北海道

余市蒸溜所

観光自然

札幌から電車で1時間ちょっと。 余市という小さな町に、世界が認めたウイスキーの聖地がある。 煉瓦造りの蒸溜所に足を踏み入れた瞬間、空気が変わった。 ピートの香りと、潮風と、時間が止まったような静けさ。 ここに来るまで、ウイスキーにそこまで詳しくない。 でも、関係ない。

Best Season 5〜10月が快適。 夏は青空と煉瓦の赤のコントラストが美しい。 秋は紅葉と果樹収穫の時期が重なり、直売所が賑わう。 冬は雪景色の蒸溜所も趣があるが、防寒必須。

余市蒸溜所のおすすめスポット

01

余市蒸溜所|煉瓦と石炭の煙が、100年前の空気を運んでくる

無料で入れる、というのが最初の驚きだ。

広大な敷地に、赤煉瓦の建物が並んでいる。

蒸溜棟に入ると、銅製のポットスチルが目の前に現れる。

思ったより、ずっと大きい。

石炭直火蒸溜という製法は、今やここだけが続けている。

世界でもほぼ唯一らしい。

その理由を、スタッフに聞いたら熱く語ってくれた。

「手間もコストも全然合わない。でもやめない」と。

蒸溜棟の中には独特の甘い香りが漂っている。

熱と音と匂いが混ざり合って、五感が忙しくなる。

見学コースは自由散策スタイル。

所要時間は1〜2時間が目安。

急がずゆっくり、が正解だ。

■ 余市蒸溜所 住所:北海道余市郡余市町黒川町7-6 入場料:無料(有料テイスティングあり) 営業時間:9:00〜17:00(最終入場16:30) 定休日:年末年始 アクセス:JR余市駅から徒歩3分
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02

ウイスキー博物館|一杯のグラスの向こうに、90年の歴史があった

敷地内にあるウイスキー博物館は、思ったより読み応えがあった。

創業者・竹鶴政孝がスコットランドで学んだ話。

リタ夫人との出会い。

北海道を選んだ理由。

NHKのドラマ「マッサン」を見ていなくても、十分に引き込まれる。

展示の密度がちょうどいい。

説明が長すぎず、短すぎず。

博物館の出口近くには有料テイスティングコーナーがある。

500円〜2,000円台で数種類のウイスキーを飲み比べできる。

シングルモルト余市を、ここで初めてストレートで飲んだ。

スモーキーで、でも甘くて、後味が長く残る。

これがウイスキーか。

大げさじゃなく、そう思った瞬間だ。

■ ウイスキー博物館 住所:余市蒸溜所敷地内 入場料:無料 有料テイスティング:500円〜(種類により異なる) 営業時間:9:15〜16:45 ※試飲は20歳以上・車の運転者は不可
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03

余市の町歩き|蒸溜所の外にも、ちゃんと余市があった

蒸溜所だけで帰るのは、もったいない。

余市駅から海方向に歩くと、果樹園や直売所が点在している。

余市はりんごとさくらんぼの産地でもある。

駅前の「柿崎商店」は地元の漁師町感が強い食堂兼鮮魚店。

2階の食堂で食べたうに丼が、2,500円で信じられないくらいうまかった。

観光地価格じゃない、というのが伝わってくる。

海岸沿いまで出ると、積丹半島の方向に視界が開ける。

晴れた日は水平線が青く鮮やかに見える。

風が強くて、潮の匂いがする。

ニッカの創業者がここを選んだのは、

スコットランドの気候に似ていたからだと知った。

確かに、そうだ景色だ。

■ 柿崎商店(海鮮工房) 住所:北海道余市郡余市町黒川町1-47 営業時間:10:00〜17:00(食堂は11:00〜) 定休日:不定休(要確認) ■ 余市駅 JR函館本線・小樽から約30分・440円 札幌から約1時間・1,070円
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モデルコース

Day Trip 札幌9:00発→小樽乗換→余市10:10着→蒸溜所見学・テイスティング→柿崎商店で昼食→海岸散歩→15:00余市発→札幌16:30着
1 Night 1日目:札幌発→余市蒸溜所じっくり見学→柿崎商店で夕食→余市または小樽に宿泊。2日目:小樽運河・堺町通り散策→昼食→札幌へ。余市と小樽をセットにすると密度が高くなる。
Travel Tips テイスティングは午前中がおすすめ。 午後になると団体客が増えて混雑する。 蒸溜所内は広いので歩きやすい靴を。 冬は雪が積もるので足元注意。 余市駅コインロッカーは数が少ない。荷物は小樽に預けてから来ると身軽。

余市蒸溜所への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約9時間24分
水戸から 約10時間9分
前橋から 約10時間24分
高崎から 約10時間24分
名古屋から 約10時間31分
備考 バス

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