北湯沢温泉の北湯沢温泉
北海道

北湯沢温泉

温泉自然街歩き
絶景温泉雪景色自然と過ごす街歩きひとり旅向けカップル向け友達と

札幌から車で約90分。 国道を外れて細い道を進むと、急に湯気が見えてくる。 北湯沢温泉は、そういう場所だ。 看板も少ない。 派手な施設もない。 あるのは、深い森と、地面から湧き出る熱い湯だけ。 冬に来ると、その静けさがさらに際立つ。 雪に包まれた山の中で、体の芯まで温まる時間がある。

白銀に覆われた林が静寂に包まれ、踏みしめる雪の音だけが響く。ほのかに硫黄が香る単純硫黄泉に浸かれば、北海道の厳冬さえ心地よいものになる。長流川沿いの湯宿で体の芯まで温まる時間は、胆振の山懐に抱かれた北湯沢ならではだ。北湯沢温泉森林公園では白樺林の散策路が季節ごとに表情を変え、冬は樹氷と温泉の蒸気が幻想的な景観をつくる。月形軽種馬育成牧場では、白い息を吐いて走る雄大な馬たちの姿を間近に見られる。拠点は札幌駅で、バスも利用できるがレンタカーでの移動が便利だ。

Best Season
冬(12月〜2月)が一番好きだ。 雪と湯けむりの対比が、ここの本質を見せてくれる。 夏は登山目当ての人も来るが、静けさを求めるなら断然、冬がいい。
Stay
・2泊以上

北湯沢温泉のおすすめスポット

01
北湯沢温泉の北湯沢温泉郷|雪の中に、湯けむりだけが立つ

北湯沢温泉郷|雪の中に、湯けむりだけが立つ

到着したのは1月の夕方、気温はマイナス10度だ。

車を降りた瞬間、顔が痛い。

なのに、温泉の湯気だけがもわもわと空に溶けていく。

その対比が、妙にうつくしかった。

北湯沢温泉は伊達市の山間部にある。

泉質は硫黄泉と炭酸水素塩泉が混在していて、源泉温度は60度前後。

肌に触れると、ぬるっとした感触がある。

いわゆる「美人の湯」と呼ばれる種類の湯だ。

露天風呂に入ったのは夜の9時ごろ。

空は真っ黒で、星がうるさいくらい出ている。

湯船の縁に雪が積もっていて、指でつつくと崩れた。

ほかに誰もいない。

こういう時間のために、ここまで来たんだ。

日帰り入浴も受け付けている施設がある。

料金は施設によって異なるが、500〜800円が目安。

午後2時から4時ごろが比較的空いている。

■ 北湯沢温泉郷 住所:北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町 日帰り入浴:500〜800円(施設による) 営業時間:施設によって異なる(要確認) アクセス:札幌から車で約90分、道央自動車道・大滝ICより約10分
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02

ホロホロ山・徳舜瞥山|登らなくても、見るだけで十分だ

温泉街の奥に、山がある。

ホロホロ山(標高1322m)と徳舜瞥山(標高1309m)だ。

夏は登山客が来るらしいが、冬は別の顔を見せる。

宿の窓から眺めた朝の山は、完全に白かった。

てっぺんまで雪に覆われていて、空との境がぼんやりしている。

コーヒーを飲みながら、20分くらいずっと見ている。

何もしていないのに、満足している。

冬のハイキングをやっている人もいた。

スノーシューを履いて、林道を歩くスタイル。

案内してくれるガイドツアーがあるらしく、1人5000円前後。

聞いただけで、今回は参加しない。

でも、やっておけばよかったと少し後悔している。

朝8時ごろの空気は特別だ。

雪の匂いと、どこかから漂ってくる硫黄の匂いが混ざる。

その匂いを吸い込むだけで、日常から切り離される感じがした。

それだけでも、来た意味がある。

■ ホロホロ山・徳舜瞥山エリア 住所:北海道伊達市大滝区 スノーシューガイドツアー:約5,000円〜(要事前予約) 冬期は積雪多数。防寒装備必須 問い合わせ:大滝観光協会(0142-68-6211)
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03

北湯沢の食卓|山の宿の夕食は、余計なものがない

泊まった宿の夕食は、午後6時半から。

テーブルに並んだのは、地元の野菜の煮物、川魚の塩焼き、豚の味噌鍋。

品数は多くないが、どれもきちんとしている。

特に印象に残ったのが、豚肉だ。

伊達市は豚の産地として知られていて、その脂身が甘い。

味噌ベースのスープに沈んでいたが、最後の一口まで飽きない。

朝食は7時半から。

ご飯と味噌汁と、焼き魚と漬物。

それだけでいい、と思えた。

前日に露天風呂で体を絞り出した後の朝ごはんは、何でもおいしい。

近くに食堂はほとんどない。

道の駅「フォーレスト276大滝」まで車で約5分。

そこで売っている「きのこ汁」(300円)が地味においしかった。

具だくさんで、体が温まる。

日帰りで来る人は、ここで昼食を済ませてから温泉へ向かうのが現実的だ。

■ 道の駅 フォーレスト276大滝 住所:北海道伊達市大滝区三階滝町4 TEL:0142-68-6040 営業時間:9:00〜17:00(季節により変動) きのこ汁:300円 定休日:不定休(冬期は要確認)
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モデルコース

Day Trip 10:00 札幌出発 → 12:00 道の駅で昼食(きのこ汁) → 13:00 北湯沢温泉で日帰り入浴 → 15:00 周辺散策・雪景色を楽しむ → 16:00 帰路
1 Night 1日目:13:00 北湯沢着 → 周辺散策 → 夕食・夜の露天風呂(星空) → 就寝。2日目:朝食 → 朝風呂 → スノーシューハイク体験(要予約)→ 道の駅で土産 → 帰路
Travel Tips 冬は路面凍結が当たり前。 スタッドレスタイヤは必須で、4WDがあると安心。 チェックインは早めに。 日没が16時前後なので、明るいうちに散策を終わらせておくといい。 携帯の電波は場所によって弱い。 オフライン地図を事前にダウンロードしておくと助かる。

北湯沢温泉への行き方

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