飛行機が雲を抜けた瞬間、眼下に広がる緑の絨毯に息をのんだ。 北海道はとにかく、スケールが違う。 地平線まで続く畑、どこまでも青い空、そして誰もいない道。 本州の感覚で来ると、必ずどこかで圧倒される。 そういう場所だ。
北海道のおすすめスポット
富良野・美瑛|7月の丘は、絵の具をこぼしたみたいだ
7月上旬、朝6時に車を走らせた。
まだ観光客がいない時間帯を狙ったのは正解だ。
ケンとメリーの木、セブンスターの木。
写真で何度も見た風景が、目の前にある。
でも写真と全然違う。
空気が澄んでいて、遠くまで見える。
ラベンダー畑は満開で、甘い香りが風に乗ってくる。
ファーム富田の入場料は無料だ。
駐車場代500円だけ払えばいい。
美瑛の丘は、レンタカーなしだと正直つらい。
バスはあるけど本数が少ない。
旭川でコンパクトカーを借りた。
24時間で4,800円くらい。
夕方16時ごろ、光が斜めに差し込む時間がいちばん美しかった。
その瞬間だけ、丘が金色に染まる。
見られたのは運が良かった。
知床|クマが、本当にいた
知床半島に行くまで、クマは「いるだ動物」だ。
実際に見るまでは。
カムイワッカ湯の滝へ向かう道の途中、草むらが揺れた。
茶色い塊がゆっくり動いている。
ヒグマだ。
距離は50メートルくらい。
怖かった。でもカメラを構えている。
そういう矛盾した感情が、知床という場所の正体だ。
知床五湖は、高架木道なら無料で歩ける。
地上遊歩道は季節によってガイド同行が必須で、1人あたり5,000円前後かかる。
ウトロ側の夕日は見ておくべきだ。
18時すぎ、オホーツク海に沈む太陽が真っ赤に燃えた。
あの色は再現できない。
宿は素泊まり7,000円のゲストハウスにした。
オーナーが教えてくれる地元情報が、どのガイドブックより役に立った。
小樽運河|夜の路地に、昭和が残っている
小樽は昼より夜がいい。
それをわかっていなくて、1回目の訪問では何も感じない。
2回目、夕方17時すぎにチェックインして、日が暮れてから外に出た。
運河沿いのガス灯が灯る時間、空気ごと変わった。
観光客がいなくなった路地を歩くと、石造りの倉庫が並んでいる。
100年前の建物が、普通に残っている。
寿司屋通りで食べた地元のウニは1貫800円。
観光地価格だけど、食べて損はしない。
紫ウニと馬糞ウニが両方置いてある店を選ぶといい。
食べ比べて初めて違いがわかった。
小樽堺町通り商店街は、どの店も閉まるのが早い。
17時にはほぼ終わる。
午前中に来ておくべきだ。
札幌から電車で30分ちょっと。
日帰りで行けるのに、宿泊して正解だ。
モデルコース
北海道への行き方
HUB CITY
札幌(拠点都市)から行ける旅先を見る →