札幌の街なかに、こんな森があったのか。 地下鉄を降りて歩くこと約10分。 ビルの隙間が消えて、いきなり木々に包まれる。 北海道神宮は「神社」というより「森」だ。 参道に足を踏み入れた瞬間、空気が変わる。 それが最初の驚きだ。
北海道神宮のおすすめスポット
北海道神宮 参道|街の喧騒が、ここで消える
円山公園の駅から歩いてくると、参道の入口に気づかず通り過ぎそうになる。
看板より先に、木の匂いが来る。
参道はまっすぐ長く、両脇にエゾマツとカシワが並ぶ。
樹齢100年を超えるものもあると聞いた。
幹が太くて、見上げると空が小さい。
早朝7時頃に歩いた。
人がほとんどいなくて、砂利を踏む音だけが響いた。
その静けさが妙に心地よかった。
観光客がぽつぽつ現れるのは9時を過ぎてから。
朝イチに来ることを強くすすめたい。
参道の途中に屋台が並ぶスペースがある。
桜の季節(4月下旬〜5月上旬)には花見客で埋まるらしい。
その時期だけは別の顔になるんだろうな。
北海道神宮 本殿|明治の空気が、まだここにある
本殿に近づくにつれて、木立が深くなる。
空気がひんやりして、夏でも涼しい。
明治2年に創建された神宮だ。
北海道の開拓を祈願して建てられたという歴史がある。
それを知ってから眺めると、建物の重さが違って見える。
本殿前の広場は広く、正面から見ると奥行きがある。
拝殿に向かって手を合わせた。
何を願ったかは忘れたけど、しばらく動けない。
境内には第二鳥居、第三鳥居と続く。
全部歩くと片道15分はかかる。
靴は歩きやすいものがいい。
御朱印は拝殿右手の社務所でもらえる。
300円。
待ち時間は10〜20分ほど。
混む前の午前中が狙い目だ。
円山公園|神宮の続きに、もう一つの森がある
北海道神宮を出ると、隣接して円山公園がある。
正直、神宮だけで満足していたが、入ってみてよかった。
公園内に小川が流れていて、ベンチが点在する。
地元の人がジョギングしたり、犬の散歩をしたり。
観光地というより、日常の延長のような空気だ。
円山という小山があって、頂上まで登れる。
標高225メートル。
片道30〜40分ほど。
岩場もあって、思ったより本格的だ。
頂上からは札幌の街が広がる。
ビルがこんなに小さく見えるんだと少し笑えた。
公園内の茶屋でソフトクリームを食べた。
350円。
歩いた後の甘さが、ちょうどよかった。
春の桜と秋の紅葉の季節は、神宮と公園をセットで歩くと色が変わるたびに景色が違う。
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北海道神宮への行き方
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