北海道

姥神大神宮

観光自然

北海道最古の神社、と聞いても正直ピンとこない。 でも、江差の坂道を上って鳥居をくぐった瞬間、空気が変わった。 潮の匂いと、杉の葉の匂いが混ざる。 観光地っぽさがまったくない。 ここは、ずっと前から、ここにある場所だ。

Best Season 祭りに合わせるなら8月一択。 それ以外なら、新緑の5月か、空気が澄む10月がいい。 冬の参拝は雪と静けさで別格の雰囲気になる。

姥神大神宮のおすすめスポット

01

姥神大神宮|坂の上に、400年前から続く静けさがある

創建は1447年。

北海道最古の神社と言われている。

江差の中心部から歩いて10分ほど。

急な石段を上がると、境内がひらける。

正直、派手さはない。

でかい建物も、観光向けの売店もない。

あるのは、古い木々と、よく手入れされた社殿だけ。

それがいい。

平日の午前中に訪れたら、参拝者は3人だけだ。

静かすぎて、自分の足音が気になるほど。

拝殿の前に立つと、なんとなく背筋が伸びた。

理由はうまく説明できない。

ただ、そういう場所だ。

境内から見おろすと、江差の街と日本海が見える。

この景色を、何百年もの人が同じ場所から見てきたんだと、妙に胸に来た。

■ 姥神大神宮 住所:北海道檜山郡江差町姥神町99 料金:参拝無料 営業時間:参拝自由(社務所は要確認) アクセス:江差バスターミナルから徒歩約10分
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02

姥神大神宮渡御祭|毎年8月、街全体が祭りになる

8月9日〜11日の3日間、渡御祭が行われる。

13台の山車が街を練り歩く、北海道最古の祭りだ。

実際に祭りの時期に来てみた。

前日から街の雰囲気が違う。

路地に山車が飾られ、鳴り物の音が遠くから聞こえてくる。

当日は朝9時頃から山車が動きはじめる。

江差の細い坂道を、大きな山車が通る。

正直、あんな狭い道をよく通れるな。

山車を引くのは地元の人たちだけ。

よそ者の観光客は見るだけ。

でもそれが清々しかった。

ここは地域の祭りで、観光イベントじゃない。

そのくっきりした線引きが、かえって祭りの本気度を感じさせた。

見物場所を確保したいなら、11時前には現地に着いていたほうがいい。

■ 姥神大神宮渡御祭 開催日:毎年8月9日〜11日 料金:見学無料 開始時間:午前9時頃〜(年により変動あり) 注意:駐車場は周辺の臨時駐車場を利用
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03

江差の街並み|神社の帰り道に、もう一つの時間が待っている

姥神大神宮から坂を下りると、江差の古い街並みが続く。

かつてニシン漁で栄えた港町の面影が、そこかしこに残っている。

「いにしえ街道」と呼ばれるエリアは、徒歩で15分ほど歩ける距離。

古い商家や蔵が並ぶ通りで、観光地化されすぎていない。

昼どきは「浜乃家」でニシンそばを食べた。

800円。

甘辛く炊かれたニシンが乗った、シンプルなそば。

これが、妙においしかった。

江差は函館から車で約2時間。

決して近くはない。

でも、神社と祭りと街並みと飯、全部まとめて体験すると、来た意味が体に入ってくる。

日帰りより、1泊した方が絶対いい。

夕方の海と、翌朝の神社の空気は、昼間とまったく違う顔をしている。

■ いにしえ街道(江差町中心部) 住所:北海道檜山郡江差町中歌町周辺 料金:散策無料(施設により異なる) 営業時間:施設により異なる アクセス:姥神大神宮から徒歩約5分
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モデルコース

Day Trip 函館を朝7時出発 → 江差着10時 → 姥神大神宮参拝 → いにしえ街道散策・昼食 → 14時出発・函館着16時半
1 Night 函館を昼出発 → 江差着15時 → 姥神大神宮参拝(夕方の空気は格別)→ 江差泊 → 翌朝8時に再び神社へ → いにしえ街道・昼食後帰路
Travel Tips 函館からのアクセスは国道227号が基本ルート。 カーブが多いので2時間は見ておきたい。 江差のコンビニは少ない。 食事処は昼しか開いていない店が多いので、12〜13時の間に食べるのがベター。 8月の祭り期間は宿が早期に埋まる。

姥神大神宮への行き方

ICカード利用可
Access Time
東京から 約7時間53分
水戸から 約8時間38分
前橋から 約8時間53分
高崎から 約8時間53分
名古屋から 約8時間57分
備考 バス

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