ピヤシリ山の風景
北海道

ピヤシリ山

自然絶景

名寄市の北側に、静かにそびえている山がある。 ピヤシリ山、標高987m。 派手な知名度はない。 でも、冬にここへ来た人は、たいていリピートする。 雪の深さが、他の山と違う。 空気の冷たさも、景色の広がりも。 北海道の「まだ知られていない冬」が、ここにある。

Best Season 12月下旬〜3月上旬が雪のベストシーズン。 特に1月〜2月は積雪量も多く樹氷が美しい。 晴れた日の午前中、山頂からの眺めが一番鮮明だ。

ピヤシリ山のおすすめスポット

01

ピヤシリ山山頂|-15℃の頂上で、地平線まで雪原が続いている

1月の朝8時、気温はマイナス15℃だ。

手袋を2枚重ねてもじんじんした。

ゴンドラで一気に上がると、世界が白一色になる。

木も、空も、地面も。

どこまでが山で、どこからが空なのか、一瞬わからなくなった。

山頂付近から見える景色がすごかった。

天塩山地の峰々が、波のように重なっている。

晴れた日は、遠くサロベツ原野まで見渡せる。

スキー場のコースから少し外れた場所に立ってみた。

風の音しかしない。

人工物が、ひとつも視界に入らない瞬間がある。

そういう景色に、ここでは何度も出会えた。

リフトで上り下りするだけじゃもったいない山だ。

■ ピヤシリスキー場(ピヤシリ山) 住所:北海道名寄市字日進151-27 リフト料金:1日券 大人2,500円(目安) 営業時間:9:00〜16:30(シーズンにより変動) 問い合わせ:名寄市観光協会 0165-43-2111
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02

ピヤシリ山の樹氷林|森の中が、まるごと凍っている

山頂近くの林道を歩いた。

スノーシューを借りて、コース外へ。

樹氷がすごかった。

エゾマツやトドマツに、白い氷の塊がびっしりついている。

枝が見えないくらい、ごってりとした氷の鎧。

風が吹くと、カラカラと乾いた音がする。

静かすぎて、自分の呼吸が聞こえる。

北海道の内陸部は雪の質が違う。

湿気が少ないから、粉雪がサラサラで、樹氷の形も繊細だ。

太陽が出たタイミングで見ると、氷が光って息をのんだ。

スノーシューのレンタルは麓の施設で500円だ。

慣れれば30分もあれば歩ける距離に、こういう景色がある。

来て損はない。

■ スノーシューレンタル 場所:ピヤシリスキー場センターハウス内 レンタル料金:約500円〜(シーズンにより変動) ※天候・積雪状況により林道歩きが制限される場合あり 事前に名寄市日進地区へ確認推奨
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03

なよろ温泉サンピラー|雪山の帰り道、体が溶けるように温まった

山から降りて、すぐ向かった。

なよろ温泉サンピラー。

ピヤシリ山のほぼ麓にある。

体の芯まで冷えた状態で湯船に入ると、痛いくらい温かい。

最初の10秒は、声が出そうになった。

露天風呂から、暗くなりかけた空が見える。

雪がうっすら積もった木々がある。

風が来るたびに雪が舞う。

温泉に浸かりながら雪を眺めるのは、北海道でしかできない体験だ。

入浴料は600円。

タオルは持参した方がいい。

館内に食堂もある。

山菜そばを頼んだら、量が多くて少し困った。

でも、ちゃんとうまかった。

日帰りで来ても、ここまでセットにすると満足度がぐっと上がる。

■ なよろ温泉サンピラー 住所:北海道名寄市字日進148-1 入浴料:大人600円(目安) 営業時間:10:00〜21:00(定休日あり・要確認) TEL:0165-42-2888
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モデルコース

Day Trip 9:00 ピヤシリスキー場着 → 午前中スキー&山頂の景色 → 13:00 スノーシューで樹氷林散策 → 15:30 なよろ温泉サンピラーで解凍 → 17:00 名寄ICから帰路
1 Night 1日目:旭川から車で約2時間→名寄市内チェックイン→夕食は市内の居酒屋でジンギスカン。 2日目:朝イチでピヤシリ山へ→午前中たっぷりスキー&雪山散策→昼すぎになよろ温泉→旭川へ戻る。 名寄の夜は-20℃を超えることもある。防寒は本気でやること。
Travel Tips 名寄市内から山まで車で約20分。 レンタカーは旭川空港で借りるのが現実的。 冬タイヤ装着の確認は必須。 スキーウェアがなければ麓でレンタルできる。 日没が早い。16時には下山を始めた方がいい。 山頂付近は風が強く、体感温度がマイナス20℃を下回る日もある。

ピヤシリ山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約11時間1分
水戸から 約11時間46分
前橋から 約12時間1分
高崎から 約12時間1分
名古屋から 約12時間23分
備考 バス

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ピヤシリ山へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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