青い川の上から、水が滲み出てくる。 そんな光景、見たことがあるだろうか。 白ひげの滝は、美瑛川の両岸の崖から直接湧き出す珍しい滝だ。 上から流れ落ちるのではなく、横から滲み出る。 その青と白のコントラストが、妙に頭に焼きついて離れない。
橋の上に立つと、思わず声が出る。川がコバルトブルーに近い、吸い込まれるような青なのだ。その両岸の崖から水が直接滲み出し、白い筋となって青い流れへ落ちていく。上からではなく横から湧き出す珍しい滝の光景は、美瑛でしか見られない。日没後は青くライトアップされ、昼とはまったく別の表情を見せる。近くには火山灰で青く見える美瑛の青い池、硫黄香る露天が魅力の十勝岳温泉郷もある。訪問は早朝か夕方が狙い目で、夏でも夜は冷えるため上着を。拠点は札幌駅。バスも通じるがレンタカーがおすすめだ。
白ひげの滝のおすすめスポット
白ひげの滝|崖から水が滲み出る、この星の不思議
橋の上に立った瞬間、声が出た。
川の色が、青い。
ただの青じゃない。
コバルトブルーに近い、吸い込まれるような青だ。
これは美瑛川の特性で、十勝岳の伏流水が地層を通り抜け、ミネラルが混ざることで生まれる色らしい。
理屈はわかった。
でも目の前にすると、やっぱり信じられない気持ちになる。
滝の高さは約30メートル。
崖の割れ目から、幾筋もの白い水が流れ落ちる。
白ひげ、という名前の意味が、立った瞬間わかった。
橋の名前は「白髭橋」。
駐車場から歩いて2〜3分の場所にある。
アクセスはそこまで大変じゃない。
でもここに来るまで、こんな滝があることを知らない。
知らなかったことを、少し後悔した。
白金温泉エリア|滝の後は、温泉街をぶらっと
白ひげの滝から歩いて5分ほどで、白金温泉街に入る。
小さな温泉街だ。
ホテルが数軒と、土産物屋が少し並ぶくらい。
いわゆる賑やかな観光地とは違う。
温泉は単純硫黄泉。
においは強くないが、肌がするっとする。
日帰り入浴ができる施設もあって、料金は700円前後が多かった。
夕方になると観光客がぐっと減る。
その時間帯の静けさがよかった。
遠くから川の音だけが聞こえる。
おすすめはびえい白金温泉「湯元 白金温泉ホテル」などでの日帰り入浴。
滝を見た後、汗を流してから帰る流れが自然だ。
旭川市内から車で約1時間。
日帰りでも十分に来られる距離だ。
青い池|同じ青なのに、全然違う顔を持つ
白ひげの滝から車で約10分。
「青い池」がある。
同じ美瑛川の水が流れ込む、人工の堰止め池だ。
こちらも青い。
でも白ひげの滝の青とは、明らかに違う。
池は静止しているから、空の色や光の角度で表情がまるで変わる。
晴れた昼と、曇りの午前では別の場所みたいだ。
立ち枯れたカラマツの木が水から突き出している。
あの光景はどこかシュールで、美しいというよりも「奇妙だ」という感覚に近かった。
入場料は大人200円(2023年から有料化)。
駐車場から舗装された道を歩いて5分ほど。
混雑しやすいので、開園直後の8時台が静かだ。
冬はライトアップも行われる。
雪の中で青く光る池は、さらに非現実的だ。
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白ひげの滝への行き方
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