日高山脈の麓に、こんな場所があったのか。 車を降りた瞬間、空気が変わった。 山の冷たさと草の匂いが混ざった、あの感じ。 観光地っぽさがない。 それがここの正体だ。 北海道の「本物の自然」に触れたいなら、日高山岳ビラパークはその答えに近い場所だ。
日高山岳ビラパークのおすすめスポット
日高山岳ビラパーク|山が、すぐそこにある
標高を感じながら歩く。
それだけで、もう十分だ。
日高山脈の山々が目の前に広がる。
距離にして数キロ。
でも手が届きそうなくらい、近い。
朝8時に着いたら、まだ霧がかかっている。
山の輪郭がぼんやりして、それがまた良かった。
園内を歩くと、整備された道と自然の境界線が曖昧になってくる。
どこまでが公園で、どこからが山なのか。
季節によって見える景色が全然違うらしい。
春は残雪、夏は緑、秋は紅葉。
通年で来る価値がある場所だと、現地で知った。
混んでいない。
それが一番驚いた。
これだけの景色なのに、静かだ。
展望エリア|雲の高さで、山を見る
展望スポットまで歩いて15分。
思ったより体が動く場所だ。
途中に分岐があって、少し迷った。
案内板はあるけど、小さい。
スマホの電波は微妙だ。
地図は事前にダウンロードしておくべきだと学んだ。
展望エリアに出た瞬間、風が来た。
山からの風は、平地のそれと違う。
重さがある気がした。
日高山脈の主峰・幌尻岳(標高2,053m)が見えると聞いている。
晴れた日限定の話だけど。
その日はギリギリ見える。
双眼鏡を持ってきた人が羨ましかった。
次回は絶対に持ってくる。
ここで昼ごはんを食べた。
コンビニで買ったおにぎりだったけど、妙においしかった。
景色のせいだ。
園内の草原エリア|何もない、それが贅沢
広い草原がある。
本当にただ、広い。
観光施設らしいものはほとんどない。
ベンチがいくつかあって、芝生があって、山がある。
それだけ。
最初は「これだけ?」。
正直に言う。
でも30分ほどぼーっとしていたら、考え方が変わった。
何かをしなくていい場所って、今どれだけあるだろう。
子どもが走り回っている。
犬を連れた夫婦が散歩している。
一人で本を読んでいる人もいた。
それぞれの使い方ができる。
押しつけがない。
夕方近く、16時すぎに光が柔らかくなった。
草の色が変わって、山の影が伸びてきた。
その時間帯が一番良かった。
できれば夕方までいたい場所だ。
モデルコース
日高山岳ビラパークへの行き方
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