北海道

オダッシュ山

自然絶景

標高わずか848m。 それでも、頂上に立ったとき言葉を失った。 北海道・夕張山地の端っこにある小さな山、オダッシュ山。 有名じゃない。混まない。それがいい。 雪に埋まった登山道を一歩ずつ踏みしめていくと、 なぜかここにしかない静けさがある。

Best Season 冬(12〜3月)の雪景色が別格。 晴れた日の山頂からの眺めは圧巻。 秋(10月)の紅葉×初雪の時期も見逃せない。

オダッシュ山のおすすめスポット

01

オダッシュ山登山口|静寂の入口、ここから別世界が始まる

登山口に着いたのは朝8時ごろだ。

駐車スペースは数台分しかない。

ほかに車はゼロ。

その時点で、今日は貸し切りだと確信した。

冬は雪で登山道の境界が消える。

トレースがあれば助かる。なければ自分でつける。

その日は前日に誰かが歩いた跡が残っている。

薄くて頼りないが、ないよりずっとマシだ。

スノーシューを履いて踏み出した瞬間、

あのギュッという雪の音が響く。

この音を聞くたびに、冬山に来たと実感する。

針葉樹の間を抜けていく最初の30分は急登だ。

汗が出る。息が上がる。

でも振り返ると、木々の隙間から白い平野が広がっている。

その景色で、足が止まる。

夏道と冬道はルートが少し違う。

事前に地図とGPSは必須。

これは絶対に省かないほうがいい。

■ オダッシュ山登山口 住所:北海道夕張郡由仁町・栗山町境界付近 料金:無料 駐車場:数台分(未舗装) アクセス:栗山町中心部より車で約30分 ※冬期は4WD推奨。スタッドレス必須
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02

オダッシュ山山頂|848m、それ以上の景色がそこにあった

登り始めから約2時間30分。

山頂が見える。

正直、「あそこか」と拍子抜けした。

こぢんまりしている。

でも一歩踏み出して、振り向いた。

夕張の山々が連なっている。

シューパロ湖が白く光っている。

晴れていれば、遠く日高の稜線まで見えると聞いている。

その日は確かに見える。

風が強かった。体感マイナス15度はあった。

でも動けない。

その場所に釘付けになった。

こういう景色は写真に収まらない。

スマホを構えたが、なんか違う。

しばらくカメラを下ろして、ただ見ている。

山頂の標識は小さくて素朴だ。

誰かが手作りしたような雰囲気がある。

その飾らなさが、この山にちょうど合っている。

滞在したのは20分ほど。

体が冷えてきたので下山を始めた。

下りは1時間45分で登山口まで戻れた。

■ オダッシュ山 山頂 標高:848m 登山所要時間:登り約2時間30分・下り約1時間45分(冬期スノーシュー使用時) 難易度:中級(冬期は上級に近い) ※ 冬期はスノーシューまたはワカン必須。防寒着・非常食・GPS必携
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03

栗山町市街|下山後の温かさが、また格別だ

下山して登山口に戻ったのは13時過ぎ。

体はくたくただ。

でも妙に清々しかった。

栗山町の中心部まで車で戻る。

30分ほどで着く。

町に入ると、急に人の気配がある。

コンビニの明かりがやたら温かく見える。

昼ご飯は遅めに、地元の定食屋へ。

日替わり定食が800円。

豚汁の量が多くて、それだけで満足した。

栗山町は静かな農業の町だ。

観光地然としていない。

そこが気に入った。

帰りは夕方の空が赤く染まる時間帯だ。

平野の向こうにオダッシュ山のシルエットが見える。

さっきあそこにいたのかと思ったら、

なんとも言えない気持ちになった。

次は秋に来よう。

紅葉の時期も絶対にいいはずだ。

■ 栗山町市街 住所:北海道夕張郡栗山町 アクセス:オダッシュ山登山口より車で約30分 食事:町内に定食屋・ラーメン店あり(営業時間は各店舗に要確認) 温泉:「くりやま温泉ハウスヤルビ」(大人500円、10:00〜21:00、月曜定休)
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モデルコース

Day Trip 8:00 登山口発 → 10:30 山頂(20分滞在) → 12:15 下山 → 13:30 栗山町で昼食 → 15:00 温泉 → 17:00 帰路
1 Night 【1日目】8:00 登山口発 → 山頂 → 下山 → 栗山町で夕食・宿泊 【2日目】午前:栗山町周辺をドライブ。由仁町のカフェや農産物直売所へ立ち寄りながらゆっくり帰路へ
Travel Tips 冬のオダッシュ山はトレースが消えることがある。 GPSアプリ(YAMAPなど)は必ずダウンロードしてから出発を。 スノーシューのレンタルは栗山町内にはないので、札幌で借りてくるか持参が基本。 駐車場は早朝から埋まることはほぼないが、林道の路面状況は前日に確認しておくと安心。

オダッシュ山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約9時間35分
水戸から 約10時間20分
前橋から 約10時間35分
高崎から 約10時間35分
甲府から 約11時間5分
備考 バス

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オダッシュ山へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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