オロフレ山の風景
北海道

オロフレ山

自然絶景

稜線に出た瞬間、風が来た。 冷たくて、鋭くて、思わず立ち止まった。 標高1,322m。洞爺湖と太平洋が、両側に広がっている。 「こんな景色、北海道にあったのか」。 オロフレ山は、派手に宣伝されていない山だ。 だからこそ、たどり着いたときの感動が深い。

Best Season 冬(12〜3月)は雪景色と絶景が両立する特別なシーズン。 快晴の日は洞爺湖と太平洋が同時に見渡せる。 夏(7〜9月)は高山植物が咲き、別の顔を見せてくれる。

オロフレ山のおすすめスポット

01

オロフレ山 登山道|雪をかき分けて、稜線へ

冬のオロフレ山は、別の顔を持っている。

登山口から樹林帯に入ると、静かだ。

足音だけが聞こえる。

雪はしまっていて、歩きやすい日もある。

ただ、稜線に近づくほど風が強くなった。

ウィンドブレーカーじゃ足りない。

防風・防水のアウターは必須だと実感した。

登り始めて約1時間20分。

突然、視界が開けた。

左に洞爺湖。右に太平洋。

雪原の向こうに、それぞれ広がっている。

言葉が出ない。

写真を撮ることも忘れて、しばらく立っている。

頂上付近は風が強く、気温は体感でマイナス10度以下。

装備を整えていないと、本当に危ない。

それでも、あの景色はもう一度見たいと思っている。

■ オロフレ山 住所:北海道虻田郡壮瞥町オロフレ峠付近 登山口:オロフレ峠(国道453号沿い) 標高:1,322m 登山口からの所要時間:往復約3〜4時間 入山料:なし 冬季は路面凍結・積雪あり。4WD・スタッドレス必須
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02

オロフレ峠|車を降りた瞬間から、別世界

登山口になるオロフレ峠に着いたのは、朝8時過ぎだ。

駐車スペースは10台ほど。

冬の平日は、ほぼ貸し切りだ。

峠に立つだけでも、景色は十分すごい。

登らなくても、洞爺湖方面が見渡せる。

天気が良ければ、羊蹄山も見える。

ただ、峠の気温は想像以上に低かった。

駐車場に着いて車を降りた瞬間、頬が痛かった。

風も強い。

ここで引き返す判断も、正直ありだ。

峠のすぐ横には、旧展望台の跡がある。

今は使われていないが、構造物が残っている。

その横から登山道が始まる。

道標は少ないが、踏み跡をたどれば迷わない。

夏より冬のほうが、ルートは読みやすかった。

雪が目印になるから。

■ オロフレ峠 住所:北海道虻田郡壮瞥町〜登別市の境界付近(国道453号) 駐車場:無料・10台程度 冬季は道路凍結に注意。11月〜4月はスタッドレス必須 トイレ:なし(登別温泉か壮瞥町で済ませてから向かうこと)
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03

登別温泉|山の後は、硫黄の湯に沈む

下山して駐車場に戻ったのは、午後1時頃。

体はあたたかかったが、指先が痺れている。

そのまま車で20分。登別温泉に向かった。

地獄谷の横を通ったとき、湯気が上がっている。

硫黄のにおいがした。

山の緊張が、一気にほどけた気がした。

温泉街にある日帰り入浴施設は、数か所ある。

「さぎり湯」は地元の銭湯感覚で使える。

料金は450円。

シャンプーや石けんは持参か、自販機で購入。

体の芯まで温まった。

登別温泉の湯は強酸性。

肌がひりひりするほど効いた。

山で冷えた体に、これ以上合う温泉はない。

オロフレ山とセットで組むのが、正解だと確信している。

■ さぎり湯(登別温泉 日帰り入浴) 住所:北海道登別市登別温泉町49 TEL:0143-84-2043 料金:大人450円 営業時間:8:00〜22:00(最終受付21:45) 定休日:第2・第4木曜日 シャンプー・石けん:販売あり(持参推奨)
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モデルコース

Day Trip 8:00 オロフレ峠着 → 8:15 登山開始 → 10:00 山頂 → 11:30 下山 → 12:30 登別温泉「さぎり湯」入浴 → 14:00 昼食・解散
1 Night 【1日目】午後にオロフレ峠へ。峠から景色を確認し登別温泉へ。温泉宿に宿泊(1泊2食1万5千円〜)。 【2日目】早朝7:30に登山開始。山頂で景色を堪能し午前中に下山。洞爺湖畔でランチ後に帰路。
Travel Tips 冬の登山は軽アイゼン(6〜10本爪)が必須。 チェーンスパイクでは歯が立たない日もある。 スタート時間は遅くとも8時台がいい。 午後から風が強くなることが多い。 水と行動食は必ず持参。山頂に売店はない。

オロフレ山への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約8時間44分
水戸から 約9時間29分
前橋から 約9時間44分
高崎から 約9時間44分
名古屋から 約9時間59分
備考 バス

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オロフレ山へは札幌から日帰りがおすすめ

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