白雲岳の風景
北海道

白雲岳

自然絶景

稜線の向こうに、白い世界が広がっている。 標高2,230m。北海道最高峰・旭岳の隣に静かに立つ白雲岳。 メジャーな山ではない。 だからこそ、頂上に立った瞬間の静けさが、胸に刺さる。 雪と岩と空だけの場所。 ここに来る理由は、それだけで十分だ。

Best Season 夏(7月〜8月)は高山植物が咲き誇り、初心者でも歩きやすい。 冬(1月〜3月)は完全な雪山。装備と経験が揃った人だけに、圧倒的な絶景が待っている。

白雲岳のおすすめスポット

01

白雲岳山頂|風が強くて、泣きそうになった

登山口は旭岳ロープウェイ山頂駅(標高1,600m)から。

そこから白雲岳まで、コースタイムで約4〜5時間。

距離にして片道約10km。

決して楽な山ではない。

稜線に出た途端、風が変わった。

体感温度でマイナス15度はあった。

手袋を2枚重ねしていても、指先の感覚がなくなった。

頂上直下の岩場が、冬は特に手強い。

アイゼンがなければ、まず無理だ。

ピッケルも持っていってよかった。

そして山頂。

東大雪、十勝岳、遠くに阿寒の山並み。

360度、遮るものが何もない。

声を出す気にもなれない。

ただ、立っている。

それで十分だ。

■ 白雲岳 住所:北海道上川郡東川町(大雪山国立公園内) アクセス:旭岳ロープウェイ山頂駅(標高1,600m)から登山 ロープウェイ料金:往復3,200円(2024年現在) 登山コースタイム:山頂駅〜白雲岳 約4〜5時間(片道) ※冬季登山は完全装備必須。単独行は推奨されない
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02

旭岳ロープウェイ|ここで冬山に覚悟が決まる

麓の姿見駅から山頂駅まで、約10分。

ロープウェイを降りた瞬間、世界が変わる。

外に出た。

風速15m。

立っていられるか、ギリギリのライン。

「今日、本当に行くの?」と自分に問いかけた。

山頂駅には小さな展望台がある。

旭岳がドーンと目の前に現れる。

噴煙が上がっていて、迫力がすごい。

ここで引き返す人もいる。

それで全然いい。

装備チェックはここで最終確認。

アイゼン、ピッケル、ゴーグル、目出し帽。

全部使った。

全部必要だ。

ロープウェイは冬でも動いている。

8時台から運行しているので、早出が鉄則。

下山が遅れると最終便(16時半ごろ)に乗れなくなる。

それだけは絶対に避けたい。

■ 旭岳ロープウェイ 住所:北海道上川郡東川町勇駒別 料金:往復3,200円/片道1,800円(大人) 運行時間:8:00〜16:30(最終下り16:30、季節により変動) 電話:0166-68-9111 公式サイト:https://asahidake.hokkaido.jp ※冬季は運休日あり。事前確認必須
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03

白雲岳避難小屋|冬、ここに人はいない

夏であれば、白雲岳避難小屋に泊まれる。

コースタイムで山頂駅から約3時間半。

ここをベースに白雲岳を往復するルートが定番だ。

ただし、冬は別の話。

避難小屋は冬季閉鎖。

管理人もいない。

緊急時のビバーク用途にしか使えない。

冬に1泊2日で行くなら、テント泊が基本。

マイナス20度を下回る夜もある。

4シーズン対応のシュラフと、雪山テントは絶対条件。

ただ、その夜が忘れられない。

テントの外、星が異常にきれいだ。

人工の光がゼロの場所で見る星空は、街で見るものとは別物だ。

天の川が、本当に川みたいに見える。

翌朝、ご来光を見るために4時に起きた。

寒くて、眠くて、それでも起きてよかった。

山の朝は、人を裏切らない。

■ 白雲岳避難小屋 場所:白雲岳北側、標高約1,990m付近 収容人数:約40名(夏季) 利用料:1,000円/泊(夏季・管理人常駐期間) 冬季:閉鎖(緊急時ビバーク利用のみ) 水場:夏季は近くに雪渓あり。冬は雪を溶かして確保 ※冬季テント泊は経験者同行を強く推奨
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モデルコース

Day Trip 7:30 旭岳ロープウェイ乗車→8:00 山頂駅出発→13:00 白雲岳山頂→16:00 山頂駅帰着→16:30 最終ロープウェイ下山。行動時間8時間のフルコース。
1 Night 1日目:ロープウェイ山頂駅→白雲岳避難小屋付近でテント泊(夏季推奨)。2日目:早朝4時起床でご来光→白雲岳山頂アタック→下山→旭岳温泉「湯元湧駒荘」で疲れを流す。
Travel Tips 冬の白雲岳は中〜上級者向け。 アイゼン・ピッケル・ゴーグル・目出し帽は必携。 天気の急変が多いので、前日夜の天気予報は複数サイトで確認。 旭岳ビジターセンター(0166-97-2153)に登山届を必ず提出。 単独行は避けること。

白雲岳への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約10時間16分
水戸から 約11時間1分
前橋から 約11時間16分
高崎から 約11時間16分
名古屋から 約11時間45分
備考 バス

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白雲岳へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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