多かったな」と言っている。

頂上で同じことを考えていた気がして、なんだか笑えた。

館内に休憩スペースはない。

入って、浸かって、出る。

そのシンプルさが、かえって心地よかった。

■ 豪円湯院 住所:鳥取県西伯郡大山町大山43 入浴料:大人450円、子ども220円 営業時間:10:00〜20:00(受付19:30まで) 定休日:不定休(要確認) TEL:0859-52-2228
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モデルコース

Day Trip 6:30 登山開始 → 9:00 頂上 → 11:00 下山 → 11:30 大山寺参拝 → 13:00 豪円湯院で入浴 → 14:00 解散
1 Night 【1日目】午後着 → 大山寺参拝 → 大山周辺の宿泊施設へ 【2日目】早朝6:30登山開始 → 頂上 → 下山 → 豪円湯院で締め。宿は大山温泉エリアが便利。
Travel Tips 登山は必ず早出すること。 午後からガスが上がりやすい山だ。 夏でも頂上は10度前後になる。 ウィンドブレーカーは必須。 駐車場は南光河原が登山口に最も近い。 週末は7時台でも混み始めるので注意。

大山への行き方

ICカード利用可
Access Time
kurashikiから 約2時間
東京から 約2時間40分
大阪から 約3時間25分
水戸から 約3時間25分
高松から 約3時間35分
航空 米子空港へ
移動 米子駅へ

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