ニセイカウシュッペ山の風景
北海道

ニセイカウシュッペ山

自然絶景

標高1,根寒別岳より少し低い1,879m。 でも、そんな数字はどうでもよくなる。 山頂に立った瞬間、360度の地平線が広がった。 大雪山系が横に並び、遠くオホーツク海まで見渡せる。 北海道の山は、スケールが違う。 それを体ごと理解できる場所が、ここニセイカウシュッペ山だ。

Best Season 6月〜9月が基本。7月はハイマツの緑と残雪のコントラストが美しい。 残雪期の4月〜5月は冬山装備があれば別格の景色に出会える。

ニセイカウシュッペ山のおすすめスポット

01

ニセイカウシュッペ山 登山口|夜明け前、駐車場に車が集まってくる

登山口に着いたのは朝4時半だ。

空はまだ真っ暗。

でも駐車場にはすでに数台の車が止まっている。

みんな、同じことを考えている。

日の出を山頂で見たい。

アポイ岳林道を進んだ先にある登山口は、道が細い。

普通車でも問題ないが、舗装が荒れている箇所があった。

速度を落として走ること20分。

駐車スペースは10台ほど。

夏の週末は早朝でも埋まる。

冬はアクセス路が閉鎖されることが多いので、事前確認は必須だ。

ヘッドランプをつけて歩き始める。

最初の樹林帯は暗くて静か。

足元の霜が光る。

息が白くなる。

ここからが始まりだと、体が理解した。

■ ニセイカウシュッペ山 登山口 住所:北海道上川郡愛別町(アポイ岳林道終点付近) 料金:無料 駐車スペース:約10台 ※冬季は林道閉鎖の場合あり。上川総合振興局または愛別町役場に要確認
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02

稜線〜山頂|風が強くて、立っていられないほどだ

樹林帯を抜けると、急に視界が開く。

その瞬間が好きで、山に登り続けている。

稜線に出ると風が変わった。

体ごと持っていかれるような突風。

気温はマイナス5度。

体感はもっと低い。

夏でも山頂付近は風が強い日が多い。

防寒着は絶対に持っていくこと。

「晴れてるから大丈夫」は通用しない山だ。

それでも足が止まらない。

左手に大雪山系。

右手に北見の山々。

振り返ると、雲海が広がっている。

山頂に着いたのは出発から約4時間後。

コースタイムはおよそ3時間半〜4時間半。

体力に自信がない場合は早めの出発を。

標識の前で写真を撮った。

手がかじかんで、うまくスマホが操作できない。

それでも笑っている。

■ ニセイカウシュッペ山 山頂 標高:1,879m 登山コース:アポイ岳林道コース(往復約8〜9km) コースタイム:登り約4時間、下り約3時間 難易度:中級(急登あり・稜線は強風に注意) ※山頂にトイレ・売店なし
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03

冬のニセイカウシュッペ|雪をまとった山が、別の顔を見せる

冬に来ると、全部が変わる。

夏は緑だった斜面が白くなる。

稜線の形がくっきりする。

音がなくなる。

冬季登山はスノーシューかワカン必須。

アイゼンとピッケルも状況によって必要になる。

単独行は避けた方がいい。

経験者と一緒でも、天候の見極めが何より大事だ。

1月〜3月はアクセス路自体が通れないことが多い。

実際に行けたのは4月初旬。

林道にはまだ雪が残っている。

朝日が雪面に当たると、山全体がオレンジ色に染まる。

その15分間のためだけに来てもいい。

カメラを構えながら思った。

この景色、誰かに説明できない。

来た人にしかわからない。

それが、この山の正体だ。

■ 冬〜残雪期のニセイカウシュッペ山 冬季登山推奨時期:4月上旬〜5月(残雪期) 必要装備:スノーシューまたはワカン、アイゼン、ピッケル ※1〜3月は林道閉鎖のため入山困難な場合が多い 最寄りの宿:愛別町内または上川町内の宿泊施設を利用
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モデルコース

Day Trip 3:00 札幌発 → 5:30 登山口着・出発 → 9:30 山頂 → 12:30 下山 → 上川町の温泉で疲れをとる → 17:00 札幌着
1 Night 【1日目】札幌発 → 上川町着・宿泊(層雲峡温泉がおすすめ) 【2日目】早朝4:30 登山口発 → 山頂 → 下山後、愛別温泉で汗を流して帰路へ。前日に体を休めることで、翌日のパフォーマンスが全然違う。
Travel Tips 登山届は必ず提出すること。 北海道の山は天気の変わり方が早い。 晴れ予報でも稜線では別世界になる。 行動食と水は多めに。 トイレは登山口付近で済ませておく。 下山後は上川町か愛別町の温泉が体に染みる。

ニセイカウシュッペ山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約10時間25分
水戸から 約11時間10分
前橋から 約11時間25分
高崎から 約11時間25分
名古屋から 約11時間54分
備考 バス

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ニセイカウシュッペ山へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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