帯広から車で30分。 そこに、森の中に美術館が点在する村がある。 観光地っぽい賑やかさは、まったくない。 静かすぎるくらいに静かで、風と葉っぱの音しか聞こえない。 それがいい。 日常から切り離されたくて、ここに来た。
中札内美術村のおすすめスポット
中札内美術村|森の中に、7つの美術館が散らばっている
入口でマップをもらった。
敷地はおよそ27ヘクタール。
広い。とにかく広い。
美術館と美術館の間を、砂利道で歩いてつなぐ。
木立の間から急に建物が現れる。
その感じが、たまらなく好きだ。
お目当ては「六花の森」と「相原求一朗美術館」。
六花の森には、坂本直行が描いた花々の絵が並んでいる。
北海道の原野を歩いた画家の視点で、花がぜんぜん違って見える。
相原求一朗の絵は、重かった。
フランスの荒野を描いた油彩。
じっと立って、しばらく動けない。
村全体で入村料が500円。
これだけの空間に、たった500円。
もっと取っていい。
六花の森|花畑の中に、突然アートが現れる
六花亭が作った庭園美術館、と言えばイメージが伝わるだ。
でも実際に来てみると、予想を超えている。
川沿いに広がる花畑。
エゾリンドウ、ハマナス、バイカオウレン。
坂本直行が描いた花が、そのまま咲いている。
絵と実物が、同じ場所にある。
これは反則だ。
建物は9棟。
点在する小屋の中に、それぞれ絵が展示されている。
ひとつひとつが小さいから、ゆっくり見られる。
混まない。静か。
入館料は600円。
六花亭のお菓子つきだ。
コーヒーを片手に、花畑のベンチで食べた。
これが目的でもよかった、と思えるくらいの時間だ。
7月下旬が花の見頃。
平日の午前中に来るのがいい。
カフェ・ランチ事情|美術村の中で食べる、という贅沢
美術村の中に、レストランがある。
「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」。
帯広出身のパティシエ、河田勝彦のショップだ。
ランチはビーフシチューのセットを食べた。
1,800円くらい。
北海道産の肉が、ほろほろに煮込んであった。
席から外の緑が見える。
窓が大きくて、森の中にいるみたいな気分で食べられる。
BGMは、鳥の声。
スイーツも買った。
ガトーショコラが濃くて、しっかりしている。
持ち帰り用に箱ごと買っている人が多かった。
混雑は11時〜13時がピーク。
開館直後か、13時半以降に入るのがおすすめ。
駐車場は無料で広い。
帯広市内から来た地元の人も多く、週末は満席になることがある。
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中札内美術村への行き方
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