4月の末、深川市に向かった。 目当ては桜山公園のエゾヤマザクラ。 北海道の春は短い。 だからこそ、咲いたときの密度がすごい。 丘の上に広がるピンクは、遠くから見ても息をのむ景色だ。 混みすぎず、静かすぎず。 ちょうどいい規模感が、居心地よかった。
深川市桜山公園のおすすめスポット
桜山公園の丘|北海道の春が、ここに全部集まってくる
公園の入口から坂を上がると、一気に視界が開ける。
エゾヤマザクラが丘の斜面を埋めている。
ソメイヨシノより濃いピンク色。
葉と花が同時に出るから、見た目がもっとにぎやかだ。
満開のタイミングは4月下旬から5月上旬。
年によって1週間くらいズレる。
その年の気温次第なので、直前に市の公式サイトで確認するのが正解だ。
平日の午前中に行ったら、地元の人が数人いるくらいで静かだ。
ベンチに座って、桜を眺めながらコーヒーを飲んだ。
観光地にありがちな「映えスポット」感がなくて、それが逆によかった。
花びらが風に舞うと、足元が薄ピンクに染まる。
ああ、北海道の春ってこれだ、と思った瞬間があった。
展望スポット|深川市街と石狩川が、桜の向こうに広がる
丘を登りきると、展望台がある。
標高はそれほど高くないが、見晴らしはいい。
深川の市街地と、その向こうに石狩川の流れが見える。
山と川と空。
桜の額縁の中に、北海道らしい風景が収まっている。
ここに来る観光客は少なくて、展望台はほぼ貸し切りだ。
10分くらい、ぼーっと景色を眺めている。
風がやや冷たかった。
4月下旬でも、深川はまだ上着が必要だ。
薄手のダウンを持ってきて正解だ。
スマホで写真を撮ったが、桜と景色の両方を一枚に収めるのが難しかった。
広角レンズがあれば、もっとうまく撮れた。
ただ、写真より目で見た景色の方が何倍もよかった。
そういう場所だ。
公園内の散策路|桜のトンネルを、ゆっくり歩く30分
展望台から降りて、散策路を一周した。
だいたい30分くらいのコース。
桜の木がトンネルみたいに続く区間があって、そこが一番よかった。
上を見上げると、空が桜で埋まっている。
人がほとんどいないから、好きなペースで歩ける。
地面はぬかるんでいる箇所があった。
前日に雨が降っていたせいだ。
運動靴より、トレッキングシューズが向いている。
サンダルは絶対にやめた方がいい。
途中、リスを1匹見かけた。
エゾリスだ。
桜の幹を素早く駆け上がって消えた。
こういう予想外の出会いが、公園散歩の面白さだ。
売店や飲食施設はない。
飲み物と軽食は、深川市街のコンビニで調達してから来るのが正解だ。
モデルコース
深川市桜山公園への行き方
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