北海道

五稜郭

観光自然

星の形をした要塞が、北海道の大地にある。 上から見て初めて、その全貌がわかる。 五稜郭タワーに上った瞬間、思わず声が出た。 あの形が、本当に地上にあった。 春は桜、冬は雪。 季節ごとに顔を変えるこの場所に、何度でも来たくなる理由がある。

Best Season 桜なら4月下旬〜5月上旬。雪の五稜郭が見たければ1〜2月。夏の緑が堀に映える7月も悪くない。混雑を避けるなら9月が穴場だ。

五稜郭のおすすめスポット

01

五稜郭タワー|107mの高さで、歴史の全貌が見える

エレベーターで上がること、約30秒。

ドアが開いた先に、あの星形が広がっている。

思ったより、ずっと大きかった。

五稜郭タワーの展望台は地上90m。

入場料は900円(大人)。

混雑する週末でも、タワーの中はそれほど待たない。

星形の堀が、緑と水を抱いている。

土塁の高さが、外から見るより全然高いとわかる。

地上にいるだけじゃ、絶対に気づかないことだ。

幕末にこれを造った人間の執念みたいなものを、感じた。

西洋の軍事技術を取り入れて、函館の地に星を描いた。

その事実が、上から見ると一気にリアルになる。

夕方に上るのが個人的にはおすすめだ。

西に傾いた光が堀に反射して、金色に輝く瞬間がある。

その15分のために、また来てもいい。

■ 五稜郭タワー 住所:北海道函館市五稜郭町43-9 料金:大人900円、子ども450円 営業時間:9:00〜18:00(季節により延長あり) アクセス:市電「五稜郭公園前」から徒歩15分
地図で見る →
02

五稜郭公園(春)|1,600本の桜が、堀を埋め尽くす

4月下旬から5月上旬。

あの堀が、ピンクで満たされる。

公園内に植えられた桜はおよそ1,600本。

ソメイヨシノが中心で、満開の時期は約1週間だけ。

その1週間に当たったとき、正直ちょっと泣きそうになった。

早朝7時台に行くといい。

観光客がまだ少なくて、桜の下をひとり占めに近い状態で歩ける。

土塁の上から堀を見下ろすと、桜が水面に映り込んでいる。

その景色は、写真では絶対に伝わりきらない。

屋台が並ぶのは10時以降。

五稜郭公園は入場無料なので、朝から何度でも出入りできる。

桜の季節に五稜郭タワーに上ると、また違う表情を見せる。

星形の輪郭が、ピンクで縁取られている。

それを見てようやく、「花見の名所」と呼ばれる理由がわかった。

■ 五稜郭公園 住所:北海道函館市五稜郭町44 入場料:無料 開園時間:5:00〜19:00(通年) アクセス:市電「五稜郭公園前」から徒歩15分 ※桜の見頃:4月下旬〜5月上旬
地図で見る →
03

箱館奉行所|復元された建物の中に、幕末の空気が残っている

公園の中心に、白い建物がある。

2010年に復元された箱館奉行所だ。

入場料は500円。

中に入ると、江戸時代の建築技術で再現された梁と柱が目に入る。

復元というと「なんちゃって感」があるイメージだったけど、ここは違った。

当時の資料をもとに、釘を極力使わない伝統工法で造ったらしい。

職人の仕事が、見ればわかる。

天井を見上げると、木の香りが漂ってくる気がした。

館内には幕末の函館に関する展示がある。

土方歳三がここで最期を迎えた地でもある。

展示を見てから外の土塁を歩くと、景色の重みが変わった。

所要時間は1時間あれば十分。

ただ建物を見るより、展示をちゃんと読んでから出ると、公園全体の見え方が変わる。

そういう場所だ。

■ 箱館奉行所 住所:北海道函館市五稜郭町44-3 料金:大人500円、子ども250円 営業時間:9:00〜18:00(11〜3月は17:00まで) 休館日:なし(年中無休) アクセス:五稜郭公園内
地図で見る →

モデルコース

Day Trip 9:00 五稜郭タワー展望台 → 10:30 公園散策・箱館奉行所 → 12:30 函館朝市でランチ → 14:00 元町・旧市街散策 → 16:30 函館山夕景
1 Night 【1日目】午後着 → 五稜郭タワー&公園 → 函館山夜景 → 湯の川温泉泊 【2日目】7:00 函館朝市 → 元町・金森赤レンガ倉庫 → 昼食後に帰路。温泉宿は1泊2食で1万5000円前後が目安。
Travel Tips 市電の1日乗車券(600円)が使いやすい。 五稜郭公園前と函館山、元町エリアをすべてカバーできる。 タワーは夕方以降に空いてくることが多い。 春の桜シーズンは宿が1ヶ月前でも埋まるので早めに動くこと。

五稜郭への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約7時間51分
水戸から 約8時間36分
前橋から 約8時間51分
高崎から 約8時間51分
名古屋から 約9時間5分
備考 バス

札幌の宿を探す

五稜郭へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


Travel Planning

旅先を1分で決めてみる?

どこ行こ?で旅先を探す →