北海道

メルヘン交差点

観光自然

霧が出ている。 朝6時の開陽台からメルヘン交差点へ向かう道、視界が30mくらいしかない。 それでも走った。 北海道の道東には、こういう「何もない」が詰まった場所がある。 メルヘン交差点は、その象徴だ。

Best Season 6〜9月が動きやすい。 特に7〜8月は牧草が青々として景色が映える。 冬は道路が凍結するが、雪景色のメルヘン交差点を目当てに来る人も多い。

メルヘン交差点のおすすめスポット

01

メルヘン交差点|丘の上で、道が十字に交わる瞬間

標高は約540m。

中標津町の中心部から車で約15分走ると、突然視界が開ける。

丘の上に交差点がある。

それだけのことなのに、なぜか足が止まる。

信号もガードレールもない。

格子状の農道が、どこまでも続いていく。

まっすぐ、まっすぐ、地平線まで。

「メルヘン」という名前、最初は少し笑えた。

でも実際に立ってみると、その名前がしっくりくる。

どこかファンタジーの挿絵みたいな景色だから。

ここは駐車スペースが数台分しかない。

早朝に来たとき、先客が1組いただけだ。

7時前後が狙い目だ。

朝霧が晴れかけた瞬間、光が道の上にぶわっと広がった。

その10秒くらいのために、また来てもいい。

■ メルヘン交差点 住所:北海道標津郡中標津町俵橋付近 料金:無料 駐車場:あり(無料・数台分) 営業時間:なし(終日開放) アクセス:中標津空港から車で約15分
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02

開陽台|地球が丸く見える、とはこういうことか

メルヘン交差点とセットで語られることが多い開陽台。

距離で言えば約10km、車で15分ほど。

展望台に上がると、360度の農村風景が広がる。

ここで初めて「地球が丸く見える」という表現の意味がわかった。

地平線がほんのわずかに弧を描いている。

そう見えるのか、そう思いたいのか、もうどちらでもよかった。

売店でソフトクリームを買った。

350円。

北海道らしいミルクの濃さで、寒いのに食べ切った。

夕方に来ると、農道に長い影が伸びる。

牧草ロールが点々と並んで、光を受けてオレンジに染まる。

その時間帯を狙って、もう一度足を運んだ。

後悔はない。

■ 開陽台 住所:北海道標津郡中標津町養老牛518-1 料金:無料 駐車場:あり(無料) 営業時間:展望台は終日開放、売店は9:00〜17:00ごろ(季節により変動) アクセス:中標津空港から車で約20分
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03

養老牛温泉|道東の奥地に、ひっそり湯がある

開陽台からさらに奥へ車で約10分。

養老牛温泉という集落がある。

旅館が数軒あるだけの、本当に小さな温泉地。

ここの湯は単純硫黄泉で、ほんのり硫黄の匂いがする。

ぬるっとした肌触りで、入った後にじわじわ温まる。

宿泊は1泊2食付きで1万5000円前後が相場。

夕食の席で宿の人に「この辺り、冬はどうなるんですか」と聞いた。

「マイナス20度になる日もある」と笑いながら教えてくれた。

笑い方が柔らかくて、道東の人らしかった。

翌朝、露天風呂から見上げた空が澄んでいた。

鳥の声しかしない。

メルヘン交差点の格子状の道を思い出した。

ここまで来てよかったと、静かに思った。

■ 養老牛温泉(例:湯宿だいいち) 住所:北海道標津郡中標津町養老牛518 料金:日帰り入浴1,000円〜、宿泊1泊2食15,000円前後〜 営業時間:日帰り入浴13:00〜17:00(要確認) アクセス:中標津空港から車で約30分 TEL:0153-78-2131(要予約)
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モデルコース

Day Trip 中標津空港着→開陽台(午前)→メルヘン交差点(昼過ぎ)→周辺の農道をドライブ→夕方に再びメルヘン交差点→空港へ戻る
1 Night 1日目:中標津空港着→開陽台→メルヘン交差点→養老牛温泉に宿泊。2日目:早朝にメルヘン交差点へ再訪(朝霧狙い)→開陽台で朝の景色→中標津市街で昼食→空港へ
Travel Tips レンタカー必須。 公共交通機関ではほぼアクセス不可。 早朝か夕方、どちらかは狙いたい。 霧の日も雰囲気があって悪くない。 ガソリンは中標津市街で入れておくこと。 道中にスタンドはほぼない。

メルヘン交差点への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約9時間25分
水戸から 約10時間10分
前橋から 約10時間25分
高崎から 約10時間25分
名古屋から 約10時間35分
備考 バス

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メルヘン交差点へは札幌から日帰りがおすすめ

近隣の温泉地や市街地に宿が集まる。


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