五天山の風景
北海道

五天山

自然絶景

札幌市西区に、こんな山があったのか。 街から車で20分ほど走ると、急に空が広くなる。 標高521m。数字だけ見れば小さい山だ。 でも冬に登ると、話が変わる。 雪に埋まった道を踏みしめながら頂上に立つと、 石狩平野が白く広がって、言葉が出ない。

Best Season 冬(12〜3月)がおすすめ。 雪に覆われた山頂からの石狩平野の眺めは格別。 晴れた日の午前中が、空気も澄んでいて一番いい。

五天山のおすすめスポット

01

五天山公園登山口|ここから始まる、静かな非日常

駐車場に車を停めたのは朝9時ごろ。

平日だったせいか、先客は2台だけだ。

登山口には案内板がある。

でも地図よりも、先に進んだ足跡を頼りに歩いた。

冬の五天山は、トレースがそのまま道になる。

気温はマイナス7度。

息が白い。

雪がきゅっきゅと鳴く。

その音が、なんか好きだ。

登山道は急なところもある。

チェーンスパイクは必須だ。

持っていかなかったら、途中で引き返したくなったはずだ。

所要時間は登り約40分。

体力的には初心者でも行ける範囲だけど、

冬道をなめると痛い目を見る。

そこだけは覚えておいてほしい。

■ 五天山公園登山口 住所:北海道札幌市西区平和329 料金:無料 駐車場:あり(無料) 冬期は路面凍結あり。スパイクタイヤ・チェーンスパイク推奨
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02

五天山山頂|白い平野と、青すぎる空

頂上に着いた瞬間、風がどっと来た。

寒い。でも景色で全部吹き飛んだ。

眼下に石狩平野が広がる。

白い。ただただ、白い。

遠くに石狩湾が光っている。

晴れていれば暑寒別岳まで見えるらしい。

その日は少し霞んでいたけど、

それでも十分すぎた。

空の青さが異常だ。

冬の北海道の空は、こんなに濃いのか。

頂上には岩がいくつかある。

風を避けながら、そこに腰を下ろして10分ほど景色を眺めた。

コーヒーを持ってくればよかった。

それだけが後悔だ。

平日の午前中は人が少ない。

静寂と絶景を独り占めできる時間帯だ。

週末は地元の常連さんが多いらしく、

挨拶を交わすのも五天山の文化みたいだ。

■ 五天山 山頂(標高521m) 札幌市内からアクセス可能な冬山 登山所要時間:登り約40〜50分、下り約30分 装備:チェーンスパイク・防寒着・手袋必須 トイレ:登山口駐車場にあり(冬期閉鎖の場合あり)
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03

五天山岩壁エリア|切り立った岩肌が、ここだけ異世界

山頂だけが五天山じゃない。

山の南側に、巨大な岩壁がある。

高さは約70m。

柱状の岩が、ずらりと並んでいる。

雪が積もった岩の裂け目に、

青白い氷がびっしりついている。

北海道というより、どこか外国みたいな景色だ。

思わず写真を撮りまくった。

ここはロッククライミングのゲレンデでもある。

実際に岩を登っている人を見かけた。

冬でも登るのか、と驚いた。

岩壁の下は雪が深い。

踏み抜きに注意しながら近づいた。

スノーシューがあればもっと動きやすかった。

登山者でなくても、岩壁目的だけで来る価値がある。

駐車場から10〜15分歩けば見える。

そのくらいのアクセスで、あの非日常感はすごい。

■ 五天山 岩壁エリア 場所:五天山公園登山口から徒歩約10〜15分 料金:無料 注意:冬期は雪が深く、踏み抜きに注意 ロッククライミングエリアでもあるため、岩壁直下への立ち入りは慎重に
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モデルコース

Day Trip 9:00 五天山公園駐車場着 → 9:15 登山開始 → 10:00 山頂・岩壁見学(40分) → 11:00 下山。午後は小樽方面でランチが定番ルート。
1 Night 1日目:五天山登山 → 小樽泊。 2日目:朝の小樽運河散歩 → 余市蒸溜所見学 → ニッカウヰスキーのグラス1杯で締める。 五天山の静寂から、港町の空気へ。落差が気持ちいいコース。
Travel Tips 冬の五天山は軽アイゼンかチェーンスパイクが必須。 手袋は二重にすること。 頂上は風が強く、体感温度がぐっと下がる。 飲み物は温かいものを魔法瓶で。 駐車場のトイレは冬期閉鎖になる場合があるので、登山前に済ませておくこと。

五天山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約9時間18分
水戸から 約10時間3分
前橋から 約10時間18分
高崎から 約10時間18分
名古屋から 約10時間32分
備考 バス

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