旭川駅を出て、すぐそこに広がる緑の帯。 都市のど真ん中に、こんな場所があったのか。 石狩川の流れを感じながら歩く約5万㎡のガーデンは、 観光地らしさがほとんどない。 ただ、季節の花と風と、川の匂いだけがある。 それが、ここの正直なすごさだ。
あさひかわ北彩都ガーデンのおすすめスポット
あさひかわ北彩都ガーデン|駅から徒歩3分、別の時間が流れている
旭川駅の南口を出て、歩いて3分もかからない。
そこにもう、花が咲いている。
春から秋にかけて、約700種類の草花が順番に顔を出す。
ラベンダー、バラ、コスモス。
北海道らしい植物たちが、川沿いに続いている。
驚いたのは、人の少なさだ。
観光バスは来ない。
売店もほとんどない。
ただ散歩している地元の人と、のんびり写真を撮る旅人がいるだけ。
ベンチに座って石狩川を眺めた。
対岸の山並みが、正直すぎるくらい綺麗だ。
何も頑張らなくていい場所、という感じ。
旭川に来てこんな時間が過ごせるとは思っていない。
入場料は無料。
開放時間は特に決まっておらず、夜も歩ける。
夕暮れ時に訪れると、川面が赤く染まって、それだけで十分だ。
石狩川沿いの遊歩道|朝の空気はここでしか吸えない
朝7時に宿を出て、ガーデンへ向かった。
観光客はゼロ。
ジョギングしている地元の人が数人いるだけ。
川沿いの遊歩道を歩くと、水の音がずっと聞こえる。
距離にして約1.5kmほどの散策ルート。
ゆっくり歩いても30分かからない。
足元の草に朝露が残っている。
北海道の夏の朝は、本州と全然違う。
気温は18度くらい。
半袖では少し肌寒かった。
途中、忠別川との合流地点に出る。
二つの川が交わる場所は、地図で見るよりずっとスケールが大きかった。
ここで写真を撮ったら、友人に「どこの海外?」と聞かれた。
旭川駅から歩いてきた場所なのに。
そういう景色が、日常の隣にある。
それがあさひかわ北彩都ガーデンの正体だ。
季節の花エリア|6月のラベンダーは、本当に咲いている
「旭川でラベンダーが見られるとは思わなかった」
それが正直な感想だ。
6月下旬に訪れると、ラベンダーが見頃を迎えている。
富良野ほどの圧倒的な量ではない。
でも、石狩川を背景に紫の花が揺れている光景は、
それはそれで十分に美しかった。
花のエリアは季節ごとに顔が変わる。
5月はチューリップ。
7〜8月はバラとひまわり。
9月にはコスモスが咲き始める。
いつ来ても、何かが咲いている設計になっている。
ただし、冬は雪に埋まる。
11月〜4月は花はない。
その代わり、雪景色の中の川は別の表情を見せてくれるらしい。
ガーデン内にはところどころ案内板がある。
花の名前と開花時期が書いてあって、知識ゼロでも楽しめた。
子供連れの家族も多く、みんなのんびりしている。
そのゆるさが、この場所の一番の魅力だ。
モデルコース
あさひかわ北彩都ガーデンへの行き方
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