北海道

旭岳

自然絶景

ロープウェイを降りた瞬間、風が顔を叩いた。 標高1,600m。空気が違う。 眼下には雪原が広がり、遠くに大雪山の稜線が連なる。 北海道の山が本気を出すと、こうなる。 旭岳は、日本で一番早く冬が来る場所だ。

Best Season 10月下旬〜3月が銀世界の旭岳を楽しめるベストシーズン。 特に11〜2月は雪質も安定していて、晴れた日の稜線は息をのむ美しさだ。

旭岳のおすすめスポット

01

旭岳ロープウェイ|地上とは別の惑星に、7分で着く

姿見駅まで片道約7分。

ゴンドラが上昇するにつれて、木々が消えていく。

気温も3〜4度は下がる。

夏でもフリースが必要だと気づいたのは、半袖で乗り込んでからだ。

山頂駅を出ると、別世界が広がっている。

噴気孔から白い煙がモクモクと上がっている。

硫黄の匂い。荒涼とした火山地形。

ここが北海道最高峰・旭岳の裾野だ。

初冬、10月には雪が積もり始める。

本州がまだ秋のころ、ここはもう冬だ。

遅くとも11月には完全な銀世界になる。

その白さは、見ていて少し怖くなるほどだ。

観光利用でも、登山でも使える。

どちらの目的でも、ロープウェイは旭岳体験の出発点になる。

■ 旭岳ロープウェイ 住所:北海道上川郡東川町勇駒別 料金:往復 大人3,200円、子ども1,600円 運行時間:6:00〜17:30(季節により変動) アクセス:旭川駅からバスで約1時間30分
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02

姿見の池|凍った池に、旭岳が映り込む朝

ロープウェイ山頂駅から歩いて約30〜40分。

姿見の池にたどり着く。

冬はほぼ全面凍結している。

氷の上に雪が積もって、どこが池でどこが雪原かわからない。

それでも、池の縁に立つと旭岳がどっしりと目の前にある。

風がやんだ朝、雪面が鏡のように光る瞬間がある。

その景色を見た時、言葉が出ない。

カメラを構えるのも忘れそうになった。

足元は注意が必要だ。

木道が凍っていて、普通のスニーカーでは滑る。

軽アイゼンがあると安心できる。

レンタルは麓のビジターセンターで借りられる。

早朝、7〜8時台が狙い目だ。

観光客が少なく、空気が澄んでいる。

光の角度も低くて、雪面が金色に輝く。

あの時間のために、また行きたい。

■ 姿見の池 住所:北海道上川郡東川町(旭岳ロープウェイ山頂駅より徒歩約35分) 料金:無料(ロープウェイ利用が必要) 備考:冬季は軽アイゼン推奨。天候急変に注意。 旭岳ビジターセンター:0166-97-2153
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03

旭岳温泉|山から下りた体に、硫黄泉が染み込む

ロープウェイ乗り場のすぐ近くに、温泉街がある。

旭岳温泉だ。

ホテルや山荘が数軒集まっているだけの、小さな集落。

日帰り入浴できる宿もある。

料金は800〜1,000円前後。

硫黄泉で、肌がすべすべになる感覚がある。

山を歩いた後、冷えた体でこの湯に浸かる。

指先まで温まるのに、10分もかからない。

窓の外に雪が積もった木々が見えて、静かだ。

夜、外に出ると星が多い。

人工的な光がほとんどないから、目が慣れてくると天の川が見える。

気温はマイナス10度を下回ることもある。

でも、あの星空はそれだけの価値があった。

宿泊するなら、荷物を軽くして早朝の姿見の池を狙う。

日帰りでは体験できない時間が、ここにある。

■ 旭岳温泉 住所:北海道上川郡東川町勇駒別温泉 日帰り入浴:800〜1,000円(宿により異なる) 泉質:硫黄泉 アクセス:旭川駅からバス「旭岳」終点下車すぐ 問い合わせ:旭岳ビジターセンター 0166-97-2153
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モデルコース

Day Trip 旭川駅8:00発バス→旭岳温泉10:00着→ロープウェイ往復→姿見の池散策→昼食→温泉日帰り入浴→バスで旭川へ。所要約8時間。
1 Night 1日目:旭川駅→旭岳温泉チェックイン→ロープウェイ→姿見の池→夕食・温泉・星空観察。2日目:早朝6〜7時に姿見の池再訪→朝食→旭川市内(旭山動物園など)→帰路。
Travel Tips 10月から積雪が始まる。 11月以降はスパイクブーツか軽アイゼンが必須。 ロープウェイは強風で運休になることがある。 前日に公式サイトか電話で運行状況を確認してから向かうべきだ。 バスは本数が少ないので時刻表を事前に調べておく。

旭岳への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約10時間16分
水戸から 約11時間1分
前橋から 約11時間16分
高崎から 約11時間16分
名古屋から 約11時間44分
備考 バス

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