ソエマツ岳の風景
北海道

ソエマツ岳

自然絶景

地図を見ると、そこには細い登山道の線だけがある。 標高1,625m。 北海道の日高山脈の奥地に、ひっそりと立つ山。 ソエマツ岳という名前を初めて聞いたとき、なぜか体が反応した。 冬の稜線に立ったとき、その理由がわかった気がした。

Best Season 冬(1月〜3月)が圧倒的に美しい。 晴天率が高い2月上旬がねらい目。 夏(7〜8月)はヤブが多く、冬とは別の山になる。

ソエマツ岳のおすすめスポット

01

ソエマツ岳アプローチ|林道を抜けた先に、別の世界がある

登山口まで、まず林道を歩く。

夏でも1時間以上かかる区間だ。

冬はそこにラッセルが加わる。

スノーシューを履いて、ひたすら雪を踏む。

膝まで沈むこともある。

標高差は登山口からおよそ900m。

コースタイムは往復で10〜12時間を見ておくべきだ。

日高の山は、甘く見ると返り討ちにあう。

それでも足が向くのは、途中から見える景色があるからだ。

ナメワッカ川沿いの雪原を抜けると、空が急に広くなる。

振り返ると、自分がどこまで来たかわかる。

誰もいない。

音もない。

ただ雪と空だけがある。

あの静けさは、日常のどこにもない。

■ ソエマツ岳 住所:北海道日高郡新ひだか町(日高山脈エリア) 登山口:ナメワッカ岳・ソエマツ岳登山口 標高:1,625m 入山料:なし ※冬季は上級者向け。単独入山は推奨されない。 ※最寄りのコンビニまで車で約40〜50分
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02

冬の稜線|白と青だけの世界に、言葉を失った

稜線に出た瞬間、風が来た。

体感温度でマイナス20度を超えている。

それでも足が止まった。

日高の山々が、白い波のように並んでいた。

カムエク、コイカク、北戸蔦別。

知っている名前の山が、全部見える。

晴れた冬の日に、あの稜線に立てたのは運が良かった。

雪のついた木々が、風でさらさらと揺れている。

カメラを出す手が震えた。

寒さだけではない。

あの景色に、素直に圧倒されている。

滞在できたのは山頂で20分ほど。

長居できる場所ではない。

でもあの20分は、ずっと残っている。

■ 山頂エリア(稜線) 標高:1,625m 山頂付近の気温:冬季マイナス15〜25℃(風速による体感差大) ※防寒装備は最上位レベルで準備すること ※バラクラバ・ゴーグル・オーバーミトンは必携 ※天候急変が多いため、予備日を設けた行程が必須
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03

下山後の静内|山の緊張を解く、一杯のラーメン

下山して車に戻ったのは、日が傾きかけた頃だ。

16時を過ぎている。

全身の力が抜けて、しばらく動けない。

静内の市街地まで車で1時間弱。

目に入ったラーメン屋に飛び込んだ。

醤油ラーメンが800円だ。

体の芯まで、熱が入っていった。

カウンターの窓から外を見ると、もう暗くなっている。

今日立っていた山は、あの闇の向こうにある。

そう思ったら、妙に静かな気持ちになった。

日高の山は、簡単に人を受け入れない。

でも一度その奥に入ると、もう一度行きたくなる。

そういう場所だ。

■ 新ひだか町静内エリア(下山後の拠点) 住所:北海道日高郡新ひだか町静内 宿泊:静内温泉ホテルヒルズなど(素泊まり6,000円〜) 食事:市街地に飲食店・コンビニあり 温泉:静内温泉(日帰り入浴500円〜) ※登山前日の宿泊拠点としても最適
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モデルコース

Day Trip 前夜静内泊→4:00出発→登山口5:00→山頂13:00→下山16:00→静内で食事・解散。体力に余裕がある人向けの強行スケジュール。
1 Night 1日目:静内に前泊、装備確認・食料調達。2日目:3:30出発→山頂→下山→静内温泉で疲労回復→宿泊。翌朝ゆっくり撤収。予備日があると天候待ちに対応できる。
Travel Tips 冬のソエマツ岳は、経験者同行が前提だ。 GPSと地形図は両方持つ。 雪崩リスクのある斜面が複数ある。 ビーコン・プローブ・スコップの3点セットは必携。 入山届は必ず出すこと。

ソエマツ岳への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約8時間59分
水戸から 約9時間44分
前橋から 約9時間59分
高崎から 約9時間59分
甲府から 約10時間29分
備考 バス

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ソエマツ岳へは札幌から日帰りがおすすめ

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