札幌から車で約50分。 高速を降りると、急に景色が静かになる。 由仁温泉は、派手さがまったくない。 それが、逆にいい。 雪に埋まった田んぼ道を走って、 やっと着く感じ。 その「やっと」が、じわじわ効いてくる温泉地だ。
由仁温泉のおすすめスポット
ユンニの湯|茶褐色のお湯が、体の芯まで沈んでいく
源泉かけ流しの湯は、濃い茶褐色。
最初に見たとき、正直ちょっと驚く。
「これ、入って大丈夫?」って思う色なんです。
でも肩まで沈んだ瞬間、全部どうでもよくなる。
ナトリウム・塩化物泉。
じんわりじわじわ、温かさが奥に入ってくる。
内湯と露天があって、露天は雪景色。
冬の空気をちょっと吸いながら入る湯は、
夏とは別物だ。
日帰り入浴は700円。
10時〜21時まで(受付は20時30分まで)。
地元のおじいさんたちが、
毎日来てるらしい。
そういう温泉が、好きだ。
混みすぎず、静かすぎず。
ちょうどいい距離感があった。
由仁町の雪道散歩|人がいない。音がない。それだけでいい
温泉の後、少し歩いてみた。
駅前通りは、ほぼ人がいない。
冬だから、というより、
たぶんいつもこんな感じなんだ。
雪がしんしん積もった農村の景色。
遠くに丘。
電柱と空だけが続く。
うるさいものが、何もない。
由仁駅は無人駅で、
ホームに立つと風が素直に吹いてくる。
列車は1日数本。
そのローカル感が、妙に心地よかった。
夕暮れ前の16時ごろ、
空が紫とオレンジのグラデーションになる。
田んぼの雪が、その色を全部反射する。
「あ、写真撮らなきゃ」より先に、
立ち止まって見てしまった。
そういう景色が、ここにはある。
ユンニの湯レストラン|地元食材で、ちゃんとお腹を満たす
温泉施設内のレストランで昼ごはんを食べた。
「観光地の食堂」って身構えてたけど、
予想より全然よかった。
頼んだのは豚丼セット、1,100円。
由仁産の豚を使ってるらしい。
タレが濃すぎず、肉が柔らかくて、
気づいたら全部食べてた。
窓から雪景色が見えて、
体の外も中も温まる感じ。
地元のおばあちゃんが隣のテーブルで
コーヒー飲んでたりする。
そういう「生活の場」と旅の場が混ざってるのが、
この施設の空気感だ。
週末は混むので、
11時30分ごろに入るのがベスト。
13時を過ぎると待つことがある。
食後にもう一度湯に浸かる、
その流れが最高だ。
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由仁温泉への行き方
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