広島県

福山

歴史グルメ

新幹線を降りた瞬間、目に飛び込んでくるのは城だ。 ホームから天守が見える街なんて、そうそうない。 福山は、歴史が日常に溶け込んでいる場所だ。 派手さはない。 でも、歩くほどに好きになっていく。 そういう街がある。

Best Season 春(3〜4月)は桜と城の組み合わせが見事だ。 秋(10〜11月)は鞆の浦の海が穏やかで、光が柔らかい。 夏は暑いが、朝早く動けば別世界のような静けさがある。

福山のおすすめスポット

01

福山城|新幹線ホームから見上げた天守は、本物だ

新幹線の窓から見えたとき、思わず声が出た。

天守まで徒歩3分。

こんなに近い城は、初めてだ。

2022年に築城400年を迎えた城で、リニューアル後の天守内は見ごたえがある。

入館料200円で、最上階まで上れる。

北側の壁には鉄板が張られている。

これ、攻めてくる敵への備えだったらしい。

そんな説明を読んで、ようやく「ああ、本物の城だ」と気づく。

天守からの眺めは、まさに城主目線。

新幹線が走るのが見えて、時代の混在が面白い。

夕方に行くのがおすすめだ。

西日に染まる石垣の色が、午前中とはまるで違う。

あの光景はなかなか忘れられない。

■ 福山城 住所:広島県福山市丸之内1-8 入館料:天守閣200円 営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) アクセス:JR福山駅北口から徒歩3分
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02

備後護国神社|城のすぐ隣、静かすぎる空気の中に立つ

福山城の敷地内に、そのまま続いている。

観光客のほとんどが城へ向かうなか、この神社に立ち寄る人は少ない。

それがいい。

境内に入ると、急に静かになる。

木が多くて、風の音しかしない。

城の喧騒とは別の時間が流れている。

祭神は戊辰戦争から太平洋戦争で亡くなった備後出身の英霊たち。

そう知ってから、改めて境内を歩いた。

足が少し重くなる感じがした。

参拝は無料で、所要時間は15〜20分ほど。

観光スポットというより、手を合わせに来る場所だ。

城を見た後、ここで少し立ち止まる。

そういう順番がよかった。

なんとなく、福山という街の重さが分かった気がした。

■ 備後護国神社 住所:広島県福山市丸之内1-8(福山城公園内) 参拝料:無料 参拝時間:境内自由 アクセス:JR福山駅北口から徒歩5分
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03

鞆の浦|江戸時代が終わっていない港町

福山駅からバスで約30分、370円。

着いた瞬間、時代が変わった。

常夜燈、雁木、波止場。

江戸時代の港の造りがそのまま残っている。

世界遺産への推薦も議論された場所だ。

路地を歩くのが面白い。

地図なんて要らない。

とにかく細い道を入っていけば、古い町家と海が交互に現れる。

昼ごはんは「汀亭 ゑびす屋」へ。

鯛料理が名物で、鯛めし定食は2000円前後。

高いと思ったけど、後悔しない。

あの鯛の脂の甘さは、港町でしか食べられない味だ。

夕方になると観光客が減る。

常夜燈の周りで、地元の人が普通に歩いている。

「ここは観光地じゃなくて、生活の場なんだ」。

それが鞆の浦の一番いいところだ。

■ 鞆の浦 住所:広島県福山市鞆町 アクセス:JR福山駅前バスターミナルから鞆鉄バス約30分・370円 駐車場:周辺に有料駐車場あり(1日500〜800円程度) ※土日は道が混雑するため、バス利用がおすすめ
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モデルコース

Day Trip 9:00 福山城→10:00 備後護国神社→11:00 バスで鞆の浦へ→12:30 鯛めしランチ→14:00 港・路地散策→16:00 福山駅帰着。移動含め丸一日で回れる。
1 Night 1日目:福山城・護国神社→鞆の浦で夕景・宿泊。2日目:早朝の港を歩く→朝食は鞆の浦で→午後に福山駅周辺の商店街でおみやげ探し。朝の鞆の浦が特別だ。地元の人しかいない静けさがある。
Travel Tips 鞆の浦の駐車場は休日に混雑する。 バス移動が正解だ。 福山城は夕方が断然きれい。 スケジュールに余裕を持たせておくといい。 鞆の浦の飲食店は月曜定休が多いので注意。

福山への行き方

ICカード利用可
Access Time
大阪から 約1時間50分
高松から 約1時間50分
福岡から 約2時間50分
名古屋から 約3時間
岐阜から 約3時間20分
鉄道 福山駅へ

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