小樽運河の風景
北海道

小樽運河

観光自然

石造りの倉庫が、水面に映る。 夕暮れ時の小樽運河は、ただそれだけで絵になった。 明治から大正にかけて栄えた港町の残り香が、今もここにある。 観光地として整備されすぎていない、ちょうどいい「古さ」が好きだ。 何度来ても、歩きたくなる場所がある。

Best Season 夏(7〜8月)は青空と石造り倉庫のコントラストが美しい。 ただし冬の雪景色の運河は別格だ。 12〜2月、雪と石とガス灯の組み合わせは、夏には出せない色がある。

小樽運河のおすすめスポット

01

小樽運河|夕暮れの水面に、時代が溶けていく

運河沿いの散策路は、全長約1.3km。

ゆっくり歩いて20分ほどだ。

でも、足が止まった。

何度も止まった。

石造りの倉庫群が水面に映るあの風景は、写真で見るより断然リアルだ。

空気が違う、という感覚。

レンガの質感、水のにおい、遠くに聞こえるカモメの声。

夕方16時ごろに来るのがいい。

西日が倉庫の壁を赤く染めて、水面がオレンジに光る。

その時間帯だけの色がある。

ガス灯が灯る時間になると、また違う顔を見せる。

昼間とはまるで別の場所みたいだ。

浅草橋の上から見下ろす構図が、撮影スポットとしては定番。

でも運河沿いの低い目線から水面と倉庫を一緒に収めるアングルが、個人的には一番好きだ。

三脚があると夜景は格段に変わる。

■ 小樽運河 住所:北海道小樽市港町 入場料:無料 散策:24時間可能 ガス灯点灯:日没後〜23時ごろ アクセス:JR小樽駅から徒歩約10分
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02

運河プラザ|倉庫の中に、小樽の今が詰まっている

運河沿いにある石造り倉庫を改装した観光施設、それが運河プラザだ。

1893年建造の旧小樽倉庫が使われている。

外観だけ見て通り過ぎる人が多いけど、中に入ってよかった。

吹き抜けの天井、むき出しの梁、足元は石畳。

古い構造をそのまま残している。

こういう「直しすぎない」感覚が好きだ。

観光案内所と土産ショップが入っていて、地元のガラス工芸品や菓子が並んでいた。

小樽ガラスのアクセサリーは1,500円〜3,000円台が中心。

実用的なものも多くて、選びやすかった。

休憩スペースも広い。

歩き疲れたら椅子に座って、窓から運河を眺められる。

観光の合間の「息継ぎ」にちょうどいい場所だ。

無料で入れるのに、この空間のクオリティは正直驚いた。

■ 小樽運河プラザ(旧小樽倉庫) 住所:北海道小樽市港町2-1 営業時間:9:00〜18:00(季節により変動) 入場料:無料 アクセス:JR小樽駅から徒歩約10分
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03

中央橋〜浅草橋エリア|運河の顔が変わる、100mの違い

運河には複数の橋がかかっている。

その中で、中央橋と浅草橋のエリアは雰囲気がまるで違う。

中央橋側は観光客でにぎわっている。

ガイドブックに載っている「定番の構図」が撮れる場所だ。

確かに美しいし、来たかいがある景色だ。

でも少し北側、浅草橋のあたりまで歩くと、人が減る。

静かになる。

運河の水音だけが聞こえる時間があった。

ここで気づいた。

小樽運河は「見る」場所でもあるけど、「立っている」場所でもあると。

急いで写真を撮って次へ、というよりも、15分でも20分でもただそこにいる時間が心地よかった。

早朝6時台に来ると、観光客はほぼいない。

朝もやの中の石造り倉庫は、昼間より100倍よかった。

起きられるなら、絶対早起きした方がいい。

■ 中央橋・浅草橋エリア 住所:北海道小樽市色内・港町周辺 入場料:無料 散策:24時間可能 ベストタイム:早朝6〜7時台 or 日没後 アクセス:JR小樽駅から徒歩約10〜12分
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モデルコース

Day Trip 9:00 小樽駅着 → 9:30 早朝の運河散策 → 10:30 堺町通りでガラス・スイーツ → 12:00 寿司屋通りでランチ → 13:30 運河プラザ → 15:00 日帰り出発
1 Night 1日目:札幌から小樽へ移動 → 夕暮れの運河でガス灯点灯を鑑賞 → 運河沿いの宿泊。2日目:早朝6時台の運河を独り占め → 堺町通りでショッピング → 11時ごろ出発。夜と朝、2つの顔を見られる欲張りプランだ。
Travel Tips 夕方と早朝、必ず2回来ること。 昼間だけで帰るのはもったいない。 ガス灯が灯る夜19時ごろと、人のいない早朝6時台は、同じ場所とは思えない景色になる。 防寒は必須。夏でも夜は10度を下回ることがある。

小樽運河への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約9時間26分
水戸から 約10時間11分
前橋から 約10時間26分
高崎から 約10時間26分
名古屋から 約10時間36分
備考 バス

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