六花の森の風景
北海道

六花の森

観光自然

Photo by 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

自然と過ごすひとり旅向けカップル向け友達とゆっくり滞在

帯広から車で40分ほど走ると、突然視界が開ける。 広大な十勝の原野の中に、静かな森が現れる。 六花の森は、お菓子メーカー・六花亭が作った庭園だ。 でも、それだけで片付けるには、あまりにもったいない場所だ。

北海道の菓子文化を代表する『六花亭』が手がけた庭園美術館。帯広と池田の中間に位置するこの場所は、美しさと物語が重なる空間だ。北海道を象徴する花々が季節ごとに咲き、広場には著名な芸術家による作品が配置されている。園内を歩めば、湿った土の香りと、初夏の草の薫りが交じり合う。北の大地ならではの、清廉な空気に包まれる。菓子職人たちが生み出す六花亭の世界観が、自然と芸術に融け込んだこの庭園は、単なる観光地ではなく、北海道の人々の美意識そのものが表現された場所。訪れるたびに新しい発見がある、そんな森。

Best Season
5月下旬〜6月上旬がベスト。 エゾリンドウやオオバナノエンレイソウが咲き揃い、森全体が明るい。 秋の9〜10月は紅葉と静けさが気持ちいい。
Stay
・2泊以上

六花の森のおすすめスポット

01
六花の森|花の中に、物語が溶けている

六花の森|花の中に、物語が溶けている

入口で900円払って、中に入る。

いきなり視界が変わった。

約7ヘクタールの森に、エゾリンドウ、ハマナス、オオバナノエンレイソウ。

六花亭の包み紙に描かれた花たちが、ここでは本物として咲いている。

「あ、この花か」と思った瞬間、包み紙の意味が初めてわかった気がした。

森の中には小川が流れていて、木道が続く。

歩くたびにギシギシと音がして、それがまた気持ちいい。

観光客はそれほど多くなく、静かだ。

ゴールデンウィーク明けの平日だったせいもあると思うけど、誰かと競うように見なくていいのがよかった。

奥に進むと、坂本直行の原画を展示した美術館がある。

六花亭の包み紙を描いた画家だ。

こじんまりした建物の中に、十勝の風景が描かれた作品が並んでいる。

派手さはないけど、しみじみとよかった。

■ 六花の森 住所:北海道中札内村常盤西3線249-6 料金:大人900円、中学生以下無料 営業時間:10:00〜17:00(最終入園16:30) 営業期間:5月〜10月(冬季閉園) 駐車場:無料
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02

六花亭・中札内美術村|隣に、もう一つの世界があった

六花の森に来たなら、すぐ隣の中札内美術村にも足を伸ばしてほしい。

入場料は別(600円)だけど、セット券(1,400円)を買えばお得だ。

ここでは主に坂本直行の作品と、六花亭が集めた現代アートが展示されている。

驚いたのは、展示空間の質の高さだ。

小さな建物がいくつも点在していて、それぞれが独立した美術館になっている。

森の中を移動しながら、違う作品と出会っていく感じ。

建物の設計も、どこか北欧を思わせる清潔感があった。

お菓子屋さんが作ったとは、正直思えないレベルだ。

カフェも併設されていて、六花亭のお菓子と飲み物が楽しめる。

「マルセイバターサンド」を外のベンチで食べた。

風が涼しくて、十勝の空が広くて、なんかもう、それだけで十分だ。

■ 六花亭・中札内美術村 住所:北海道中札内村常盤西3線248-2 料金:大人600円、中学生以下無料(六花の森とのセット券1,400円) 営業時間:10:00〜17:00 営業期間:5月〜10月 駐車場:無料
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03

道の駅・なかさつない|帰り道に寄るべき場所

美術村から車で5分ほど走ると、道の駅「なかさつない」がある。

帰り道についつい寄った。

十勝産の野菜や乳製品が並んでいて、見ているだけで楽しい。

とうもろこし、じゃがいも、かぼちゃ。

値段が安くて、品質が高い。

東京のスーパーと比べると、ため息が出る。

特に押したいのが、ソフトクリーム。

十勝産の生乳を使ったやつで、1個350円だ。

しつこくなくて、でもコクがあって、あっという間に食べ終わった。

ここで地元の人が普通に買い物をしているのを見るのも、旅の醍醐味だ。

観光地感がなくて、むしろほっとした。

六花の森から帯広へ戻る途中に、自然と寄れる位置にある。

時間があれば、ここでゆっくりしてから帰るのをおすすめしたい。

■ 道の駅 なかさつない 住所:北海道河西郡中札内村大通南7-31 営業時間:9:00〜18:00(季節により変動) 定休日:不定休 駐車場:無料 入場料:無料
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モデルコース

Day Trip 帯広駅10:00出発 → 六花の森10:40着・見学2時間 → 中札内美術村13:00 → 道の駅なかさつない14:30 → 帯広市内で夕食・15:30帰着
1 Night 1日目:帯広着後、市内で夜の「ぱんちょう」豚丼を食べて宿泊。2日目:午前から六花の森と中札内美術村をゆっくり3時間かけて回り、道の駅に寄ってから帯広空港へ。花の見頃に合わせて行程を組むと充実度が上がる。
Travel Tips 六花の森は5月中旬〜6月が花のピーク。 ただし、混雑も少なく静かに歩けるのは平日の午前中。 虫除けスプレーは必携。 駐車場は無料だけど、入口がわかりにくいのでナビに住所を入れて行くのが確実。

六花の森への行き方

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Access Time
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備考 バス

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