平田内温泉の風景
北海道

平田内温泉

温泉自然街歩き
温泉自然と過ごす街歩きグルメひとり旅向けカップル向け友達と温泉がおすすめ

熊の湯、という名前に少しだけ怯んだ。 でも実際に行ってみたら、怯んでいた自分が恥ずかしくなった。 知床の奥、川のすぐそばに湧く野趣あふれる温泉。 冬はマイナス20度を下回ることもあるのに、 お湯だけが白い湯気を上げて静かに待っている。

熊の湯、という名前に少しだけ怯んだ。でも実際に行ってみたら、怯んでいた自分が恥ずかしくなった。知床の奥、川のすぐそばに湧く野趣あふれる温泉。冬はマイナス20度を下回ることもあるのに、お湯だけが白い湯気を上げて静かに待っている。熊の湯は男女別だが、脱衣所は簡素。タオルと着替えはビニール袋に入れて防水対策を。駐車場から温泉まで凍結していることが多い。軽アイゼンかスパイクシューズは必携。冬季は夕方16時ごろから急速に暗くなる。遅くとも15時には出発したい。

Best Season
冬(12〜3月)がおすすめ。雪に包まれた露天風呂は非日常感が段違い。エゾシカやキタキツネとの遭遇率も高い。観光客が最も少なく、静寂の知床を独占できる季節。
Stay
・2泊以上

平田内温泉のおすすめスポット

01
平田内温泉熊の湯|雪の中に、緑色の湯が湧いている

平田内温泉熊の湯|雪の中に、緑色の湯が湧いている

林道を車で走ること約20分。

舗装も途切れがちな道を抜けると、急に開ける。

そこに、緑がかった湯色の露天風呂があった。

料金は無料。

そう、タダだ。

協力金箱に少し入れるだけで、誰でも入れる。

冬の気温はマイナス15度ほど。

脱衣所は小屋があるだけで、かなり寒い。

着替えは素早く済ませるしかない。

でも湯に浸かった瞬間、そんなことはどうでもよくなった。

熱め、43度前後のお湯が芯まで温める。

頭の上には雪。

周りには原始林。

川のせせらぎが聞こえる。

観光客はほとんどいない。

いたのは地元のおじさん2人だけだ。

「この湯、東京には売ってないべ」と笑いながら言われた。

その通りだ。

■ 平田内温泉 熊の湯 住所:北海道斜里郡斜里町岩尾別 料金:無料(協力金あり) 営業時間:6:00〜21:00(冬季は短縮あり) 定休日:なし(天候により閉鎖の場合あり) アクセス:知床自然センターから車で約20分
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02

岩尾別川沿いの雪道|足跡は、キツネのものだ

温泉の近くに、川沿いの遊歩道がある。

夏はヒグマ出没で閉鎖されることも多い。

冬のほうが、むしろ歩きやすかった。

雪が積もった川沿いの道を歩く。

誰もいない。

音がない。

足元をよく見ると、小さな足跡が続いている。

キツネだ。

まっすぐに、どこかへ向かっている。

冬の知床は、動物たちの時間が流れている。

エゾシカが対岸に3頭。

こちらには気づかず、川沿いの草を探している。

歩いた距離は往復1.5キロほど。

30分もあれば十分だけど、

気づくと1時間以上いた。

スマホをポケットにしまった。

写真より、この空気を直接受け取りたかった。

■ 岩尾別川沿い遊歩道 住所:北海道斜里郡斜里町岩尾別 料金:無料 所要時間:往復30〜60分 注意:冬季はアイスバーン・ヒグマ情報を事前確認。スパイクシューズ推奨
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03

知床自然センター|温泉の前に、ここで予習する

平田内温泉を目指すなら、まずここに寄る。

知床自然センター。

ウトロ市街から車で15分ほど。

入館は無料。

ヒグマの出没情報、道路状況、雪の深さ。

スタッフに聞けばすぐ答えてくれる。

冬に来てよかったのは、ここのスタッフの熱量だ。

「今日は熊の湯、入れますよ」の一言で、

気持ちが一気に高まった。

シアタールームでは知床の映像が流れている。

ヒグマが川でサケを捕る映像。

オオワシが空を旋回する映像。

これから向かう場所の姿を、先に見てしまう。

そうすると、現地での感動の解像度が上がる。

売店には知床限定のアイテムも。

熊のラベルがついたラーメンを買って帰った。

値段は600円。

荷物にならないし、土産話になる。

■ 知床自然センター 住所:北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531 料金:無料 営業時間:8:00〜17:30(冬季は短縮あり) 定休日:不定休 アクセス:ウトロ温泉バスターミナルから車で約15分
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モデルコース

Day Trip 知床自然センターで情報収集(30分)→ 岩尾別川沿い散策(60分)→ 熊の湯で入浴(60分)→ ウトロ市街で海鮮ランチ。移動含めて5〜6時間。
1 Night 1日目:ウトロ着・知床五湖周辺の雪原散策→ 温泉宿でウニ・ホッケを堪能。2日目:朝7時に熊の湯へ一番乗り→ 岩尾別川散策→ 知床自然センター→ 帰路。早朝の熊の湯は別格。
Travel Tips 熊の湯は男女別だが、脱衣所は簡素。 タオルと着替えはビニール袋に入れて防水対策を。 駐車場から温泉まで凍結していることが多い。 軽アイゼンかスパイクシューズは必携。 冬季は夕方16時ごろから急速に暗くなる。遅くとも15時には出発したい。

平田内温泉への行き方

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備考 バス

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