清水町から車で走ること数分。 急に視界が開けて、丘と空だけになる。 そこが十勝千年の森だ。 広さ約400ヘクタール。 東京ドーム約85個分の自然が、ただそこにある。 整備されすぎず、荒れすぎず。 人の手と自然のバランスが、絶妙にとれている。
十勝千年の森のおすすめスポット
アースガーデン|大地そのものが、庭になっている
入口を抜けてすぐ、足が止まった。
目の前に広がるのは、波打つ芝の丘。
そして遠くに日高山脈のシルエット。
これを「庭」と呼ぶのか、という感覚。
アースガーデンは世界最大級のガーデンのひとつとして、Chelsea Flower Showで金賞を受賞している。
でも、そんな肩書きより、実物を見た方が早い。
芝の斜面を歩くと、風の音しかしない。
十勝の空が、異様に広かった。
夏の晴れた日は、緑と青のコントラストが嘘みたいに鮮やか。
写真を撮っても撮っても、飽きない。
混雑する時間帯は午前10時〜12時ごろ。
開園直後の9時台が、圧倒的に静かでいい。
森のガーデン|木漏れ日の下で、時間を忘れた
アースガーデンの興奮が落ち着いたころ、森の中へ入った。
木々に囲まれたガーデンエリア。
「森のガーデン」は、別の世界みたいだ。
苔と木と花が混在して、薄暗くて、涼しい。
夏でも気温が低く、長袖が欲しくなるほどだ。
小道が入り組んでいて、地図を持っていても迷う。
でも、迷うのが楽しかった。
花の最盛期は7月〜8月。
この時期、色とりどりの宿根草が咲き乱れる。
名前を調べながら歩いていたら、1時間以上経っている。
静かな空間で、人の声が遠い。
こういう時間が、旅には必要だ。
ベンチが所々にあるので、座って空気を吸うだけでも価値がある。
森のカフェ|ランチは、大地を眺めながら食べた
歩き疲れたころに、ちょうどいい場所がある。
園内にある「森のカフェ」。
ガラス張りの窓から、アースガーデンが見える。
十勝産の食材を使ったメニューが中心で、ランチは1,500円前後。
贅沢ではないが、ちゃんとおいしい。
食べながら、牛が丘の向こうを歩いているのが見える。
十勝らしい光景だ。
ピーク時の12時〜13時は混む。
11時半に入ると、スムーズに席に座れた。
テイクアウトのソフトクリームも売っている。
450円で、濃くて甘い。
歩き回った後の一口が、格別だ。
お土産コーナーも隣接していて、十勝産のジャムやハーブ製品が並んでいた。
重くなるのを覚悟で、いくつか買って帰った。
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十勝千年の森への行き方
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