知内温泉の風景
北海道

知内温泉

温泉自然街歩き

函館から車で約1時間。 山の奥へ奥へと進むと、急に現れる。 湯気と、静けさと、時間の止まったような集落。 知内温泉は、北海道でも指折りの古湯だ。 観光客向けに整備されていない、その感じがいい。 ただ、湯があって、山がある。それだけの場所。

Best Season 冬(12〜3月)がいちばん来る価値がある。 雪の露天風呂は別格。 夏は緑が深く川遊びもできるが、温泉の醍醐味は冬にある。

知内温泉のおすすめスポット

01

知内温泉ユートピア和楽園|北海道最古の湯に、ひとり沈む

開湯は1絶句するほど古い。

1泊2食付きで1万円台前半から泊まれる。

そのコスパより、湯質に驚いた。

ナトリウム塩化物泉。

ぬるりとした感触が肌に残る。

加水なし、加温なし、源泉かけ流し。

湯船の底に茶色い湯花が舞っている。

内湯は古い木の梁が渡っていて、

ぼんやり見上げながら20分は浸かっている。

冬に来たのは正解だ。

露天は雪に囲まれていて、

空気が刺さるほど冷たいのに、湯だけが温かい。

そのギャップが、妙に気持ちよかった。

宿泊客以外も日帰り入浴できる。

料金は600円。

午前10時から午後9時まで。

混んでいる時間帯に当たったことがない。

■ 知内温泉ユートピア和楽園 住所:北海道上磯郡知内町字湯ノ里144 日帰り入浴:600円 営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:30) 定休日:不定休(要確認) TEL:01392-6-2111
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02

知内川沿いの雪道散策|温泉街ではなく、ただの山道がある

温泉の外に出ると、川の音だけが聞こえる。

知内川が、すぐそこを流れている。

整備された遊歩道、ではない。

ただの雪道が、川沿いに続いている。

長靴か、しっかりした冬靴が必要だ。

歩き始めて5分で、誰とも会わなくなった。

足元の雪がきゅっきゅと鳴る。

カラスが1羽、遠くで鳴いた。

20分ほど歩いたところで引き返した。

理由は特にない。

ただ、もう十分だ。

観光スポットと呼べるものは何もない。

それでも、この川沿いの時間が

この旅でいちばん印象に残っている。

冬の北海道の静けさを、

肌で感じたい人に向いている場所だ。

■ 知内川沿い散策路 住所:北海道上磯郡知内町字湯ノ里周辺 料金:無料 所要時間:30分〜1時間程度 ※冬季は滑りやすい。防水の靴必須
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03

知内町市街|松前街道の宿場町の面影を探す

温泉から車で15分ほど下ると、知内の市街地に出る。

コンビニが1軒、スーパーが1軒。

それだけの町だ。

江差や松前に向かう旧街道沿いの町で、

昔は宿場として栄えたと聞いた。

今は静かすぎるほど静かだ。

歩いていて目に入ったのは、

古い木造の建物と、錆びた看板。

廃業した商店の名残が、あちこちにある。

地元の食堂でラーメンを食べた。

醤油ラーメン、750円。

観光客向けではない、普通の1杯。

それが、ちょうどよかった。

派手なものは何もない。

でも、こういう町に来ると

旅をしているという実感がある。

函館ナンバーの軽トラが

ゆっくり通り過ぎた。

■ 知内町市街 住所:北海道上磯郡知内町 函館から国道228号線経由で約60km 所要時間:車で約1時間 ※冬季は路面凍結に注意
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モデルコース

Day Trip 函館発9:00→知内町市街で食事→知内温泉で日帰り入浴(約2時間)→川沿い散策30分→17:00函館着。距離は片道60km、下道で1時間。
1 Night 1日目:函館発→知内温泉チェックイン→夕食・温泉でゆっくり。2日目:朝一番の湯(6時から入れる)→川沿い散策→知内町市街へ→松前城方面へ足を延ばして函館へ戻る。全行程150km圏内。
Travel Tips 冬に行くなら長靴必須。 露天の移動が雪道になる。 宿泊の場合は事前予約を忘れずに。 日帰り入浴は平日の午前中が空いている。 函館のガソリンスタンドで給油してから向かうこと。 現地に店はほぼない。

知内温泉への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約7時間36分
水戸から 約8時間21分
前橋から 約8時間36分
高崎から 約8時間36分
名古屋から 約8時間44分
備考 バス

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知内温泉へは札幌から日帰りがおすすめ

温泉旅館が中心。1泊2食プランがおすすめ。


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