マイナス15度の朝、息が白くなる。 車を降りた瞬間、空気が違った。 大雪山の稜線が、目の前に広がっている。 冬の北海道で、これほどの景色に出会えるとは思っていない。 層雲峡から車で20分。 そこに、別世界があった。
大雪展望台のおすすめスポット
大雪展望台|凍てつく空気の先に、山が白く輝いている
標高約1000m地点に立つ展望台。
冬はアクセス道路が凍結していて、4WD必須だ。
駐車場に着いたのは朝8時ごろ。
ほかに車は1台もない。
静寂が、耳に痛いくらい澄んでいた。
展望台に上がると、大雪山系の峰々が一直線に並んでいた。
旭岳、黒岳、それぞれの雪の積もり方が全然違う。
雲がかかっていない朝は、とにかく見通しがいい。
スマホを構えたまま、しばらく動けない。
写真より目で見た方が、ずっと広い。
防寒着は完全武装で来ること。
インナーダウンを着込んでも、頬が痛かった。
10分もいれば体の芯まで冷える。
それでも、離れたくない。
層雲峡温泉街|雪に埋まった温泉地で、冷えた体を溶かす
展望台を降りた後、真っ先に向かったのが層雲峡温泉。
展望台から10分ほどで着く。
冬の温泉街は、人が少なくて静かだ。
観光客でごった返す感じはない。
日帰り入浴を受け付けている宿が何軒かある。
料金は700〜1000円前後が多かった。
湯につかりながら窓の外を見ると、雪が降っている。
無音に近い。
こういう時間を求めて、ここまで来た気がした。
食事は温泉街の食堂で、ラーメンを食べた。
塩ラーメン850円。
体が芯から温まって、ようやく人心地ついた。
観光地らしい派手さは何もない。
それがよかった。
層雲峡氷瀑まつり会場|氷でできた別世界が、川沿いに出現する
毎年1月下旬から3月中旬ごろ、層雲峡で氷瀑まつりが開催される。
展望台とセットで訪れる人が多い。
川沿いに、氷のオブジェが並んでいた。
高さ数メートルの氷柱もある。
夜間はライトアップされる。
日中とはまったく別の顔を見せた。
入場無料の年もあるが、要確認。
2024年は一部エリアが有料だ。
とにかく足元が滑る。
軽アイゼンを持っていったのは正解だ。
100均のものでも、ないよりはるかにマシ。
夜21時ごろまでやっていて、ライトアップ目当てで来る地元の人もいた。
氷の中にLEDが仕込まれていて、青や緑に光る。
SNS映えとか関係なく、単純に綺麗だ。
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大雪展望台への行き方
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