のぼりべつクマ牧場の風景
北海道

のぼりべつクマ牧場

観光自然

ロープウェイを降りた瞬間、鼻をつく獣のにおいがした。 そして視界に飛び込んでくる、茶色い塊の群れ。 ヒグマだ。 ガラス越しでもなく、柵のずっと向こうでもなく、 わりと近い距離に、ふつうにいる。 のぼりべつクマ牧場は、そういう場所だ。

Best Season 6〜9月が快適。 紅葉が始まる10月初旬も山頂からの眺めが美しい。 冬季はロープウェイが運休になる場合があるので、公式サイトで事前確認を。

のぼりべつクマ牧場のおすすめスポット

01

のぼりべつクマ牧場|ヒグマが、こんなに近くにいる

入場してまず驚いたのは、スケールだ。

広い斜面に、40頭以上のヒグマがいる。

のんびり歩いているやつ、土を掘っているやつ、

なぜか仁王立ちで観客を見上げているやつ。

それぞれが勝手に生きている。

餌投げ体験が300円でできる。

クマせんべいを柵の外から投げると、

後ろ足で立ち上がって受け取ろうとする。

あの体格で、あの動き。

ちょっとだけ怖かった。

「第一牧場」は大型のヒグマが多く迫力満点。

「第二牧場」は比較的おとなしい個体が多い印象だ。

両方をじっくり見るだけで1時間は余裕で過ぎた。

施設内に「人間おり」という体験コーナーがある。

クマの視点で人間が見られる、という逆転の発想。

クマに見られている感覚が、妙にリアルだ。

■ のぼりべつクマ牧場 住所:北海道登別市登別温泉町224番地 料金:大人2,650円、子ども1,350円 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動あり) アクセス:登別ロープウェイ山頂駅から徒歩すぐ ロープウェイ:往復1,800円(別途)
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02

ユーカラの里|ひっそり残る、アイヌの記憶

クマ牧場の敷地内に、アイヌ文化の展示エリアがある。

「ユーカラの里」という名前がついている。

正直、最初は軽い気持ちで入った。

クマを見た後のオマケくらいの感覚で。

でも、実物大で再現されたアイヌの集落を見ていたら、

足が止まった。

木の皮を縫い合わせた衣服、

魚を保存するための道具、

儀式のための彫刻。

暮らしの全部が、そこにあった。

北海道を旅すると、アイヌという言葉はよく見聞きする。

でも、これだけ「生活の具体」が見えたのは初めてだ。

あわせて15分ほどの滞在だったが、

なんとなく、静かな気持ちになった。

クマと並んで、ここに来る理由が生まれた場所だ。

■ ユーカラの里(のぼりべつクマ牧場内) 場所:クマ牧場敷地内(入場料に含まれる) 見学時間の目安:15〜20分 ※展示内容は季節・時期により異なる場合あり
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03

山頂からの眺め|登別の地獄が、上から見える

ロープウェイの山頂駅を降りると、

すぐ右手に展望スペースがある。

眼下に広がるのは、登別温泉街。

そしてその奥に、地獄谷の茶色い荒地が見える。

硫黄のにおいがここまで届く日もある。

その日は風向きのせいか、うっすらと漂っている。

標高は約550メートル。

夏でも山頂は涼しく、半袖だと肌寒かった。

上着を一枚持っていくべきだ。

夕方近くに来ると、日が傾いて温泉街が金色に染まる。

登別の町がこんな顔をしていたとは知らない。

クマを見て、文化を知って、景色を眺める。

この山頂に、3つの体験が詰まっている。

ロープウェイに乗る価値は、十分あった。

■ のぼりべつロープウェイ 住所:北海道登別市登別温泉町204-1 料金:往復1,800円(大人)、往復900円(子ども) 運行時間:9:00〜16:30(季節により変動) 所要時間:約7分(片道) アクセス:登別温泉バスターミナルから徒歩約10分
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モデルコース

Day Trip 登別温泉着10:00 → ロープウェイ乗車 → クマ牧場・ユーカラの里見学(約2時間) → 山頂展望 → 下山後に地獄谷散策 → 15:00ごろ解散
1 Night 1日目:登別温泉チェックイン後に地獄谷と鬼山地獄を散策。夕食は温泉宿で海鮮。 2日目:午前中にロープウェイでクマ牧場へ。昼すぎに下山し、登別温泉街でランチ後に帰路。温泉は朝風呂も絶対に入ること。
Travel Tips ロープウェイは混雑すると待ち時間が30分以上になる。 開園直後の9時台か、14時以降が比較的空いている。 クマせんべいの餌やりは体験して損なし。 山頂は夏でも風が冷たいので、羽織れるものを必ず一枚持参すること。

のぼりべつクマ牧場への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約8時間40分
水戸から 約9時間25分
前橋から 約9時間40分
高崎から 約9時間40分
名古屋から 約9時間56分
備考 バス

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のぼりべつクマ牧場へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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