釜加神社の風景
北海道

釜加神社

観光自然

地図で見つけて、首をかしげた。 釜加神社、読み方すらわからない。 「かまか」と読む。 北海道厚岸郡浜中町、霧の多い海沿いの町にひっそり立つ神社だ。 観光地でもない。 有名でもない。 でも、行って正解だ。 あの静けさは、他では味わえない。

Best Season 6月下旬〜7月中旬がベスト。 エゾカンゾウが湿原を黄色に染める時期と重なる。 霧も多く、神社の雰囲気がいちばん濃くなる季節だ。

釜加神社のおすすめスポット

01

釜加神社|霧の向こうに、鳥居が立っている

浜中町の海岸線を走っていると、急に現れる。

小高い丘の上、草に囲まれた朱色の鳥居。

車を止めて、外に出た。

風が強かった。

草が横に揺れている。

境内までの参道は短い。

歩いて2分もかからない。

でも、その2分が妙に長く感じた。

足元は砂まじりの土で、靴に砂が入った。

本殿は小さい。

装飾も派手さもない。

ただ、そこに「在る」という感じがした。

社の裏に回ると、海が見える。

厚岸湾の方角だ。

この日は霧がかかっていて、水平線がぼんやりしている。

それがかえって良かった。

くっきり晴れた景色より、ずっと記憶に残っている。

ここに来る人は少ない。

参拝した30分、誰とも会わない。

■ 釜加神社 住所:北海道厚岸郡浜中町 料金:無料 参拝:自由(社務所なし) 駐車場:近くに路肩スペースあり(2〜3台)
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02

周辺の自然|アゼチの岬、ここまで来たなら必ず寄る

釜加神社から車で10分ほど。

アゼチの岬という場所がある。

初めて聞く名前だったけど、行って驚いた。

岬の先端まで歩ける。

片道15分くらい。

道は整備されていない。

草をかき分けるように進む感じだ。

風が強くて、帽子が飛ばされそうになった。

でも、先端に出たときの景色が圧倒的だ。

三方が海。

右手に霧多布湿原の方向。

左手に厚岸湾。

どこまでも草原と海が続いている。

エゾカンゾウの黄色い花が咲いている。

季節は7月上旬だ。

観光客はいない。

ここに来た人だけが知っている景色だ。

帰り道、草の中でキタキツネと目が合った。

向こうも驚いたのか、しばらくこちらを見ている。

■ アゼチの岬 住所:北海道厚岸郡浜中町(霧多布岬周辺) 料金:無料 所要時間:往復30〜40分 注意:草むらなので長ズボン推奨・熊鈴あると安心
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03

霧多布湿原|歩かないと、わからないものがある

釜加神社のついでに立ち寄った。

ついで、と言うには広すぎた。

霧多布湿原は日本で3番目に大きい湿原だ。

面積は約3,168ヘクタール。

数字で言われてもピンとこない。

実際に入ると、終わりが見えない。

ビジターセンターから木道が整備されていて、無料で歩ける。

足元は湿っている。

木道から外れると即、靴が沈む。

タンチョウヅルが飛んでいた。

望遠レンズがなくても、はっきり見えるくらい近かった。

湿原の空気は独特だ。

草と泥が混ざったような、重い香り。

嫌いじゃない。

むしろ、深呼吸したくなった。

観光地にありがちな賑やかさがない。

声も少ない。

風と草の音だけが聞こえる。

釜加神社と合わせて、この一帯で半日使った。

それで足りないくらいだ。

■ 霧多布湿原センター 住所:北海道厚岸郡浜中町四番沢20番地 料金:入場無料(施設内展示は大人200円) 営業時間:9:00〜17:00(冬季短縮あり) 定休日:月曜(祝日の場合翌日)・年末年始
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モデルコース

Day Trip 釜加神社参拝(午前)→ アゼチの岬ハイク(昼前)→ 浜中町内で昼食(ランチは牡蠣推奨)→ 霧多布湿原センター(午後)→ 厚岸または釧路へ移動
1 Night 1日目:釧路空港着→釜加神社→アゼチの岬→霧多布湿原(夕方まで)→浜中泊。2日目:朝の湿原散歩(霧がかかる早朝がおすすめ)→厚岸で牡蠣の朝食→厚岸湖周辺→釧路空港へ
Travel Tips 釜加神社に社務所はない。 御朱印や御守りの類は一切ない。 それでいい場所だ。 レンタカー必須。 バスでは行けない。 霧は午前中に多い。 晴れを期待しすぎない方が、かえって楽しめる。 熊の出没情報は事前に確認を。

釜加神社への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約9時間11分
水戸から 約9時間56分
前橋から 約10時間11分
高崎から 約10時間11分
名古屋から 約10時間30分
備考 バス

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釜加神社へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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