盃温泉の風景
北海道

盃温泉

温泉自然街歩き

積丹半島の付け根に、ひっそりと湯が湧いている。 盃温泉。 読み方は「さかずき」。 日本海に面した小さな漁村に、その温泉はある。 冬に行くと、波の音と風の音しか聞こえない。 観光地の賑やかさは、ここにはない。 それがいい。

Best Season 夏は海水浴客でにぎわう。 静かさを求めるなら冬か春先。 11月〜3月は人が少なく、荒波と温泉の対比が最高。 積雪が落ち着く4月も狙い目。

盃温泉のおすすめスポット

01

盃温泉|日本海を見ながら、ひとりで湯に浸かる夜

温泉宿は数軒だけ。

そのうちのひとつに泊まった。

湯は少し茶色がかった塩化物泉。

なめると、はっきり塩辛い。

体の芯までじわじわ温まる系の湯だ。

露天から日本海が見える。

冬の海は荒れている。

波が砕けて、白く飛んでいた。

ほかに誰もいない。

湯船の縁に腕を乗せて、ぼーっと波を見ている。

30分くらい、そうしていた気がする。

温泉として特別すごいわけじゃない。

でも、あの景色と静けさは代えがきかない。

夕食は海鮮だ。

タコと甘エビ。

どちらも積丹産。

値段の割に量が多くて驚いた。

夕食付き1泊で1万円台前半から泊まれる宿もある。

■ 盃温泉(さかずきおんせん) 住所:北海道古宇郡泊村大字盃村 泉質:含食塩-重炭酸土類泉(塩化物泉) 宿泊:1泊2食付き 約12,000円〜(宿により異なる) 日帰り入浴:一部宿で対応(事前確認要) アクセス:札幌から車で約2時間30分
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02

盃漁港周辺|冬の朝、漁村を歩いてみた

朝6時半に宿を出た。

まだ暗かった。

漁港まで歩いて5分くらい。

小さな船がいくつか停まっている。

漁師さんが黙々と準備している。

声はかけない。

ただ眺めている。

集落の道はほぼ人がいない。

民家と倉庫と海だけがある。

電線の上にカモメが並んでいた。

冬の積丹半島は観光客がほとんど来ない。

そのぶん、地元の時間の流れがそのままある。

30分ほど歩いてみると、

廃業した民宿の看板が何枚かあった。

かつてはもっと賑わっていたんだろう。

朝7時頃、ようやく空が明るくなってきた。

日本海がオレンジ色に染まった。

スマホを出したが、うまく撮れない。

あの色は、画面に収まらない。

■ 盃漁港周辺の街歩き 住所:北海道古宇郡泊村大字盃村 料金:無料 所要時間:30〜60分 注意:冬季は路面凍結あり。滑らない靴必須。 早朝の漁港は漁師の作業時間帯。静かに見守るのがマナー。
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03

道の駅・とまりん|帰り道に寄った、泊村の玄関口

盃温泉から車で15分ほど南下すると、泊村の道の駅がある。

正式名称は「道の駅 とまりん」。

地元の魚介類が並んでいた。

タコの干物が山積みになっている。

1袋600円。

買った。正解だ。

温泉施設も併設されている。

大人500円。

泊温泉が引かれていて、湯の質はいい。

タオル持参か有料レンタルで対応できる。

帰りの高速に乗る前の最後の休憩地点として使い勝手がいい。

売店の人に「どこから来たの?」と聞かれた。

「札幌から」と答えたら、「よくこんな季節に来たね」と笑われた。

そうか、冬の盃は来る人が少ないのか。

それでも来てよかった。

静かな場所には、静かな季節が似合う。

■ 道の駅 とまりん 住所:北海道古宇郡泊村大字茅沼村149番地1 TEL:0135-75-3500 営業時間:9:00〜18:00(季節変動あり) 温泉入浴:大人500円/子ども300円 定休日:不定休(要確認) アクセス:国道229号沿い
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モデルコース

Day Trip 札幌発 → 盃温泉(日帰り入浴・昼食) → 漁港散歩 → 道の駅とまりん(お土産・温泉) → 札幌着。車で往復5〜6時間圏内。
1 Night 1日目:札幌発 → 盃温泉チェックイン → 露天風呂 → 海鮮夕食。2日目:早朝の漁港散歩 → 朝風呂 → チェックアウト → 道の駅とまりんで土産購入 → 帰路。温泉と海の静けさをたっぷり味わう2日間。
Travel Tips 冬季は国道229号が積雪・凍結する。 スタッドレス必須。 宿は少ないので予約は早めに。 週末でも直前だと埋まっていることがある。 日帰り入浴は事前に宿へ電話確認を。

盃温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約9時間17分
水戸から 約10時間2分
前橋から 約10時間17分
高崎から 約10時間17分
名古屋から 約10時間20分
備考 バス

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盃温泉へは札幌から日帰りがおすすめ

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