北海道

館城

観光自然

函館から少し離れた丘の上に、ひっそり立っている。 観光客が多い函館山とは違う、静けさがここにはある。 幕末の戦いがあった場所。 土塁が残り、草が風に揺れる。 誰もいない午前中に訪れると、時間が止まったような感覚になった。

Best Season 4〜5月がベスト。エゾヤマザクラが咲き、雪解け後の緑が鮮やか。秋の10月も紅葉と土塁のコントラストが美しい。真冬は雪で遺構が見えなくなる。

館城のおすすめスポット

01

館城跡|草の中に、戦いの記憶が残っている

土塁に足を踏み入れた瞬間、空気が変わった。

函館戦争(1869年)で旧幕府軍が最後に立てこもった場所。

そんな説明を読んでいたけれど、実際に立つと全然違う。

土塁の高さは場所によって3〜4メートルほど。

草に覆われた盛り土が、ぐるりと敷地を囲んでいる。

崩れかけているところもあって、それがまたリアルだ。

案内板はいくつかあるが、過剰な整備はされていない。

そのまま残っている感じが、逆に良かった。

ここで実際に砲撃があって、人が死んだ。

そのことを、静かに考えさせてくれる場所だ。

訪問者は平日だとほぼゼロ。

じっくり1時間くらいかけて歩いた。

入場は無料。駐車場もある。

■ 館城跡 住所:北海道函館市陣川町(上磯郡木古内町との境界付近) 料金:無料 営業時間:自由見学 駐車場:あり
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02

土塁と堀の遺構|150年前の輪郭が、今も地面に残る

土塁の上に登ってみた。

高さがあるから、周囲を見渡せる。

遠くに山があって、木々があって、風が来る。

ここから旧幕府軍は外を見ていたんだと、急に視点が変わった。

攻められる側の目線に、自然となっている。

堀の跡も残っている。

今は水が枯れて草が生えているけれど、形はしっかりわかる。

幅は5〜6メートルくらいあって、思ったより本格的な造りだ。

明治2年に築かれた城郭式の要塞だから、歴史はたった150年ちょっと。

でも、それがかえってリアルさを感じさせる。

江戸城より話が近い。

雨上がりの朝に行ったせいか、草の緑が異様に鮮やかだ。

泥が靴に付く覚悟は必要。

長靴か、捨ててもいい靴で来るのがいい。

■ 土塁・堀の遺構 場所:館城跡内(徒歩で全体を一周できる) 所要時間:30〜60分 注意:雨後は足元が悪い。スニーカー以上の靴推奨
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03

周辺の自然|城跡の外側は、ただの静かな北海道だ

城跡を出ると、あっけらかんとした風景が広がっている。

畑と、防風林と、遠くの山。

北海道らしいといえばそうなんだけど、城跡とのギャップが面白い。

春先(4〜5月)に訪れると、エゾヤマザクラが咲いていることがある。

その時期に合わせて来たのは正解だ。

桜と土塁の組み合わせは、なかなか見られない。

近くに川が流れていて、鳥の声がずっと聞こえる。

名前はわからないけど、かなり大きな声の鳥。

しばらく探したけど、見つからない。

函館市街から車で約30分。

バスは本数が少ない(1日数本)から、レンタカーが現実的だ。

周辺に食事できる場所はほぼないので、事前に準備したほうがいい。

函館朝市でテイクアウトして、城跡で食べるのもありだ。

■ 周辺情報 アクセス:函館市街から車で約30分 バス:函館バス利用可(本数少) 周辺食事:なし(函館市街での準備推奨) コンビニ:城跡近くにはなし
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モデルコース

Day Trip 函館朝市(8:00)→ 函館山(10:00)→ 館城跡(13:00〜14:00)→ 五稜郭(15:30)→ 函館駅(17:00)
1 Night 1日目:函館市街観光(元町・ベイエリア)→ 函館山夜景。2日目:早朝に館城跡(8:00〜9:30)→ 五稜郭(11:00)→ 函館朝市でランチ→ 帰路。城跡は朝が一番静かで空気が違う。
Travel Tips 無料・自由見学のため、いつ行っても入れる。 ただし草が伸びる夏は足元に注意。 春(4〜5月)か秋(10月)が歩きやすい。 トイレは近くにないので、函館市街で済ませてから向かうこと。

館城への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約7時間55分
水戸から 約8時間40分
前橋から 約8時間55分
高崎から 約8時間55分
名古屋から 約9時間2分
備考 バス

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