函館から車で40分。 木々の間に突然、煉瓦造りの門が現れる。 ここは、修道士たちが今も静かに暮らす場所だ。 観光地でも、テーマパークでもない。 ただ、空気が違う。 踏み込んだ瞬間、世界の音量が下がる感覚があった。
トラピスト修道院のおすすめスポット
トラピスト修道院|杉並木の先に、時間が止まっている
修道院に続く杉並木は、まっすぐ200メートル以上続く。
左右の木が大きくて、空を半分隠している。
朝8時台に着いたら、霧がうっすら残っている。
その中を歩くだけで、もう十分だ。
門の内側には入れない。
男性の修道院なので、見学できるのは門の手前まで。
それでも不思議と物足りなさはない。
近くにある売店で、ここ限定のバターが買える。
1缶400円くらい。
賞味期限が短いから、早めに食べること。
ほんのり甘くて、パンに塗るだけで旅を思い出す味だ。
女性は事前申請で内部見学できる日もある。
詳細は公式に直接確認が必要だ。
修道院ソフトクリーム|牧場直送、これを食べずに帰れない
売店の前に、ソフトクリームのスタンドがある。
1本350円。
修道院内の牧場で育てた牛のミルクを使っている。
濃い。
でも重くない。
後味がすっきりしていて、なぜかまた食べたくなる。
秋に行ったとき、外気温が12度だ。
それでも食べた。
寒くても手が止まらない。
売店の中にはバタークッキーやジャムも並んでいる。
お土産に買った人が「これ、また食べたくて来ちゃった」と言っている。
その気持ち、わかる。
営業時間が短いから注意が必要だ。
午後4時を過ぎると閉まっていることがある。
午前中か昼過ぎに来るのがいい。
津軽海峡の眺望|修道院の丘から、海が見える
修道院の手前の丘を少し上ると、視界が開ける。
津軽海峡が横に広がった。
晴れた日は、対岸の青森まで見える。
誰も教えてくれなかった景色だ。
パンフレットにも載っていない。
たまたま歩いた先に、あそこがあった。
丘の上に立つと、風が強い。
夏でも上着がいる。
10月以降は防寒必須だ。
修道院と海と空が同時に見える場所は多くない。
ここは、その三つが一枚の写真に収まる。
朝9時台が狙い目だ。
人が少なくて、光がやわらかい。
霧が出ていたら、それはそれで特別な景色になる。
逃さないでほしい。
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トラピスト修道院への行き方
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