泊山の風景
北海道

泊山

自然絶景

北海道の積丹半島の付け根に、ひっそりと立つ山がある。 泊山、標高は低い。 でも冬に登ると、息が止まった。 眼下に日本海が広がって、雪と空と海の境界がなくなる。 そんな景色を見た。 人も少ない。 看板も少ない。 だから、自分だけが知っている場所みたいな気がした。

Best Season 1月〜2月が雪質・景色ともにベスト。 晴れた日の午前中、山頂から見る日本海の透明感は格別だ。 積雪状況は年によって差があるので直前に確認を。

泊山のおすすめスポット

01

泊山山頂|雪原の向こうに、日本海が溶けている

登山口から山頂まで、約40分。

標高は275メートル程度だから、「登山」というより「散歩の延長」に近い。

でも冬は違う。

膝まで埋まる新雪をラッセルしながら進む。

その先にあるものが、あまりにも大きかった。

山頂に出た瞬間、風が止んだ。

正確には止んだように感じた。

視界が一気に開けて、白い斜面の下に濃いブルーの日本海が広がっている。

晴れた日の10時ごろが一番光が入る。

雪面がキラキラして、目を細めないと見られない。

観光地ではない。

リフトもない。

カフェもない。

その「何もなさ」が、ここの正直なところだ。

静かに雪を踏んで、静かに景色を受け取る。

それだけの場所だ。

■ 泊山 住所:北海道古宇郡泊村(登山口は泊村内、要事前確認) 料金:無料 所要時間:登山口〜山頂 約40〜50分 注意:冬期は積雪深く、スノーシューまたはワカン推奨。単独行は避けること
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02

泊村の海岸線|登山の後に、日本海を間近で見た

山を下りて、海岸に出た。

車で5分もかからない。

冬の日本海は荒い。

波が岩に当たって、白い飛沫が上がる。

夏のそれとは全然違う表情だ。

地元の人が言っている。

「泊の海は冬が本番だよ」と。

その意味が、波音を聞いてわかった気がした。

観光客はほぼいない。

漁港には作業中の漁師がいるだけ。

コンビニは近くにない。

泊原子力発電所が遠くに見える独特の風景もある。

ここに来る人は「通りすがり」ではない。

目的を持って来る場所だ。

静かで、少し孤独で、それが逆にいい。

冬の北海道の正直な顔を見た気分だ。

■ 泊村海岸エリア 住所:北海道古宇郡泊村 料金:無料 アクセス:泊山登山口から車で約5分 周辺施設:道の駅「とまりん館」(泊村茨戸1番地)※営業時間は季節により変動、要確認
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03

道の駅 とまりん館|体が冷えたら、ここに逃げ込む

冬に泊山に来るなら、ここは必ず抑えておく。

道の駅「とまりん館」。

外が−10℃近くなっても、中は暖かい。

地元の海産物が売っていて、ウニやタコの加工品が並んでいる。

値段は市場より少し安い印象だ。

食堂でラーメンを食べた。

700円台。

飛び抜けてうまいわけじゃない。

でも体が冷えた後の温かい汁物は、それだけで正解だ。

ここで気づいた。

泊山周辺には、洒落たカフェや映えスポットは皆無だ。

それを求めて来ると、がっかりする。

でも「本物の冬の北海道」を体で感じたい人には、むしろ正直な場所だ。

道の駅を出ると、また雪と静寂が待っている。

その繰り返しが、泊の旅だ。

■ 道の駅 とまりん館 住所:北海道古宇郡泊村茨戸1番地 電話:0135-75-2600 営業時間:9:00〜18:00(冬期短縮の場合あり、要確認) 定休日:不定休 料金:入場無料(飲食・購入は別途)
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モデルコース

Day Trip 札幌発(7:00)→ 泊村着(9:30)→ 泊山登山(10:00〜12:00)→ 海岸散策→ 道の駅でランチ(13:00)→ 札幌帰着(16:00)
1 Night 1日目:札幌発→泊村着→泊山登山→海岸散策→岩内町か余市に宿泊。2日目:朝の海岸線ドライブ→積丹方面へ抜けて神威岬(冬期は手前まで)→小樽経由で帰札。冬道なので余裕をもったスケジュールが鉄則。
Travel Tips 冬の泊山はスノーシューかワカンが必要。 レンタルは近隣にないので札幌で準備する。 路面は凍結するので4WD+スタッドレスは絶対条件。 山頂付近は風が強い日も多い。 コンビニは岩内まで行かないとない。 飲み物と行動食は必ず持参する。

泊山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約11時間19分
水戸から 約12時間4分
前橋から 約12時間19分
高崎から 約12時間19分
甲府から 約12時間49分
備考 バス

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泊山へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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