オヤコツの風景
北海道

オヤコツ

自然絶景

地図で見ると、ただの山の中だ。 でも冬のオヤコツは、別の星みたいな景色が広がっている。 足元は雪、頭上は青空、風の音だけが聞こえる。 北海道にこんな場所があったのか、と正直驚いた。 来る前より、来てからの方が好きになった場所だ。

Best Season 1月〜2月が雪景色のピーク。 野湯と雪原の組み合わせを体験したいなら、この時期一択だ。 3月は雪解けが始まり、ルートが不安定になることがある。

オヤコツのおすすめスポット

01

オヤコツ秘湯|雪の中に、熱い穴が口を開けている

川沿いの雪道を30分ほど歩いた先にある。

ガイドなしで行ける場所じゃない。

ルートを間違えると、膝まで雪に埋まる。

たどり着いたとき、湯気が立ち上っているのが見える。

川のすぐそばに、丸い湯だまりがいくつか点在している。

温度は場所によってバラバラで、50度を超える穴もある。

足を入れながら、ちょうどいい場所を探す作業が楽しかった。

周囲は完全な雪原。

音がない。

本当に、音がない。

野湯なので脱衣所も仕切りもない。

着替えは素早く、防水バッグ必須だ。

冬に来るなら気温マイナス10度を覚悟した方がいい。

それでも入りに来る価値は、正直あった。

■ オヤコツ秘湯 住所:北海道厚岸郡標茶町オヤコツ周辺 料金:無料(野湯) 営業時間:制限なし(冬季は積雪状況により立入不可の場合あり) ※冬季は地元ガイド同行を強く推奨
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02

釧路湿原展望台(細岡)|白一色の湿原は、静かに息をしている

オヤコツへの拠点として立ち寄ったのが細岡展望台だ。

標茶側から入ると、駐車場まで除雪されている。

展望台まで歩いて5分かからない。

見た瞬間、口から言葉が出ない。

湿原が全部白い。

夏に来たことがある人なら、その違いに絶対に驚く。

蛇行する釧路川も、雪と氷の中に埋もれている。

空だけが青く、地面は白で、境目があいまいだ。

気温はマイナス15度だった日もある。

防寒はやりすぎるくらいでちょうどいい。

手袋を外してカメラを構えると、30秒で指が痛くなった。

それでも、ここに来てよかった。

北海道の冬の本気を、ここで初めて理解した気がした。

■ 細岡展望台(釧路湿原国立公園) 住所:北海道川上郡標茶町コッタロ原野 料金:無料 営業時間:通年・時間制限なし アクセス:JR釧網本線「細岡駅」徒歩10分
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03

多和平展望台|地平線が、ぐるっと360度あった

標茶町にある展望台で、オヤコツからは車で約40分。

夏に牧草地が広がることで知られているが、冬に来た人は少ないらしい。

管理棟は冬季閉鎖。

でも展望スペース自体には入れた。

雪に覆われた牧草地が、どこまでも続いている。

木がほとんどない。

遮るものがない。

風だけがびゅうびゅう吹いている。

360度の地平線というのは、本で読んだことはあった。

実際に立つと、自分の小ささが体に沁みた。

観光客は誰もいない。

その静寂が、かえって心地よかった。

北海道の冬の孤独感、みたいなもの。

それが好きな人には、絶対に刺さる場所だ。

夕方に行くと、雪面がオレンジに染まる。

その30分だけのために、もう一度来たいとも思っている。

■ 多和平展望台 住所:北海道川上郡標茶町多和 料金:無料 営業時間:通年(冬季は管理棟閉鎖) アクセス:標茶市街から車で約20分
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モデルコース

Day Trip 午前7時出発→細岡展望台で湿原を眺める→多和平で地平線を確認→昼食(標茶町市街)→午後からオヤコツ野湯ツアー参加→日没前に撤収
1 Night 1日目:釧路空港着→細岡展望台→標茶泊。2日目:早朝6時出発→多和平で朝の光を見る→午前中にオヤコツ野湯(ガイド同行)→昼食後に釧路空港へ。移動距離は少なめでも、体力はしっかり使う旅程だ。
Travel Tips 冬のオヤコツは気温マイナス15度以下の日もある。 インナーはウール推奨。 野湯は着替えに手間取ると体が冷える。 タオルは2枚持参した方がいい。 現地ガイドの手配は1週間前までに。

オヤコツへの行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約10時間36分
水戸から 約11時間21分
前橋から 約11時間36分
高崎から 約11時間36分
甲府から 約12時間6分
備考 バス

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オヤコツへは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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