北海道

オホーツクとっかりセンター

観光自然

アザラシって、こんなに近くで見られるのか。 そう思った瞬間、もう心をつかまれている。 オホーツク海に面した紋別市の端っこに、そこはある。 観光地っぽい派手さは何もない。 でも、柵の向こうで丸まって眠るゴマフアザラシを見たら、なぜか涙が出そうになった。 そういう場所だ。

Best Season 流氷が見たいなら1〜2月。ただし極寒(マイナス15度以下もある)。夏(7〜8月)はアザラシがのびのびしていて、見ていて飽きない。意外と夏もおすすめだ。

オホーツクとっかりセンターのおすすめスポット

01

オホーツクとっかりセンター|柵1枚の向こうで、アザラシが生きている

「とっかり」はアイヌ語でアザラシのこと。

その名の通り、ここはアザラシのための場所だ。

負傷したり、親とはぐれたりしたアザラシを保護・リハビリする施設。

入場料は大人500円。

小さな敷地に、大きなプールがある。

柵の高さは腰くらい。

スタッフが説明してくれる給餌タイムに合わせて行くと、アザラシたちが水面をびゅんびゅん泳ぎ回る。

その速さに、まずびっくりする。

あんなにのんびり見えて、水の中ではまるで別の生き物だ。

柵越しに顔をのぞかせてくるアザラシがいた。

目が合った。

黒くて、まんまるで、何かを問いかけてくるような目だ。

触れる距離ではないけど、気配は確かに伝わってくる。

野生動物と同じ空気を吸っている感覚。

それが、ここの一番の体験だ。

■ オホーツクとっかりセンター 住所:北海道紋別市元紋別11-1 入場料:大人500円・子ども250円 営業時間:9:00〜16:00(最終入場15:30) 定休日:火曜(祝日の場合は翌日) 給餌タイム:10:30・13:00・15:00(各日3回)
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02

流氷科学センター(GIZA)|オホーツクの海が、ここで凍る

とっかりセンターのすぐ近くに、流氷を体験できる施設がある。

入場料は大人570円。

この値段で、あの体験ができるのか。

マイナス18度の部屋に入る。

ジャケットは貸してくれる。

でも足元がびっくりするほど冷える。

部屋の中には本物の流氷がある。

触れる。

削れる。

冬に紋別の海に浮かぶ氷が、夏でもそこにある。

スタッフが熱湯を外気に放つ実験を見せてくれた。

お湯が一瞬で白い霧に変わる。

その映像を何度もスマホで撮ろうとして、手がかじかんで失敗した。

夏に来ても、オホーツクの冬を感じられる。

そういう設計になっている施設だ。

とっかりセンターとセットで訪ねると、紋別の「海」が立体的に見えてくる。

■ 流氷科学センター(GIZA) 住所:北海道紋別市元紋別11-6 入場料:大人570円・子ども280円 営業時間:9:00〜16:00(最終入場15:30) 定休日:火曜(祝日の場合は翌日) ※とっかりセンターとの共通券あり(大人950円)
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03

紋別港・ガリンコ号乗り場|流氷シーズンは、ここが本番になる

紋別に来たなら、港まで歩いてほしい。

とっかりセンターから車で5分。

ここが、冬の紋別の主役になる場所だ。

1月〜3月は流氷砕氷船「ガリンコ号III」が出る。

船首についた巨大なドリルで、流氷を砕きながら進む。

その音と振動が、船底から伝わってくる。

デッキに出ると、どこまでも白い海が広がっている。

地平線が海なのか氷なのか、わからなくなる。

そこにオオワシやオジロワシが飛んでいたりする。

夏に行ったときは、静かな港と青い海だけがあった。

でも「ここが冬は全部白くなる」と想像したら、急に怖くなった。

それくらいのスケールの話をしている場所だ。

流氷シーズンに合わせて紋別を訪ねるなら、乗船予約は早めに。

土日は特に埋まりやすい。

■ ガリンコ号III(流氷砕氷船) 住所:北海道紋別市海洋公園1 料金:大人3,000円・子ども1,500円 運航期間:1月中旬〜3月中旬(流氷状況による) 所要時間:約1時間 予約:公式サイトまたは電話(早めに)
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モデルコース

Day Trip 9:00 とっかりセンター着→給餌タイム(10:30)→流氷科学センター→紋別港散策→13:00 ガリンコ号乗り場でランチ→午後に旭川方面へ戻る(約2時間半)
1 Night 1日目:紋別着→とっかりセンター・流氷科学センターをじっくり→港で夕日→市内で海鮮夕食。2日目:早朝に港周辺を散歩→ガリンコ号乗船(冬季)またはオホーツク海沿いをドライブ→サロマ湖方面へ。
Travel Tips 紋別市街からとっかりセンターまでは車で10分ほど。 バスは本数が少ないのでレンタカーが現実的だ。 給餌タイムに合わせて到着すると、アザラシの動きが全然違う。 時間を逆算して動くのが正解。

オホーツクとっかりセンターへの行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約11時間6分
水戸から 約11時間51分
前橋から 約12時間6分
高崎から 約12時間6分
名古屋から 約12時間35分
備考 バス

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オホーツクとっかりセンターへは札幌から日帰りがおすすめ

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