富良野に着いた朝、空が広すぎて立ち止まった。 ファーム富田は、ラベンダーの紫だけじゃない。 青、白、黄色、赤。 畑全体が塗り替えられていくような感覚がある。 7月の朝9時、開園直後が一番いい。 人が少なくて、香りがまだ空気に残っている。
ファーム富田のおすすめスポット
ファーム富田 彩りの畑|紫だけじゃない、色の洪水に立ち尽くす
「ラベンダー畑」と思って来ると、驚く。
そこにあるのは、色の段々畑だ。
ポピー、サルビア、コスモス、ラベンダー。
7種類以上の花が横一列に並んでいる。
写真で見るより、実物の方がずっと派手だ。
斜面になっているから、見下ろすと全部が一気に目に入る。
その瞬間、声が出た。
カメラを構えるより先に、ただ見ている。
入場料は無料。
それが信じられないくらいのスケールがある。
畑の広さは約15ヘクタール。
東京ドームで言えば3個分ちょっと。
とにかく広い。
歩き慣れた靴で来た方がいい。
スニーカーを選んで正解だ。
午前中の光がやわらかくて、花の色がきれいに出る。
午後は人が増えて、日差しも強くなる。
朝イチで来て、2〜3時間かけてゆっくり歩くのがいい。
ラベンダーイースト|バスに乗って、本物の海原へ
メインの畑から少し離れた場所に、もう一つの畑がある。
ラベンダーイーストという。
農場バスで向かう。片道10分くらい。
着いた瞬間、規模が違うとわかった。
ここだけで約7ヘクタール。
一面がラベンダーだけで埋め尽くされている。
「海」という言葉が自然に出てきた。
風が吹くたびに、紫の波が動く。
香りも濃い。
メインの畑より、ずっと濃い。
農場バスは1回300円。
往復で600円かかる。
でも行かないともったいない。
ここまで来て、ラベンダーイーストを飛ばすのは後悔する。
満開は例年7月上旬〜中旬。
時期を外すと茶色くなった畑を見ることになる。
公式サイトで開花情報を確認してから日程を決めた方がいい。
混雑は覚悟の上で、それでも行く価値がある場所だ。
花人の舎・ラベンダーソフト|ここでしか出会えない味がある
畑を歩いた後、体が冷たいものを求めている。
売店に並ぶラベンダーソフトクリームは400円。
色は淡い紫。
口に入れると、花の香りがふわっとくる。
甘さより、香りが先に来る感じ。
食べたことのない味だ。
隣の「花人の舎」では、ラベンダー入りのお菓子や化粧品が並んでいる。
ラベンダーのポプリ、ハンドクリーム、乾燥ラベンダー。
お土産選びに30分使った。
ラベンダーバームは1,200円で、使い切りそうなサイズ感がちょうどいい。
飲食スペースもある。
ランチは富良野産の野菜を使ったメニューが中心。
11時30分頃には席が埋まり始める。
混む前に先に食べておくか、14時以降を狙うのが正解だ。
ここで過ごす時間が、旅の中で一番のんびりできた時間だ。
急がなくていい。
それだけで十分な場所がある。
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