札幌から車で約1時間。 国道を外れると、急に空気が変わる。 岩見沢神社は、市街地の端にひっそりと立っている。 派手な看板もない。 観光地然とした雰囲気もない。 それなのに、鳥居をくぐった瞬間に 「ああ、来てよかった」。 静かで、古くて、本物だ。
岩見沢神社のおすすめスポット
岩見沢神社|杉の匂いと、100年分の静けさ
鳥居から本殿まで、歩いて約3分。
その間ずっと、砂利を踏む音だけが響く。
両脇に並ぶ木々は太い。
樹齢100年を超えるものもあると、地元の人が教えてくれた。
夏に来ると、木漏れ日がそのまま床に落ちてくる。
本殿は明治時代の創建。
何度も修繕を重ねながら、今もそこにある。
派手さは一切ない。
でも、確かな重みがある。
ここで手を合わせたとき、妙に気持ちが落ち着いた。
観光で来た場所なのに、しばらく動けない。
平日の午前中に行くと、ほぼ人がいない。
あの静けさを独り占めできる。
参道の杉並木|朝8時、誰もいない神域に入る
朝イチで行くことを強くすすめる。
8時頃の参道は、まだ霞がかかっていることがある。
木の間から光が差し込んで、地面に縞模様ができる。
その光景を見たくて、2回目も早起きして来た。
杉並木の区間は短い。
歩いて1分もかからない。
でも、その1分が長く感じる。
葉の間から鳥の声が聞こえる。
風が吹くと木がざわっと揺れた。
空気が、街と全然違う。
秋は特に色が出る。
11月上旬、黄色と茶色が混ざり始めた頃が好きだ。
カメラを持っていくなら、絶対に縦構図で撮った方がいい。
木の高さが伝わる。
神社周辺の散策|参拝後は15分歩くだけで別の顔が見える
神社から歩いてすぐ、古い住宅街がある。
昭和の匂いがする通りだ。
岩見沢は炭鉱で栄えた町。
ピーク時の人口は今の2倍以上あったという。
その面影が、街のあちこちに残っている。
神社から北へ5分歩くと、古い煉瓦倉庫が見えてくる。
今は使われていないものもある。
でも、その佇まいが妙にかっこいい。
さらに歩くと、JR岩見沢駅に着く。
駅舎が面白い。
2006年に建て直されたガラス張りの新駅舎と、
1900年代の煉瓦造りの旧駅舎が並んでいる。
新旧が同居している風景が、ここらしかった。
神社だけで終わらせないのが、岩見沢の歩き方だ。
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岩見沢神社への行き方
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